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焼酎の魔術師と東酒造・牧野氏が造り上げた「克」をご紹介いたします職人、前村貞夫氏の名声は誰もが知っていることでしょう。「魔王」を世に送り出した名杜氏…まさしく焼酎ブームの火付け役と言っても過言では無いでしょう。その前村貞夫氏が、白玉醸造を後にして東酒造で造り上げた商品がこの「克」なのです。焼酎に人生を賭けた男の集大成であると言われるこの焼酎は、原料に黄金千貫を用い、白麹・黒麹のブレンド・常圧蒸留により造られます。「魔王」に勝るとも劣らない品質、非常にスムーズに飲むことが出来ます。大重谷原水(鹿児島のシラス台地から湧き出る超軟水)を利用している為、のど越しにやさしさを感じるのでしょう。私がこの焼酎に出会ったのは、ちょうど「六本木ヒルズ」が出来た頃でした。焼酎ブームで森伊蔵や魔王が入手困難だった頃、お付き合いしていた酒屋の営業マンが「克」を片手にあらわれ、広瀬さん!これを飲んでみてください!!と、自信満々に勧められました。その頃は、この焼酎の素性を知らずに試飲しました。なんとバランスの良い造り!と、感動した事を今でも覚えています。常圧蒸留でありながら、きれいな香りと味わいを持っています。スイートポテトのような芋焼酎のやさしい香り(ふくよか)・旨みが多く感じられるのに雑味を感じないのです。焼酎の魔術師の造りの深さを感じることが出来ます。ロック・お湯割り・水割り…ストレート、どんな飲み方もGood!!お好きな飲み方でどうぞ!最後に「克」前村十家註もご紹介しておきます。この焼酎は、若手・中堅杜氏の為に前村貞夫氏が造り出した品。「克」をさらに熟成感のある芳醇な味わいに…黒麹のみを使用しているので、華やかさがより一層感じられます。是非、お試しいただきたい逸品です。※紹介しました商品が価格変更や売り切れとなっている可能性もございますのでご了承ください。
2008年05月07日
女性に似合う!黒糖焼酎のまろやかな味の世界奄美の主要農産物である、サトウキビの「黒糖」を利用して造った焼酎が黒糖焼酎。サトウキビからの「黒糖」原料で酒類製造をすることができるのは、奄美群島だけなのです。他のアルコール飲料でサトウキビを利用して造られているのはラム酒がメジャーですが、デリケートな味わいを比較すると黒糖焼酎に軍配が上がるのでは!と、思います。口当たりが柔らかで、味わいに深みを感じます。黒糖を利用していますが、低カロリー・糖分0%という事で女性に人気が出始めているのでしょう。さて今回紹介いたしますこの「まんこい」は、人気商品「太古の黒うさぎ」の原酒。麹は泡盛と同じタイ米を使用、常圧蒸留。一次仕込みは甕仕込み、その後オーク樽にて熟成されます。黒糖のまろやかな香りと味わいにプラスされて、樽から起因する香ばしい香り(薫香)がバランス良く非常にまとまりを感じる商品です。「まんこい」とは千客万来という意味の方言だそうですが、まさしく色んな方に愛して頂けるような雑味のない味わいです。【特に女性に似合う味わいでは…!】飲み方なのですが、ロックでも口当たりがまろやかでスイスイと飲むことが出来ますが…とにかく飲み口が良い為、アルコールの弱い方には水割りをお勧めします。ついつい飲みすぎてしまいそうな黒糖焼酎。暖かいこれからの季節、スタミナ料理(豚の角煮・牛肉料理・タレの焼き鳥など)との相性がとてもお勧めですので、是非楽しんでみてください。芋焼酎が人気主流の今、新たな世界を体感できる黒糖焼酎にトライしてみて下さい。※紹介しました商品が価格変更や売り切れとなっている可能性もございますのでご了承ください。
2008年04月28日
