GONねえさんの部屋

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~長男の場合(陣痛編)




~ 自宅出産(長男の場合/陣痛編) ~



これが陣痛というもの…?


8年前の真冬。
夜の11時半、腰のあたりに、
定期的な鈍痛が来はじめたとき、そう感じた。


とうとう始まる…。


夫婦2人での自宅出産を決めたときから、覚悟はしていたが、
この先どういう風にお産が進んでいくのかは未知の世界だ。
(ブルブル)

すぐに痛みは10分間隔になった。

これが5分間隔くらいになったら、お風呂に入ろうと思い、
夫に頼んでお風呂を準備してもらった。

ついでに、人が生まれるのは満潮の時間が多いというので、
その時間も調べてもらった。
午前6時すぎということだった。


深夜3時をまわる頃になると、
痛みも本格的になり、けっこう辛くなってきた~~~

ずっとしゃがんだり、うずくまったりして、やりすごしていたが、
そろそろ我慢できなくなってきたので、
思いきってお風呂に入ることにした。

そこで初めて自分の指で触診してみたが、
まだまだ赤ちゃんの頭は下りてきていない様子。


こりゃ~、思ったよりも長くなりそう…(T_T)


夫は常に「何かできることはないか」と心配してくれたが、
この時、私は自分の体のことで精一杯で、
夫のことまで気を回す余裕なんて全然なかった。

好意はありがたかったが、
「何かあったら、呼ぶから…」
と、寝室で待っててもらうことにした。

いわゆる「立ち会い出産」というのは、
お産のプロが介助してくれなければ、とうてい無理なのかもしれない… と実感。

いつ生まれるのか分からないのに、ずっとそばにいてもらうのも気の毒だ。
(っていうか、その時はハッキリ「邪魔」だと感じていたかも(笑))

とにかく私の場合、1人になってお産に集中したかった。

(続く)






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