妊娠初期の低出生体重児の出産が
一部地域で著しく減少したことがわかった。
新生児集中治療室(NICU)がいつになく
空いていることに気づいたアイルランドと
デンマークの医師たちが、偶然同時期に研究を開始。
結果をシェアしたところ、
世界各地から同様の現象が続々と報告された。
考えられる一つの大きな要因は
仕事のストレスからの解放だ。
在宅勤務に切り替わり通勤時間がなくなり、
休息する機会も増えたことが、
妊婦の体の負担を減らしたようだ。
また、自宅待機と衛生管理が徹底されたことで、
早産の原因にもなるインフルエンザなどの
感染を防ぐ結果にもなった。
あるいは、上の子供がいる場合、
幼稚園や学校から子供がさまざまなウイルスを持ち帰るため、
保護者たちも体調を崩しがちだが、
学校が閉鎖されたためにそれも防げた。
さらに、ロックダウンにより
大気汚染が改善されたことが各地で報道されたが、
そのことも影響したかもしれない。
外出を控えることで、タバコの煙などの
有害物質にさらされることもなくなった。
どのような地域差や条件が数値に影響を与えたのかを
さらに比較研究することにより、
早産防止に有益な情報が見つかることが期待される。
ロックダウン中、世界各地で早産が激減していたことがわかり反響 調査が始まっている
— ニューズウィーク日本版 (@Newsweek_JAPAN) July 23, 2020
──新生児集中治療室がいつになく空いていることに気づいた医師たちが、偶然同時期に研究を開始...... https://t.co/KzK8rTjiiM
#出産 #新生児
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