Grandvin 松澤屋スタッフによるテイスティングコメント

2001.01.25
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カテゴリ: 無題
1999年12月18日 忘月会

2000年を迎えるにあたり素晴らしワインでパーティーを開こうと今年の初めから
予定していた事が実現できました。

メニュー
生牡蠣 2色のゼリー添え トリュフとジャガイモのサラダ
ボランジェ RD 1979  ボランジェ ヴィエイユ ヴィーニュ 1990

松葉蟹富貴寄せ 白味噌マヨネーズ 鱈とポワローの蒸し焼き トリュフ 銀杏 百合根
ルロワ ムルソー ペリエール 1969 ルフレイブ ル モンラッシェ 1993

フォアグラの丸ごとロティー 蕪添え

ブレス産若鶏のココット蒸し 石川芋とジャガイモ添え

CH.オーブリオン 1957 1964 1966 1970 1971 
         1973 1975 1976 1978

チーズ
ミモレット  マンステール ニュシャーテル サンマルセラン
シャーベット 本日とれたてのイチゴ
CH.ディケム 1975 テタンジェ コントドシャンパーニュ ロゼ

ブランジェリー コム シノワ のとっても美味しいパン

生牡蠣には赤ワインヴィネガーとレモンの絞り汁をゼラチンで固めたものとコンソメを固めたものを添えましたボランジェRD79は60CCではもの足らない。
しっかりした余韻の長いシャンパンだが、あっという間に飲んでしまいました。

トリュフとジャガイモのサラダ  前に作ったときはロビションのレシピを忠実に守り、全て型抜きで丸く抜いて並べたのですが

今度は反省して、ボランジェ VVをちびりちびりと飲みました。まさに別次元のシャンパーニュ濃い強い長い複雑、こんな素晴らしいシャンパンなのに数は
絶望的に少ない。当社にも1年に1本入るぐらい、フランスのネゴシアンもお手上げのようだ。
(ちなみクリュッグ クロデ メニルは2月か3月に30本入荷します。)

松葉蟹富貴寄せはラックコーポレーションの16大ドメーヌの晩餐会で出てきた
料理吉兆さんが担当した料理で正に絶品でした。それを自己流に解釈して作りました。

このときに出る蟹の汁と蒸したときに出た蟹の汁を漉してフォン ブランを加え煮詰め、若干のゼラチンを入れます。
蟹の身をこの汁に浸し、冷蔵庫に入れておきます。付け合わせはオクラをたたいてコンソメゼリーで寄せたもの卵黄とサラダオイルとマスタードで
マヨネーズを作りそこに甘めの白味噌を加え、蟹の上に流して出来上がり。

1969年の白ワインなんてひねてすごいだろうと思っていたのが、実に果実味も後味もしっかりしていて、ルロワ女史が最高の白ワインというだけはある。
蟹と合わせるとワインが蜂蜜のように甘く感じた。
素晴らしいワインだ。

続く






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Last updated  2002.03.19 10:50:25


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