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2009.02.11
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カテゴリ: プライベ-ト

本日で 札幌雪祭り は終了です。

近年、温暖化の影響で10年後は開催も危ぶまれるかもしれません。

本雪祭り 札幌 経済の良し悪しに大きな影響を及ぼしますので温暖化進行は心配です。

そんな中で昨夜は 同じマンションに住む方 と会食をしました。

男2人きりで・・・・・・。

熱い議論 が交わされました。(最近、 壮士 だの 国士 だのに縁があり感動を覚えます)

この方は横浜のご出身で4~5年前くらい前から 札幌 にてお仕事をされています。

お仕事の内容はお知らせできませんが大変お堅い職種なのです。

年齢は私より少しだけお若く、それでいて歴史(特に幕末)がお好きでしかも詳しいです。

以前から「今度ゆっくり酒でも飲みながら幕末の話をしましょう」と挨拶代わりに言っていまして昨夜、やっと念願が叶った次第です。

この方は実は 「佐幕派」 で会津びいきです。

会津に惹かれる点は 「滅びの美学」 だそうです。

私も 「滅びの美学」 は心に響きますので薩摩びいきとはいえ共通の哀愁を持ちえていると思います。

話の中で「私は 榎本 を好きではありません。それは 榎本 は五稜郭に立てこもり自殺を試みようとしますがそれは周囲が必ず止めることを認識しての 芝居 をしたからです。」と私に強く主張されました。

私も同感です。

「敗軍の将兵を語らず 」 そして 「潔く切腹すべし」 という主張です。

確かに 榎本 は生きながらえ政府の高官に就きもしました。

彼にしてみれば壮絶な死を遂げた 会津藩士 たちとの比較からそう考えたのでしょう。

何かこういう熱いタイプの男、私は好きですね。(何でも昨年は山口県に 吉田松陰 先生を探る旅行に行かれたとか)

さらに彼はこうも言いました。

「所詮、明治維新後の日本は二流の人物たちによって運営された」 と。

吉田松陰 は早くに死刑になり、 高杉晋作 も維新を待たずに死んでいった。

更に 西郷隆盛 大久保利通 木戸孝允 も消えてしまった。

伊藤博文 山形有朋 二流どころの人物 が運営する政府が新生日本の出発点だった。

とこんな分析です。

私も全く持って同感です。(それでも今の政治家に比べると英雄的存在には変貌してしまいますが)

おまけに「( 吉田松陰 亡き後の) 長州 の人間は金に執着しすぎる」とまで断言しました。

これまた私の持論と合致しました。

アイデンティティ-を抱く対象(彼は会津、私は薩摩)が違ってても思考はほとんんど一緒。

さすればあの明治維新ですら回天の本質は敵味方そうそう大きな違いはなかったのかもしれません。

いずれにしましても男二人、ひたすら歴史の話で盛り上がった硬派な夜でした。

ついでながら申しますと今朝、彼の郵便受けに DVD・「田原坂」 を投函させていただきました。

次回お目にかかった時は 西南戦争 の話題で盛り上がると今からワクワクしています。






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Last updated  2009.02.11 23:36:52
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殆どが嫉妬の表れ  
足圧の達人  さん
幕末のことも今も嫉妬に狂い、真金の人を抹殺していく、
汚職にまみれた者のいかに多い事か、でもそれも人間、故にしっかりとした哲学と宗教を待っていくべきでしょう。
 ガンジーもキング牧師もアーノルドトィンビー博士もアンドレマルロー氏もラマチャンドラー氏
モスクワ大学のログノフ総長、ローマクラブのぺッツェイ氏、の書籍を読んでみるのもいいことでしょうね。
 議論、大いにいいことだと思います。
いい語らいですね (2009.02.12 02:02:29)

紀元祭  
酔鳳 さん
 昨日明治神宮で行われた紀元祭に参加させていただき直会(なおらい)での宮司さんの話を聞かせていただいたのですが・・・「大日本帝国憲法発布」にあたり大赦があり、「西郷隆盛をはじめとする賊名を帯びた者たちからその賊名を解かれた・・・」という話に私は目頭(めがしら)があつくなりました。明治天皇は西郷の名誉を回復してやりたい、朕が股肱の臣としてこの席に列せよ、と言われたかったのだと思います。 (2009.02.12 06:27:36)

わたくしも  
二流どころにより・・・に共感です。

残念でしたね。これからが大事という時にはもう誰もいなくなってしまっていて・・・。

それで大戦という変な方向に行ってしまったのでしょうね。

そしてそれ以来人物も出ていないですね。

私は明日から下関に行ってきます。
時間がとれなくて萩には行けないので残念ですが。 (2009.02.13 14:06:05)

Re:夜の会合 by 北洲(02/11)  
konnnitiha、Hello、HELLOO、CQCQsです。
お元気で激論をかわされていますね。
明治維新で英雄は残念ながら多くがなくなりましたね。生き残ったのは愚鈍な人たち、その子孫が政権を握っている、でもってそんな派閥のどうしようもんない人を国会に送り込んでいるのは?
どっちもどっちに見えますが・・・?
いかがでしょうか?
Don't you agree? ってか(^_^;)\/// (2009.02.14 14:58:39)

明治11年の、  
如水亭  さん
大久保の横死によって、維新回天のリーダーが一人もいなくなってしまった・・・というのが、小生の思いです。

その後、伊藤・山県と急に小粒になってしまいました。

陸奥などの秀才・俊英はいましたが、人々の輿望を担うような人物はでませんでしたね。
(2009.02.16 11:33:00)

時代が人物を要求したのでは?  
時代、時代で、そこに必要とした人が必然的に現れ、
大きなことが、なし得られてきた。

歴史には、必ずその時代に必要とされる人物が現れ、
大きな仕事をなしとげとげてきた事実があります。
そして、そいう人たちは、「偉人」「一流の人物」と称賛されます。

私は思うのですが、その大きな仕事をなし終えた時点で、その人の役目は終わってしまうのではないかと。

彼らはその幕末という乱世に必要な人間であり、
彼らがいなければこの大きな変革はなしえなかったということは、周知の事実であり、「倒幕」という大きな仕事に関して、彼らが一流だったということは、
明らかです。

ただ彼らがなお、その後も生きていて、
明治という時代を作り上げていく時に
変化した時代に、才能を発揮できただろうか?
その平和な時代が彼らを要求しただろうか?
という点では、若干の疑問を持つ一人です。

誤解のないよう言及させていただきますが、
西郷さんをうんぬんというのでは決してありません。

ただ、時代、時代でヒーローは、その質が変わっていくのでは?と感じるのです。

幕末の偉人達が、生存されていなかったから何とも言えませんが、
平和になった明治という時代には、
それまで二流と言われた人が、その時代が要求した人だったのでは?と思うのです。

野球選手としては超一流の人が、
バスケット選手になったら?というように。 (2009.02.19 08:12:38)

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