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2008年10月11日
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カテゴリ: 金融
NY10日、米国株式市場では前日総崩れの様相をなした金融株の大半が反発した。しかしモルガン・スタンレーの株価は引き続き下落し、新安値9.68ドルをつけた。三菱UFJファイナンシャルグループが90億ドルの出資を引き受けた条件よりも株価が6~7割下落してしまった計算だ。

三菱の出資の条件はM・S株式21%のうち9.9%を1株25.25ドルで普通株で取得し、残りは配当利回り10%・転換価格31.25ドルの転換優先株で取得するというもの。出資の完了は14日。三菱側が合意の撤回をした場合の違約金の支払い条項は無いらしく、この点がM・S売りの一つの根拠となっているようだ。

しかし例によって全く当てにならない私個人の感想ではあるが、三菱という会社は恐らく仮に90億ドルを全額吹っ飛ばしたとしても会社の信用のためなら高くないと考えると思う。足元の市況如何で経営判断をひっくり返すとは、私には思えないが、先のドイツの中堅銀行の例があるので市場は疑心暗鬼になっているのかもしれない。

M・S売りが、「まさかの事態を想定して作られただけのショート・ポジション」ならば、将来M・Sは買戻しのシンボル・ストックになるかもしれない。ただし三菱側がM・Sの資産内容を完全に掌握しているかどうかは、傍の人間では分からないので、14日に出資が無事完了したとしてもM・Sの資産内容をめぐって「売り方」からの心理的な駆け引きは、簡単には収まらないかもしれない。今後は三菱も巻き込んだ株価攻防戦がより激しくなるのだろうか?

※当ブログコメントは管理者の推測を記したもので、閲覧者に投資判断を提供するものではありません。管理者は当ブログの記載内容が事実であることを一切保証いたしません。管理者は閲覧者の投資に伴う損失に対しいかなる責任も負いかねます。





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最終更新日  2008年10月11日 08時44分09秒
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