自己満足の行方

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2005年07月25日

カテゴリ：日々雑学

25時間テレビも、番組としてつまらなかった。
いろいろごたごたがあったフジテレビとニッポン放送だけど、社員全員が企画書を書いて、それらを実現するってのが、大きいテーマだったみたいですね。
で、それを通して、笑いを取ろうとした。今のフジテレビを描こうとした。
会社としては、社員そのものを画面上に出すことにより、愛社精神を全面に打ち出し、社員が一丸となれるようにしたし、それを視聴者にアピールしたかった。
それを見せることで、視聴者及び株主への一連のごたごたの謝罪と社員のやる気と今後の姿勢を見せたかったのかな。
でも、失敗じゃない！だって、見ていてつまらなかったもの！
かつては、とりあえずフジテレビにしとけば、何かおもしろいことやるだろうって感じで、フジテレビにチャンネルを合わせておくことが多かったというのに・・・。
視聴者が求めているのは、社員そのものを画面上に出すことではない。

社員は、結局縁の下の力持ちでしょ。
局アナは、別として、画面に出てくるのは、タレントであるべきでしょ。
おもしろい番組が作れれば、視聴者は誰も文句言わないし、それこそが社員のテレビに対する姿勢であり、フジテレビとしての答えになるはず。
ちょっと、やり方間違えているように思えるのよね。
視聴者をないがしろにした、単なるフジテレビの自己満足な25時間テレビって感じでした。
かつては、一部の社員の自己満足から『私をスキーに連れてって』みたいな作品が産まれ、それがブームにまでなったというのに・・・。
そんな番組にかける自己満足は、どこへ行ってしまったのだろう。

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