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3日前から声が全く出なくなってしまいました。今考えると、先週の火曜日に職場復帰した時にすでにスカスカ声だったんだから患者さんにはポケットトーカーでも使って小声で話すようにしていれば良かった。病院ってうるさいところだし、患者さんも耳が遠い人が多いからできるだけ大きな声を出していたら声帯がぶよぶよに腫れてしまったのかも。学生の時にAAC体験(参考:AAC体験1&2)で半日話さないで過ごしたことはあったけど、声が出ないって思っていたより孤独です。通りすがりの人に挨拶しても相手には聞こえないし、忙しい人には話しかけても気づかれないから目の前に立つか肩を叩くかしないといけないし、人の話に入るのも一苦労で、急性期病棟でこればものすごく不便でした。「そんなに移りやすいものではない」と言われたけど普通にしてたらただの愛想悪い人なので、わざわざマスクかけて普通じゃないことをアピール(笑)★これが水曜日で、木曜日も一応仕事に行ってみました。でもやっぱり声が出なかったので、意識レベルが落ちて話しかけても反応がない人と英語が全然分からない人だけみた後は全然仕事にならなかったです。日本の病院と違って、こちらの病院に紹介状なしで来られるところは基本的にERのみらしいですがスタッフも同じで外来受診はできないんですよこれが。ケチですねー。その代わりpinkeye(流行性結膜炎)疑いで眼科に送られました。喉頭炎よりもずっと感染力があるので、pinkeyeがあると病院で働けないそうです。結局pinkeyeじゃなかったので働いてもいいと言われたんだけど、先生が看護師さんと「この人話せない言語病理士だって。一番のジョークだね」と笑ってました。いいんです。声が出なくなってから「大変だねースピーチが話せないんじゃ(プッ)」ってずっと笑われてたので。でもOTだってPTだってMDだって話せないと仕事できないのは同じじゃん(,,゚Д゚)そういうことで声帯を休める為に金曜日から全く話していません。夫にはホワイトボードを使って筆談。声戻ってくるかな。。。
2007.03.24
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聞いてしまいました。私が病棟を担当している職場Bで、SLPの一人が辞める予定らしいです。先週の金曜日にPTさんが「ヒカルってパートタイムだっけ?」と聞くので私「そうですよ」PTさん「フルタイムに興味ある?」私「機会があれば興味あるかなー」PTさん「じゃあケイティのポジション取る?ケイティ辞めるんでしょ?」( ゚д゚)ポカーン私「。。。ハアアアア?!エエエエ?エ?ケイティ?エエエエ?!」PTさん(あっしまった。。。)私「。。。。。」PTさん「。。。。。」私「。。。ケイティから言うまで何も言わないでおきますね」PTさん「ありがとう」この病院の病棟担当SLPは2.5人(0.5は私)。2.5人でERとICUを含む病棟全部に行っています。1人は妊娠しているのでそのうち産・育休に入る予定です。この人は働くのがすでにきつくなってきていて、機嫌も悪いし私にいろんな負担がかかっているのにこの状態でもう1人がやめたらさらに負担がかかりそう。うわー。。。その人の代わりを雇わないといけないし、産・育休に入る人の代わりも雇わないといけないし。代わりの人達が慣れるまで私が古株?PPL(ボス)は誰がするんだろう?★私はケイティのポジションには応募しないと思います。ケイティが担当しているのは、Sub-acuteと呼ばれる少し落ち着いた患者さんが行く病棟だけど私は急性期でもっと勉強したいからです。産・育休に入る同僚のポジションを取れば、1年後はまた職探しでめんどうくさいし。フルタイムになれば生活がシンプルになって楽だと思うし、この病院はみんなフレンドリーで、いい放射線科医さん達に恵まれて(←重要)他のティーチング病院より人間らしい雰囲気が大好きです。今担当している病棟が好きなので今のポジションがフルタイムになればすぐ応募するんだけどな。。。選り好みできる立場じゃないんですけどね。
2007.02.25