佐多宗二商店さんの商品、「不二才(ぶにせ)」を紹介いたします。私の出身は熊本ですが、お隣の鹿児島県の方言で「よかにせ」という言葉があります。この「よかにせ」という呼び方は“いい男”という意味で使われ、かわいい女性には「よかおごじょ」と言う言葉を使います。この不二才「ぶにせ」とは、その反対語で・・・ブ男という意味で使われています。ブ男?・・・ブ男限定なのか??私が紹介しても良いのか・・・(笑)そんなことを考えながら紹介いたします。黄金千貫100%使用で常圧蒸留・白麹、芋くささが強調されたしっかりと骨格を感じる味わいを持ち、余韻もしっかりとしている。【芋焼酎好きの芋焼酎】と言っても過言では無いと思います。この焼酎は、ちょっとくせがあります(芋の香りがはっきりすぎる程インパクト有!)ので、初心者の方には・・・ちょっと抵抗があるかも?芋焼酎に精通した上級者向けの味わいになっているのです。九州で昔から飲まれている芋焼酎の味とでも言ったらよいのでしょう。「不二才」のラベルを見ると、面白い言葉が書かれています。「こん焼酎は圏外人呑むべからず」・・・鹿児島県以外の人という意味ではなく、“芋焼酎に慣れていない人”という意味だそうですが、それほどに芋焼酎好き向けの焼酎造りに焦点を絞っていらっしゃるのでしょう。4月になると、この「不二才」の無濾過バージョン“はい”が紹介されます。アルコール度数30度と原酒よりはやや低めですが、無濾過の濃縮感を充分に味わえる焼酎です。こちらも是非、試して戴きたいと思います。お酒の強い方は是非ロックで、佐多宗二商店さんの芋焼酎のこだわりを感じて下さい。【芋焼酎好きの芋焼酎】であることを確信できると思います。※紹介しました商品が価格変更や売り切れとなっている可能性もございますのでご了承ください。
2008年04月28日
芋と麦のいいとこ取り!鹿児島の南端、大隈半島に位置する白玉酒造さんの有名銘柄「魔王」は多くの人が知っていると思う。その味は、デリケートで減圧蒸留からの繊細な味わいを感じることが出来る。魔王のストーリーは、色々な方々が語っているが…隠れた銘品「元老院」は、あまり語る人がいないので紹介しようと思います。1. この「元老院」は麦焼酎と芋焼酎のブレンドの焼酎で、麦焼酎には麦麹を用い、芋焼 酎には米麹を用います。(このことにより麦の爽やかさ、芋のまろやかな口当たりがバランスよく感じる味わいに なっています)2. 蒸留は減圧蒸留法を用いられています。(常圧とは異なり、タンク内の気圧を下げることでアルコールの沸点を下げてマイルドな 味の焼酎を造り出すことが出来るのです)3. 貯蔵に樫樽を使用しています。(軽い琥珀色の色合いと香ばしい樫樽の香りを感じることが出来ます)以上の事により、軽やかさ・まろやかさ・雑みの無い味わい・上品な味わいが共存する魅力的な焼酎が出来ているのです。先日、我が家の近くにあるレトロ風なお好み焼き屋さんで元老院を飲みました。もちろん飲み方はいつものオーダーの仕方で…ロックをオーダーしてサイドにお水をいただきました。自分でお水の量を調節するにはこの方法が1番ですよ!ロックをオーダーするとお店によっては焼酎の量が多くなる様な気がします。お酒好きな私のこだわりのオーダー方法です。春から夏にかけて気温が上がる季節には軽やかな味わいの焼酎が似合います。今回はただ軽いだけではなく、飲み口は軽いが味わい深い!「元老院」をご紹介いたしました。女性の方にも大変美味しく感じていただけると思います。是非、お試し下さい。※紹介しました商品が価格変更や売り切れとなっている可能性もございますのでご了承ください。
2008年04月15日
今回紹介するのは、有名銘柄を多数出荷されている霧島酒造様の商品。「赤霧島」の赤は、麹が造るクエン酸と原料の紫イモの色素が変化した時に燃えるような「赤」に変化するところから由来するネーミングだそうです。原料になる紫芋は、ムラサキマサリ(紫優)。九州沖縄農業研究センターで独自に開発されたこの品種は香りが豊かで醸造特性が高い品種なのです。私の知人でもある霧島酒造の専務様にお話をお聞きすると…「他の紅芋とは違う味わいや香りを楽しんで欲しい!」と、力説されます。芋の色が紫ということは、ポリフェノールが多く含まれている証拠!「赤霧島」の香りにはこの原料由来の香り(紫色由来)がしっかりと感じられます。他のポリフェノールを多く含む素材を考えると赤ワインや濃い色のベリー系の果物などですがその色から由来する紫色の花の香りや軽やかなベリー系の香り・香ばしい香りを伴うスパイシーな香りなどが楽しめる素晴らしい仕上がりになった焼酎なのです。味わいも力強く、味わいの余韻も長いのが「赤霧島」の特徴でしょう。この焼酎の華やかな香りや味わいの力強さ考慮するとお湯割りがベスト!個人的にはお湯が多めの(お湯6:焼酎4)もしくは(お湯5:焼酎5)あたりでお勧めしたいと思います。もちろん、ストレートで素材感を確かめる飲み方もOK。