松下一郎のグリーンブレーカーズ

松下一郎のグリーンブレーカーズ

2011.08.28
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続・本当に強いの?日本農業。労働問題編 2。。 すみ

農業の現実 」と題して、2月に
お伝えしていた回の内容を実証するニュースが報道されました。

6月27日に、 朝日新聞が伝えたニュースは つぎのように。

『来なければパニック』 農家 最悪なら規模半減

震災後、原発事故の影響を恐れて、中国人実習生が帰国してしまったため、
労働力がなくなったという現実。農業も例外ではない。
中略・・・ 農業算出額が全国2位の茨城県には、農業の外国人実習生が約
6千人
。多くは中国人で、鉾田市では約2千人のうち震災で約400人が
帰国した。JAかしまなだ〔鉾田市〕では、代替としてシルバー人材や被
災者の雇用も検討したが、勤務条件や住居確保の問題で難しい面があった
という。


実習生問題.jpg農家も同じ.jpg

と、いうものです。

安い国外の農業労働力をつかわねば成り立たなくなっている日本農業
一面を象徴するニュースではありませんか。

そのような農業を展開する農業者を、“優れた農業経営者”として
取り上げがちなマスコミのあり方
にも、なんだか割り切れない感情を抱い
てしまうのです。


ほめ殺し というものがあります。“日本農業はじつは強い”という
  意見を聞くたびに連想するのはこの言葉です。
  形を変えたTPP推進論にしかおもえないんですよね、個人的には。

51P4M6yKWYL__SL500_SS75_.jpg 夢で終らせない農業起業 」「 里地里山複合大汚染












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Last updated  2011.09.02 23:59:27


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