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Sep 29, 2009
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カテゴリ: カテゴリ未分類
そんなわけで秋晴れの日曜日、16インチの自転車にまたがり、とことこと滝川に向かうことにした。

コースは岩見沢経由で国道12号線を通って行くことにする。
当別経由で国道275号線を通って新十津川から滝川に抜ける方が距離的には近いのだが、どうせなら昔味軒のあったところがどうなったのか見てみたいので、あえて岩見沢に寄ることにした。

まあ、私がどこ経由で行こうが読者にとっては全くどうでもいいことなので、話を先に進めていく。

岩見沢までの道は何度も通りなれた道で新鮮味は全くないのであるが、自転車で走ることはさすがにめったにないのでちょっとぐらいは新しい発見があるかなあという気がした。

しかし、新しい発見などは何もなく、出発から2時間半ぐらい過ぎた10時半ごろ、岩見沢の街中に入った。
で、味軒が昔あったところに行ってみると

P1010255.JPG

看板まだあるんかい!
味軒がつぶれたのはいつかはよくわからないが、少なくとも5年ぐらいは経っているような気がする。

「ああ、オレの知っている岩見沢がどんどんすたれていく」と少々感傷的になりながら、滝川方面へと進んでいくことにする。

道はひたすら平坦で、カーブとかもあまりなく、かといって景色がすばらしくよいとかそんな道でもなく、肉体的疲労はそうでもないが、精神的に飽きてきた。

飽きてきたところで、日本一の直線道路を示す看板。

P1010256.JPG

更に単調さに輪がかかります。

P1010258.JPG

道はひたすら真っ直ぐといいたいところだが、地味に片側一車線になったり二車線になったりというところがあるので、その切れ目のところで自転車で走っている身分としては軽く曲がらざるを得ず、あまり真っ直ぐという気はしない。

まるでどうでもいい話だが、私の学生時代の友人はこの道の運転中、あまりに道路が真っ直ぐだったので、運転しながらオ○ニーすることができたと自慢していた。
それ以来、私の中だけでこの道を「オ○ニー街道」と読んでいる。

でもさすがにチャリに乗りながらそんなことはできないよなあ。
そんなアホなことを思い出しつつ、ふと我に返った。

「別にこんなことまでをしてわざわざラーメンを食いに行くことはないのでは?」

普通の人はきっとそんなことは計画を立てる段階でわかると思うのだが、アホなオレは60kmぐらい自転車を漕いでようやくこのことに気づいた。


もうこの際、味の時計台とか適当なチェーン店でもいいんじゃないか?と悪魔がささやいた。
ラーメン屋に限らず通りがかる食い物屋すべてがめちゃくちゃうまそうに見える。

まあ、でもここで走りを止めないのがオレなわけで、途中腹が減ったが何かを食うとラーメンのありがたみが薄れそうな気がするので、飲み物以外の補給はせずにひたすら走るわけですね。

奈井江町。直線道路の中間を示す看板。
まだまだ真っ直ぐです。

P1010259.JPG


場末のアダルトショップですね。

P1010262.JPG

砂川に入って、滝川まであと10kmぐらい。
ここまで来たらもうすぐって感じですな。

私の距離感覚としては
残り50km…うげげ、まだまだあるなあ
残り30km…ちょっと頑張れば行けるなあ
残り20km…よし!射程圏内だ!
残り10km…もう着いたも同然だ

自転車に乗ると距離感覚が壊れてくるわけですね。
1日に100kmぐらいがちょうどいいなあとか思うわけですが、世の中には1度に200kmとか300kmとか600kmとかあるいは1200kmもチャリに乗り続けるイカレた…、いや、ファイティングスピリットあふれた人たちもいるのです。
もちろん自分はそんな高いところを目指すのは非常に疲れてめんどくさいので、ちょぼちょぼと100km程度の長い距離を楽しんでいく方向でこれからも行きたいと思う。

日本一の直線はまだまだ続くわけであるが、滝川の中心部へ向かうには途中で左に曲がらなければならないのでこれから左に曲がることにします。
さようなら日本一の直線道路。
最後がどうなっているのかちょっと気にならないわけでもないが、そんなことよりも味軒でラーメンを食べるという本来の目的を見失ってはならない。
強い気持ちを持って左に曲がるのである。

で、左に曲がって空知川を渡ると滝川市。

P1010263.JPG

滝川の街の中に入って、三楽街という繁華街に味軒はあります。

P1010264.JPG

あれ?味軒どこやねん?と三楽街を何往復かしているうちに、ついに岩見沢市民にとっては見慣れたあの看板を発見したわけであった。

P1010265.JPG

(つづく)





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Last updated  Sep 29, 2009 08:10:19 PM
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