水割り・ロックも悪くないと思いますが水割りやロックで楽しむときにはこの華やかな香りをイメージしながら飲んで頂きたいと思います。(繊細で奥ゆかしい香りを楽しむ為に…)以前、私はこの蔵を所有する江夏家の専務様とニュージーランド視察旅行に同行させて頂いた事があります。ビックリしたのは、ニュージーランド滞在中のほとんどの夜が「焼酎ナイト!?」蔵から持参されていた黒霧島を毎夜毎夜に振舞って頂けたのです。専務様熱弁付き(笑)その旅では、霧島酒造様の酒造りの熱意をしっかりと感じさせて戴きました。是非、この熱き思いの入った素晴らしい焼酎を堪能してください。ソムリエ 広瀬 拝※紹介しました商品が価格変更や売り切れとなっている可能性もございますのでご了承ください。
2008年03月31日
広瀬さんに是非!飲んで頂きたい焼酎です!と、ど~ん!と一升瓶で頂いた 復刻「八千代伝」創業時の銘柄「八千代」は「八千代醸造元」休蔵に伴い1度は生産中止になった焼酎だそうで…。しかし!復刻を望む声は強く「八千代伝」として、見事に復刻された芋焼酎です。さてさてこの焼酎!さらりと飲めてキレが抜群!さすが、復刻を望まれただけの焼酎です。長い歴史の中で多くの方に愛された焼酎なのでしょう。ソムリエといえば「酒に強い!」とのイメージをお持ちかと思いますが実は、私は意外に最初のビールで気持ち良くなってしまうもので…「一升瓶で頂いたものの…飲みきれるかな…」と開けるのを躊躇していたのですが早く開ければ良かった!!まったく飲み飽きしない味わいで、すっかり晩酌の定番に!キレがあるのにうま味はしっかりしていて料理合わせも楽です!どんな夕食メニューでもOK先日は、コバラの空いた深夜にお湯割りで楽しんだのですが合わせたメニューは【チーズやっこ】!!?Kiriのクリームチーズにおかかをまぶしてお醤油をかける!簡単メニューですがこれが抜群!このメニューは、どんなお酒でも合う抜群のメニューです。「八千代伝」と「チーズやっこ」で帰宅するのが楽しみな毎日です!!※紹介しました商品が価格変更や売り切れとなっている可能性もございますのでご了承ください。
2008年03月28日
本格焼酎といえば!いいちこ!種類も豊富なラインナップでスタンダードな商品ですがいいちこ の中でも、フラスコに入った いいちこ をご存知ですか?実は、このフラスコ!耐熱ガラスで有名なメーカー ハリオグラス さんのフラスコを使用しています。ハリオグラスは、元々は理化学用ガラス器具のメーカーなのです。小中学校時代を思い出して下さい。ビーカー・フラスコ等…。ありましたね。理科室に…。そのフラスコに焼酎を詰めるとは!斬新ですよね!フラスコって美しい!!小中学校時代には考えもつかなかった感覚です。焼酎に高級感を与えているデザインです。本当にキレイで、ついつい飲むのがおしくなってしまう商品です。と…。デザイン重視のお話しになってしまいましたが。いいちこ が優秀だな!と言いつつも思うのは、どんな飲み方でもOKなところ。私は、いつも通うゴハン屋さんでも、いいちこスーパーをキープしています。お湯割りでも、水割りでも、ロックでも!そして、料理を問わない万能な焼酎だと思います。私の定番は、ロックでちょい水!ロックグラス・氷・お冷(氷無し)をもらいます。ロックグラスに焼酎をついだら、自分の好きな分量だけ水を入れます。その日の気分、その日の体調、食べたい料理。求めるシーンに合わせて水の分量を変える!その変化を受け入れてくれる言うなれば「穏やかな!」焼酎です。お酒も女性も「穏やか」が1番…などと思ってしまうのは歳のせいかも?目でも楽しめる、いいちこフラスコボトル。是非!探してみて下さいね。※紹介しました商品が価格変更や売り切れとなっている可能性もございますのでご了承ください。
2008年03月27日
