松下一郎のグリーンブレーカーズ

松下一郎のグリーンブレーカーズ

2020.12.03
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カテゴリ: カテゴリ未分類
ゴマダラカミキリ、すさまじ。
トリが種子をはこぶことによっては発芽し[​ こちら ​]、気にとめ
ないうちにいつのまにか隣地に影響を及ぼすほどに巨大化して
しまったセンダン。 そんなセンダンの樹の対策として、6月
ころから倉庫においた燃料油付近につぎつぎにやってくるゴマ
ダラカミキリ[こちら]を寄生させてみよう・・と考えて実行し
はじめたのが3年前の夏。といったてんまつが前回までのはな
しでしたが[​ こちら
ンの樹のようすが こちら ↓ 。



樹の幹の部分には、根元付近から1メートル位の高さまでつ
づく穴というか空洞。見た目でも すでにふわふわしていそ
うな目線の高さの表皮をバリバリとはがしてみれば、そこに
は根元付近までつづく空間が。。。

 ←空洞を横から覗き込む図

その穴に手をいれたかんじがこちら。



昨年の秋、業者さんにお願いして1.5メートル付近の高さの

ハシゴにのぼって、できていた空間を上から見下ろすかたちで
撮した画が こちら。



で、けっきょくのところ手のちからだけでばりばりと表面だけ
に残っていた形の表皮を剥がせるだけはがした結果がこちら。




ということで、伐採されてたとはいえ、直景40センチいじょう
の太さで、1.5メートルの高さの、見た目には丸太の形をした
センダンは・・結局のところゴマダラカミキリの幼虫によって
中身のないハリボテの状態 となされていたわけです。

ざっとかぞえて 幹には20箇所くらいの穿孔がありましたが、
それにしても ゴマダラカミキリの食欲ったら すさまじいも
のだなと あらためて感心させられました。
そして今回は 隣地に影響を及ぼすほどにおおきくなっていた
センダンの樹を枯らすという役にはたってくれたわけですが、
これが大切に栽培している果樹などだったら・・とおもうと、
あらためてカミキリムシにはぞっとさせられてしまいました。


 異様にあたたかい本年、アカメガシにはあいかわらず
  ルリカミキリ被害[​ こちら ​]がひろがっており、こうい
  った暖かさがつづくと、 果樹の栽培管理においての
  カミキリムシ対策には ますます注意が必要となりそ
  うです。

51P4M6yKWYL__SL500_SS75_.jpg 夢で終らせない農業起業 」「 里地里山複合大汚染 」​​





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Last updated  2020.12.03 18:30:16


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