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2008年11月28日
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カテゴリ: 時事
インド・ムンバイでの同時多発テロで日本人を含む犠牲者が出た。タイの空港閉鎖事件もそうだが、世界景気の後退局面では、必ずこういうことが起こるので注意してほしいと思っていた矢先だった。インドでのイスラム武装組織の犯行の目的はまだ明らかになっていない。しかし個人の憶測の域を出ないものではあるが、私は理由は大きく2つあると思う。

1つは米国が政権交代期に差し掛かかっており、『系統だった従来のようなインド軍・警察の支援ができるのかどうか』を確かめたいのだろう。あわせて外国人をターゲットにしたことで『国際社会が動くかどうか』も試していると見られる。米国も欧州も保護主義的な社会の風潮が強まっているから、もしかすると今回のテロを見て見ぬ振りをするかもしれない。そうなれば今後さらに攻勢をエスカレートさせるという狙いがあると思う。

もう一つは、もし仮に米国及び国際社会がインド政府の支援を強め、テロリストに厳しい措置をとった場合、イスラム国家パキスタンの立場が非常に微妙なものとなりかねない。今回武装蜂起したグループは、この何時間か後に全滅させられるかもしれないが、その映像をイスラム圏全域に流す事によって、『アフガニスタンでの戦闘の鍵を握るパキスタンを国際社会から切り離す』という狙いである。パキスタン軍の中にテロリストへの同情者が増えるだけでもテロリストにとって有利になると言う計算があるかもしれない。




さて、テロリストがこのように考えているとすると、これはテロ活動を鎮圧しても、しなくても彼らの目的は達成されかねないことになる。しかし、だからと言って、非武装の民間人を無差別に大量虐殺するなどと言う行為は断じて許されるものではなく、見て見ぬ振りなどできる訳も無いのだが、やり方には注意が必要かもしれない。

もしインドが他国の援助を必要とする場合、宗教的に中立な日本が他のイスラム諸国にも働きかけて、このような非人道的武装蜂起は何の解決にもならないという考えを広めるべきではないだろうか?今回もまた、我々も被害国となってしまったのだから。





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最終更新日  2008年11月28日 08時39分36秒
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