九州のオヤジといえば!「さつま白波」をお湯割りで飲んでいる!!熊本出身の私の親父も、そのイメージ通りいつも「さつま白波」をお湯割りで飲んでいました。そんな私が、もうオヤジ…です。「さつま白波」の似合う年齢になりました。鹿児島を中心に九州地方では「白波」と呼ばれ、とても親しまれている焼酎です。最近の焼酎ブームでは、「入手困難!芋焼酎」がメインになっていますがこの「さつま白波」の出荷量は、国内ではトップレベル。しかし!!その味わいからは、丁寧な造りを感じる事が出来ます。芋の特徴をバランス良く引き出し、香りは豊かだが、強すぎず飲みやすい焼酎です。これも、出荷量が多く商品が安定している証!感心してしまいます。皆さんは「お湯割り ロクヨンで」と聞いた事ありませんか?芋焼酎は「ロクヨン」で割るのが定番。と「ロクヨン」を世に広めたのもこの「さつま白波」と言われています。「ロクヨン」とは、焼酎6に対して、お湯4という割り方の事です。焼酎がブームになり始めた頃、耐熱ガラスで有名な「ハリオグラス」さんが、焼酎のお湯割りグラスを製作・販売したいとの事でアドバイジングの依頼を受けました。その名も「お湯からグラス!!」持つ所が無いから熱いではないか?と言われた事がありますが皆さんはお湯割りを作る時、何度位のお湯で割っていますか?まさか!!?熱湯に近いお湯で!!?お湯割りに適したお湯の温度は、80度位が丁度良いと言われています。焼酎の質や、個人の好みにもよりますが。温度が高すぎると酒質を壊してしまいます。グラスが持てない位に熱いお湯割りは×××。という事なんです。「お湯から」の名の通り、お湯割りはお湯を先に入れるとまろやかな味わいに仕上がります。では!焼酎を先に入れては駄目!!?そんな事はありません。焼酎の味わいがしっかりとした味わいに仕上がります。それこそ、合わせる料理や好みによって味わいを変えられる!という事です。最近は、女性でも「定番」にストックしやすいこの白波を自宅に常備している方も多いとか!あなたの定番にも「さつま白波」を加えてみては?この時期、かつおの刺身と合わせても最高!!※紹介しました商品が価格変更や売り切れとなっている可能性もございますのでご了承ください。
2008年03月27日
今や「森伊蔵」「魔王」と共に、入手困難になった「百年の孤独」の造り手、黒木本店の「き六 無濾過」をご紹介します。本業はワイン専門の私ですが、食事に出かけても自宅でも飲むのもビールと焼酎。特に外で食事をする時は、最近では和食が多いせいか飲むのはほとんど焼酎です。私の自宅近くにある焼酎が中心の串焼き屋の「おさ田」さん。看板には「正一合の店」!と書かれています。ご主人の焼酎に対する愛情を感じるお店です。「き六」(※本来は、漢数字の七を三つ書いてき六の「き」という字になります)は、この「おさ田」さんで出会った焼酎です。ご主人が1本1本丁寧に仕込んだ串焼きと抜群の相性で、いつも「もう1杯だけ…」が2杯にも3杯にもなってしまいます。ある日、ご主人が「広瀬さん!今日は き六 の無濾過が入ってます!限定品で残り少ないので是非如何ですか?」とすすめられて飲んだのがきっかけで、かなりはまってしまった焼酎です。この商品は、無濾過無調整で新酒を25度に割り水してある商品です。風味豊かな味わいで、芋本来の香りがとても強く感じられる焼酎です。風味豊かな味わいと芋本来の香りが、おさ田さんの串焼きの抜群の塩加減と絶妙なマッチングで、ついつい貴重なこの焼酎を飲みきってしまったりします。料理は「塩加減が最大のポイント!」とよく言いますが、お酒と料理の相性も実は、塩加減が重要です。この「き六 無濾過」のように風味豊かな味わいには、少し塩も強く感じた方が更に焼酎を美味しくさせます!自宅で、自分でも楽しみたいな…と商品を探してみましたが、「冬季限定品」という事で、なかなか手に入らず無濾過でない通常商品の「き六」を我が家には常備品!として愛飲しています。まだ、間に合うかも!「き六 無濾過」是非!Getして楽しんで下さい!!※紹介しました商品が価格変更や売り切れとなっている可能性もございますのでご了承ください。
2008年02月27日
西酒造 西さんとの出会いは、私が麻布十番でやっていたワインバー「ラ・スウィット」でした。お1人で来店され、カウンターに座り、しきりにワインについての質問をされた事が今でも印象に強く残っています。「何のお仕事をされているのですか?」と伺うと…「焼酎を造っています」と。お若いのに随分勉強熱心な方ととても感心致しました。それからしばらく経って、西酒造「富乃宝山」という焼酎をかなり多くの飲食店でみかけるようになりました。「あ~!あの西さんの所の焼酎だ!!」と感動しました。豊富な商品のラインナップを揃える西酒造さんの焼酎は、蒸留においても製造工程技術力のレベルの高さをとても感じられる造り手だと思います。