久しぶりに本を読みました~
本を読み始めると、読み終わるまで 止まらない私・・・
今日は出張ということもあり、わざわざ本を読むために電車で移動しました
今回もいつものごとく、一気に読んでしまった私。
もうちょっと丁寧にかみしめて 本を読んだほうがいいんじゃ・・・って思うんだけど、ダメだねぇぇ
感想は、ベタですが、おもしろかったです。
それぞれの登場人物の心の動きがとても細やかに描かれていて、無理なく読み進められました。
教師の娘を殺してしまった生徒たちの心の描写は、「え、そうなのそうかぁ。。そういう心境だったんかぁぁ」とか、驚きもあったりしました。
結果として、人が亡くなったことに対して「辛くて辛くて」という思いがあるのかと思っていたら、そこは何とも幼く中学生らしい、感じ方で・・・
子どもって、バランスよく成長していくわけじゃないもんね。
「大人」の私からしてみれば、そういう心の動きって理解できなかったりするのですが、中学生の頃の私は似たり寄ったりなんだろうなぁと。
そのバランスの悪さが 子どもなんだろうなぁと。
ひとつの角度からじゃなくって、こっちからも あっちからも 見てあげないと、本当のその子は見えてこないんだよね。
それで、ある程度 子どもが大きくなった時、自分にかけているものが何か。生きづらかったら余計に、何がバランス悪いのか考える。
それで、自分に必要と思ったら、かけているものを補い、自分が自分を生きれるように(代わりにだれか生きてくれないもんね)、動いていく。
そこが大事なんだろうなぁって思う。
親のせいでもないし、環境のせいでもない。
かりにそうだったとしても、そこにそのままいたら自分がしんどいって思うんなら、そこからでないといけない。
代わりにだれかが出る道を教えてくれるわけじゃない。自分で向き合わないと、何も変わらない。誰かのせい、にしているうちは、ずっと一緒。
こんな風に思うのは、私がたいして苦労してきてないからかもしれない。
想像もつかないような人生を、共感できるなんて言ったらおごましいような人生を歩んできた人が私と一緒かと聞かれたら、わからない。
でも、今、前にいる子どもたちには思う。
今はそれでいいよ。あなたたちはけなげにとっても良く頑張っている。十分です。
でもいつまでもそのままだったら、何もかわらないよ。
いつか自分で動けるように、力をつけなさい。そう思う。
あともう一つ思ったのが。
さみしい子って案外多いなぁと。
子どもって愛されて愛されて満足している子が多いのかと思いきや、
そうじゃない子のほうが多いんじゃとか思っちゃう
それって、親が一生懸命 愛情かけてれば その子が満足してるっていうのとも ちょっと違う。
世の中に満足していない(不満がある)、そんな気持ちを持っている人が多いから、子どもも 今ある愛に 環境に 満足できないんかな
そら、中には 「もっとかまってあげてよ子どもはかまっていってるやん」とか思っちゃう親子もいる (え??うちもそこ!?)
ん~~うまく言えないけど・・・
もっと生きやすければ、もっとみんなが心が平安で、そしたら さみしそうな子も減るんじゃないかなぁって思った。
この本を読んでて、こんな子、こんな家庭、たっくさんあるよなぁぁって思った。
満足できない子、愛を求めている子、たっくさんいるよね。
この本には答えがないので、
なんだか問題定義を受けたような感じでした。
以上。
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