ホテルと旅館の批評

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2024年06月03日
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カテゴリ: サンフレッチェ




 荒木が出場停止で代わりに中央を務めるのは中野。塩谷が右CBなら、ボランチは誰?という状況で、選択されたのは松本でした。

       ピエロス      

    加藤     大橋    

東    川村   松本泰  新井

   佐々木  中野  塩谷   

        大迫       

SUB:川浪、志知、越道、柏、松本大、満田、ドウグラスV

 ピロエスが先発に復帰にして、加藤がシャドーにはいったので、ひとりずつ下がったという配置になりました。シャドーでの松本が調子よかったので、シャドーを継続するかと思ったけど、満田をボランチにいれるより加藤をシャドーにしたほうがいいという判断のようです。まあ、両サイドからクロスが入る状況では、前はこの3人がいいでしょう。ロングボールのターゲットも二人になるので。それから、ベンチには、柏が復帰した以外は変わりません。



 6月の暑い午後2時の試合、後半70分からの守備の強度が今日も問題になりそうです。それでも、ボールを握る時間は増えるだろうから、カウンターに気をつけていけば、攻撃力に怖さがないジュビロなら2-0で勝利すると予想した試合前です。

 ちょっと心配な点は、今日の審判はブンデスリーガからの出張審判なので、判断基準はブンデス基準です。そこになにか影響がでないのかだけでしょう。しかし、ドイツからだと、審判も暑いだろうなぁ(笑)。

 試合は、戦前の予想通りの展開です。ジュビロはブロックを作って守ります。前からプレスがないので、サンフレッチェはいつものようにサイドを使ってボールを運びます。でも、バイタルエリアにいれるパスが繋がりません。縦パスをいれるけど、ピエロスはそこでキープができないですね。こういうプレーは大橋のほうがうまいです。

 ジュビロはやはりペインショットへのロングボールを柱にします。立ち上がりは、下がってパスを受けて展開したり、サンフレッチェの縦パスをカットして素早く展開して、サンフレッチェのゴールに迫ります。大迫の好セーブもあり、なんとかピンチをしのぎます。ジュビロは、選手間の距離がいいので、チャンスとなったときにパスが繋がりますね。特に左サイドからのクロスがチャンスになっていました。

 序盤のジュビロの攻勢を凌いでからは、サンフレッチェがボールを握っていきます。でも、サイドからのクロスは入ってもチャンスにはならず、攻めあぐねる時間が続きます。今日のCKは、左が東、右が新井でした。どちらもゴールから遠ざかるボールでした。

 先制点は、前プレスがうまく機能したことで生まれます。右サイドの高い位置でプレスを掛けます。新井がSBにプレス。フォローに下がった相手WGに対して、塩谷も高い位置まで出てプレスを掛けるのでパスコースを一つ塞ぎます。

 ジュビロは、後ろにボールを下げたほうがいいと判断して後ろを向いたときに、松本泰が後ろからプレス。パスがズレて、そのままピエロスへ。ピエロスは、ノートラップできれいにカーブを描いたコントロールショットを右下に決めました。さすがに、川島といえどもこれは防げない。

 前半でリードしたことは、とても有利に試合を進めることができます。これで、ブロックを作っていたジュビロも前に出てこないといけなくなります。でも、前半は得点以外はあまりいいところがなく、消化不良のような展開でした。

 後半も同じメンバーです。リードして入ったので、後半の立ち上がりと70分過ぎてからの守備の強度、もう焦点はそこになります。

 後半の立ち上がりからサンフレッチェがチャンスを作ります。大迫のゴールキックを大橋が落として、ピエロスが拾います。そのままゴールまで運んで、左から入ってきた東にやさしくパス。東がシュートも川島のブロックに合いました。さすがに、これは決めないと。

 さらに、松本がPA内で倒されます。しかしPKのファールにはなりません。今日は、脚をかける、手を使うなどはしっかりとファールになったけど、体をぶつけるようなプレーはファールになりません。また、ロングボールでの競り合いでもファールは取られません。



 チャンスの後にはピンチありと思っていたら、相手のパスミスを東が猛ダッシュで拾って、ピエロスに繋げます。ピエロスは東に戻して、中央へ。東のクロスはクリアされたけど、セカンドボールを佐々木が拾って、再度東にパス。東は一つは運んで、柔らかいクロス。それをピエロスがしっかりとヘディングで合わせて2点目をゲット。ピエロスは飛ぶ前に相手DFを押して、スペースをしっかりと作っていました。やはり、ストライカー。

 60分で2点目。次は、70分以降の選手交代と守備に注目がいきます。ジュビロは選手を交代して、前からプレスも強めてきます。サンフレッチェはしっかりと守って、カウンターを狙います。さすがに疲れもあるので、前からプレスは弱まります。さらに、カウンターに鋭さもないですね。まあ、2点リードだから、リスク管理も必要です。

 83分、脚が攣った新井がようやく交代です。志知が入ります。そのまま右WBです。でも、右足は使えない。新井は縦に攻めるタイプじゃないので、志知の攻撃より守備力を期待したのでしょう。ロングボールの起点にもなれるし、でも一番の理由は両サイドできないとベンチ入りは無理ということでしょうか。

 二人目はようやく89分。ピエロス->ドウグラスVになります。ルヴァンカップに向けての調整でしょうか。というか、もう少し早く出してもいいと思うけど。さらに、東→柏となります。アディショナルタイムは6分だけど、もう少し早く交代してもいいと思います。

 でも、このアディショナルタイムに攻め込まれます。なんとか、大迫の好セーブで凌いだけど、志知、松本泰にスピードがない。もっとも90分走っている松本泰には酷なことか。攻守の入れ替わりが激しいアディショナルタイムもなんとか無失点で乗り切って、2-0で勝利しました。



 一方、サンフレッチェはようやくピエロスが2得点。6月は連戦になるけど、今度こそケガがなく乗り切ってくれれば、6月の戦績は安定しそうです。あと、途中出場した選手の試合を決めるゴールが欲しいところだけど、途中出場の選手の時間が短すぎるので、しばらくは無理そうです。

 これで、勝点26(6勝8分2敗)です。早く勝利数が引分数を上回りたいですね。次の試合は、週中のルヴァンカップPO、FC東京戦です。連戦になるけど、2試合ともそのまま選手を使って、天皇杯でターンオーバーでしょうか。まあ、けが人なく乗り切ってもらいたいですね。






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Last updated  2024年06月03日 10時00分15秒
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