雑味が無く、大変きれいな味わいの焼酎をお造りになっています。素材と麹の特長が掴みやすく、プロにも焼酎初心者の方にも幅広く受け入れられやすい焼酎です。今回、ご紹介する「富乃宝山」は、芋の匂いが非常に少なく、フルーティーな香りの焼酎です。この香りから、原料を厳選している事が連想されます。味わいに受け取れる芋の旨味は見事に引き出されています。また、宝山シリーズというべき、「吉兆宝山」⇒黒麹使用 「宝山芋麹全量」⇒芋麹使用 「宝山綾紫」⇒綾紫芋使用…と、種類の違う原料と麹の微妙な差を様々な角度から研究し商品化されています。これは、原料別(葡萄の品種別)で造られるワインに通ずるところが多く、焼酎造りとしてはとても斬新で素晴らしい発想だと感心します。酒は味わいと共に香りも楽しむ物です。その香りをじっくり楽しめる焼酎だと思います。今回ご紹介している「富乃宝山」は、黄麹を使用しており、ラベルも黄色に金色の文字を使用されているデザイン。黒麹を使用されている「吉兆宝山」は黒のラベルを使用されており、デザインにいたるまでも統一感のある、いわば!焼酎のトータルプロデュースとでも表現したいラインナップです。「富乃宝山」おすすめの飲み方は、ロックです。(私がよくやるのは、ロックにチョイ水!水割りにするのではなく、ロックにほんの少し水を加える飲み方です。是非!お試しあれ!)まずはロックで「富乃宝山」の持つ味わいを堪能して下さい。料理も和食のみならず、洋にも合わせやすく幅広く楽しめます。都内の多くの店舗で「富乃宝山」を見る度に、あの時の熱心に質問をする西さんの目の輝きが思い出されます。そういう努力のもとに、私達に美味しいお酒が届けられているのです。是非!「富乃宝山」の味わいと香りを楽しんでみて下さい。※紹介しました商品が価格変更や売り切れとなっている可能性もございますのでご了承ください。
2008年02月27日
鹿児島酒造株式会社 本格焼酎(芋)「黒瀬安光」は、やきいも焼酎「黒瀬」の造り手、杜氏 黒瀬安光氏 が自信!と責任!を持って造ったといわれるいも焼酎。その名の通り、杜氏自身の名前を商品名にした高級いも焼酎です。私が顧問先の九州へ訪れ、黒瀬杜氏と酒を酌み交わした際に「目隠しをして飲んでみて下さい!」と言われ、最初の一口は目隠しをして飲みました。お酒というのは、ラベルを見てしまうと、どうしても先入観が入ってしまいますよね…。お造りになったご本人が「目隠しをして飲んで下さい」とおっしゃるにはよほどの自信が無ければ言え無い事です。口に含んだ瞬間…なるほど!あの「森伊蔵」や「魔王」をも越える味わいと感動しました。繊細な味わいの焼酎で、余韻が長くきれいなマッチングの商品です。飲み方は、ストレートがおすすめです!!味が素直なので、まずはストレートで試して頂きたい!!お酒にあまり強くない方は、ロックでも、水割り・お湯割り、何でもOKです。これだけ幅広い飲み方が出来るのも、この焼酎のレベルの高さならではです。料理合わせの幅も広く、おすすめは、さつま揚げや蒸し豚(からし醤油で)です。この「黒瀬安光」という商品名の由来は、「自信と責任を持って売りたい!」という黒瀬杜氏ご自身の強い思いから、自分の名前を商品名にしたと伺いました。お話しを伺えば伺う程に、焼酎造りに対する 情熱 と 愛情 が強く感じられ、その人柄の素晴らしさにも、更に感動致しました。「黒瀬杜氏」とは、明治初年に薩摩半島西部海沿いの町、鹿児島県川辺郡笠沙町「黒瀬」の地に生まれた焼酎技能集団。黒瀬安光氏は、その「黒瀬杜氏」の数少ない継承者です。黒瀬氏のやき芋焼酎は有名で、焼いた芋で仕込む 焼き芋黒瀬 のレギュラーも、芋を焼いた事で出る、バランスの良い甘みと香ばしい風味が素晴らしく美味しい焼酎です。今回、ご紹介した「黒瀬安光」は、その上のクラスの焼酎です。限定品で、非常に希少価値のある商品のため、お値段も少し張りますが、第1回目のご紹介記事という事で記念に特別な焼酎をご紹介しました。これから、別れと出会いの時期がやって来ます。特別な仲間と、特別なあの人ととっておきの一時に特別な焼酎はいかがでしょうか?※紹介しました商品が価格変更や売り切れとなっている可能性もございますのでご了承ください。
2008年02月12日
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