イタリア・オーストラリア 旅行記

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2007.03.19
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もうずいぶん前のことで、通貨がまだリラだった時代の話ですが、
これからイタリアへ旅行される方に少しでも参考になれば幸いです。


参加したのは欧州サッカー観戦ツアー。
ホテルと2試合分のサッカーチケットが用意されているだけで、
サッカー以外は好きにしてくれよという日程です。

今にして思えば、初めての海外しかも非英語圏で
よくこんなフリーなツアーにしたなと我ながら感心します。

添乗員は無しだったんですが、
主催者の社員さんが1名プライベートという名目で参加。
これは社員割引で行く代わりに添乗員の役をやるってことですね。

成田からまずはエールフランスでパリへ。
パリではミラノへの乗り継ぎまで少し時間があり、空港をしばしウロウロ。
それにしてもフランス人(だと思うけど)は背が高い!!
腰の高さが僕の胸下くらいにまである人がゴロゴロ。

その後アリタリア航空でミラノへ向けて出発。
パリまで乗ってきたものに比べるとかなりこじんまりした飛行機です。
しかも機内ではツアー客で固まって座るんじゃなくてバラバラに座る事になりました。


僕の隣は30半ばと思しきイタリアーノ。
普通なら寝たフリをしてやり過ごす所ですが、
こんな時のためにと持ちこんだサッカ-雑誌をおもむろに取り出します。

早速、通路を挟んで隣に座っているおじさんがこちらをチラチラ。
隣のイタリア-ノも少しは関心ありそう。

あとはキッカケ待ち・・・そんな時!

自分とイタリア-ノの前列に座っていた二人が背もたれを全開倒し!
おもわず目を合わせて、お互い肩をすくめる僕とイタリアーノ。

それがちょうどいいキッカケになって、話すことが出来ました。


『イタリアへは何しに来たんだ?』

「ツアーでカルチョを見るためだよ。
 今乗ってるほとんどの日本人は同じツアーなんだ。」

『おおそうなのか。俺はマッサ・マッシモ。よろしく』

「俺は○○○○。こちらこそよろしく。」

『どんな字を書くんだ?この封筒に書いてくれ』

封筒に名前を書くと、漢字が珍しそう。

『へ~。俺の名前もこれで書いてくれ!』

マッサ・マッシモを漢字で!?
う~んそれを漢字で書くのはキビシイなぁ・・・。
ええい、カタカナで書いてまえ!

「マッサ・マッシモ(カキカキ)」

"Ma"が"マ"でね、"Si"が"シ"でねという説明で押し切りました。
漢字とカタカナの違いを突っ込まれなくて良かったです。

その後は機内食で食べ残したハムに突っ込まれたり、
マッシモはインテリスタだったなんて話を聞きながら
日伊交流の時間を過ごしました。

ちなみに、インテルのことをインターミラノと言ったら通じませんでした。
誰だインターミラノなんて書いたやつ。

そうこうしているうちに飛行機はミラノマルペンサ空港に到着。
マッシモ君とはここでお別れです。バイバーイ。

空港からはバスで移動し、ホテルには11時過ぎに到着。
ロビーで社員さんから鍵受け取って部屋に入るとめっちゃ豪華!!

なんじゃこれ?ありえんと思いながらも、テンションが上がる男二人。
そこへ社員さんが「すいません、他の方と部屋を間違えてました。」だって。

そりゃそうだよなとガックリ。案内された自分達の部屋を見てまたガックリ。
バスタブ付のお風呂よさようなら。シャワールームよこんにちは。

別に悪い部屋ではないんですが、
先にいいのを見せられてるだけに落胆の色がありありです。

でも明日は早速ミラノダービー、
なんとか気を取り直して現地時間の0時過ぎ就寝。
こうしてイタリア旅行1日目の夜は更けていきました。







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Last updated  2008.10.21 13:09:07
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