GONねえさんの部屋

男と女の中間で（その１）

平成16年３月３日（水）

こんにちは。
水曜担当の「ＧＯＮねえさん」です。

とうとう３月に入りましたね～。

私は、今年度、保育園と小学校でダブル役員だったので、
この３月を乗り切れば、ひとまずホッとできそうです。

さて先週、空手のことを書いていたら、過去の思い出が
いろいろ蘇ってまいりました（笑）。

今日は、大学４年間のすべてを捧げた（←うそ）
空手道部の思い出の一端を、お話させてくださいね。

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　　　　　　　男と女の中間で…　　　（その１）

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大学に合格したときは、
～～これで好きなだけバンド活動ができる♪～～
と、すごく嬉しかった覚えがある。

お祝いにもらったお金で、早速、新しいギターを買ったりして…。

それがどうして、空手道部なんぞに入ったのか――我ながら不思議である。

ひとつには、入ろうと思っていたサークルの新歓コンサートを見て、
軽い幻滅を覚えたせいもある。

しかし、最大の理由は、他にあった。
入学したのはよかったが、巨大なキャンパスの人混みに圧倒され、
（４月は、キャンパス人口が一番多い時期♪）
私は、自分の存在がすごく小さく思えてならなかった。
そして同時に、ほとんど窒息しそうなほどの、息苦しさを感じていた。

だから、ちょっと変わったこと（当時、空手をする女性はめずらしかったし）
をやることで、自分のアイデンティティーを
復活させたかったのかもしれない。

今から思えば、若気の至りとはいえ、かなり幼稚で浅はかな考え方ではある…。
（自意識過剰とも言う。(T_T)）

稽古は毎日２時間。
特に下半身を鍛え、柔らかくするための基礎稽古が重視されていた。
（これがまたキツイの何のって…）

年に数回の合宿（４泊くらい）があり、
大学構内の合宿所に泊まり込んで、授業を受けながら、朝と夜に稽古。

そうした厳しさに音を上げて、数人いた女子部員は次々と辞めていった。
そして、とうとうマネージャーの他には、女は私だけ、
という状態になってしまった。
（逆ハーレムよ～～。←やけっぱち）

私の場合、体力がそこそこあった。
そして何より、部の雰囲気・居心地がよかったので、
なんとか続けることができたのだと思う。

あとは「女の意地」（？）だろうか。

主将は「正直、３ヶ月もたないと思っていた」と言っていたが、
そんな見方への反発もあった。

しかし、稽古を続ければ続けるほど、要求は高くなる。

後輩が入部してくれば（全部男だし…）、先輩として
恥ずかしい稽古はできない、というプレッシャーも加わった。

当時は、はっきりとは気づいていなかったが、

●女だからといって、ナメられたくない。

●もっと、女として見てほしい。

という相反する気持ちが、自分の中で常に火花を散らしていたようだ。

そんな精神状態が限界点を越えたのは、３年目の冬。

東京から最高師範を招いた、大事な合宿の最中だった。

　　　　　　～　続く　～

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●あとがき

独白が意外に長くなりそうなので、
「続き」にさせてもらいました。m(__)m

さて私が、ワケも分からないまま、楽天日記を初めてから
２ヶ月がたちました。

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では、また来週もよろしくお願いします♪

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