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疲れているのになぜか眠れなくて日記書いてます。今週はいろいろありました~。木曜日に大きなスノーストームがあって、職場から帰るのに苦労したのもそうだけど一番大きかったのはケイティの退職話。病棟担当SLP2.5人(0.5は私)のうちの一人、ケイティが辞める予定だと聞いたのは先週の金曜日でした。外来担当SLPから「知ってた?ケイティが辞めるんだって!!」とメールが来たのが火曜日の夜。そしてケイティが正式にアナウンスしたのが水曜日。それも来週の木曜日が最終日です(゜ロ゜) ヒョオォォ!ケイティはPPL(ボス)なので誰かがPPLを引き継がないといけないんだけど、外来担当SLPの二人は拒否したし、パートタイムでメンターシップさえ終わっていない私にできるはずもなく、もう1人の病棟SLP、イレインがすることになりました。このイレインは妊娠中で6ヵ月後に産・育休に入る予定です。慣れないPPL業務をしながら、私がいない日は全部の病棟を一人で担当しなければいけないことになります。イレインはやけくそで「慣れるよ。だいじょうぶ。ははは」と笑っていましたが、そんなことは不可能だと思うので私は研究室の仕事をしばらく休んで週に4日この病院に来ることにしました。5月にイレインが休暇を取る予定だし、その後は私が休暇を取る予定なのでそれまでに新しいSLPが決まらなければお互いの休暇中は一人きりです。怖っ!緊急事態だけど、こういうのって後で「あの時は大変だったよねー」って笑い話になるんでしょうね。
2007.03.02
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二人のクラスメートから聞いた(1)に関する体験談が特に印象に残っています。どちらも私のようにタイプ型コンピューターを持っていました。クラスメート1: 受付に行きアポがある事をコンピューターを使って伝えた。二人のうち一人がアポ相手のオフィスに電話をした後「すぐ来ます」とジェスチャーつきで言ったのでにっこりして待っていた。そうしたらその受付の二人が目の前で話し始めたそうです。「彼女耳が聞こえないね」「私もそう思った」「人工内耳手術ってあるよね。どうしてしなかったのかなぁ?」など。相手の目の前でそういう話をすることと、話さないというだけで耳が聞こえないと思ったということが私には衝撃でした。クラスメート2: 指定のアドレスにあるビルに入るとそこは小部屋で、どこからか「氏名と用件を言ってください」というアナウンスがあった(どんな場所に行ったんだろう…^_^;)しょうがないので紙にアポ相手の名前を書いて、どこにカメラがあるか分からなかったので四方八方に見せていたら「名前、を、言って、ください」「そんなことしなくていいです。あなたがしないといけないのは、名前、を言うことです」など延々と言われたらしい(あとで「話せないとは思わなかった」と平謝りされたそうです)。うわー…でもこれが日常、という人がたくさんいるんですね…★★★私たちが持たされたAACの道具(ハイテク)には、大きく分けてコンピューター型と電動型人工咽頭がありました。二つを比べると、コンピューター型の方が見た目が自然だし、一旦タイプするとメッセージもはっきり見えるのでとっつきやすそうに見えるような気がします。でも実際使ってみると、タイプするたび会話が途切れるので、相手が会話する気まんまんじゃなければ「自然な会話」は難しいかなと思いました。相手が話している間にタイプしておこうと思っても、話している相手の目を見ずにタイプするのは失礼なように感じてできませんでした。一方電動型人工咽頭は、見た目が特殊と言えるし、使う方も聞く方もある程度慣れないと難しいんじゃないかと思います。ボリューム調節がないと図書館なんかでは使いにくいんじゃないかな。でも使った人達に聞くと、一旦自分も相手も慣れるとあとは全く普通の会話ができて冗談なんかもいい放題だったとか。ちなみに電動型人工咽頭を使うと、音の高低がないフラットな話し方になります。デンマーク語(たぶん)のサンプルですが興味がある方はどうぞ(一番上です)。 http://www.dlfl.dk/2b2.html4つのサンプルのうち、一番下は食道発声のサンプルです。上手ですねー。バリアフリーとかよく聞きますが、聞こえなかったり話すのが難しかったりするような目に見えない障害に対してはまだまだ鈍感な社会なのかな、と思ったりした一日でした。
2005.04.12
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