★いきいき健康・ゆとり生活・応援団!

(3)本当は何なのか


原発事故は今も被害が進行中で予断を許さない状態です。
それなのに、安全だと思わせるための情報ばかりが都合よく選ばれて報道されています。風評という言葉も独り歩きしていて、本当に安全でない場合にそれを言うことさえも風評扱いされています。

正確な情報の公開までも控えられたりしています。
本来は正確な情報をもとにして危険を避けるからこそ安全になるのであって、安易に安全だと思うことは逆に危険な結果を生みます。
ぜひ、多くの人が放射線の真実を知って、自分自身で考えて判断するための知識を持ち、最善の行動をとってほしいと考えています。

福島原発についてマスメディアで専門的なコメントをする人たちの多くは、原子力の研究者です。
今まで原子力の研究で生活してきた人たちだからなのか原発を推進してきた立場からの発言が多く、あまりにも『安全性』を強調しすぎています。
これでは多くの人びとが疑心暗鬼になるのも当然です。
このような状況では、多くの人たちが土地や野菜や水、空気に不安を感じつつも、危険の有無が判断できず、冷静で迅速な行動がとれません。

私は原子力の研究者ではないが、だからこそ客観的に見えることがあります。
物理学を専門として学んだので原子力を含めて自然科学全般に詳しく、大学では生活者の視点で文系の学生に物理学を教えています。

自然科学は技術者や研究者のためだけにあるのではなく、全ての人の生活に密接に関連しています。
ここでは自然科学が得意でない人にも分かりやすいように、細かすぎる理論や難解な言葉で惑わすことなく、放射線の本質を端的に説明します。
放射線の真実を理解し、冷静にかつ迅速に行動してください。


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