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2021.12.16
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カテゴリ: タレント
​​​​​​​​​​​​​
前回、女優としての 小池栄子 さんについて書いたところなのですが、やはりもともと”バラエティの女王”だったということで、そちらの側面についても書きたいな、と思います。

取り上げるのは、

『M-1グランプリ』 です。


毎年この時期になると、過去の大会を見返すのですが、今年も12月19日の決勝戦の放送に向けて、過去の大会をすべて、今まさに現在進行形で見返しているところです。

今回は、芸人さんのネタだけでなく、 ​アシスタントMC​ を務める方にも注目をして観ています。

小池栄子 さんはアシスタントMCを、3回務められています。


2005年
2007​​年

いずれも、メインMCは 今田耕司 さんになってから。

アシスタントMCは通常、番組の華&盛り上げ役でもあるメインMCの横で、ディレクターからの指示と時間を確認しつつ進行を行う、時には”逸れて”しまった進行を元に戻すという重要な役割を担っています。(難しい役割なので、局アナやフリーアナウンサーが担当することが多い。)

『M-1グランプリ』でのアシスタントMCは、それに加えて、ネタ終わりの漫才師に感想を聞く役であったり、CM振り、近年では「笑神籤(えみくじ)」を引いてからの漫才師名の発表などを担っています。


この番組のアシスタントMCにオファーをされている女性タレントさんは、皆さんその役割をしっかりとこなせる、バラエティ慣れしたタレントさんばかりです。

中山エミリ さん(2002年)
井上和香 さん(2004年)
真鍋かおり さん(2006年)

日頃からバラエティ番組へもひっぱりだこで、申し分ないスキルを持ってらっしゃる方ばかりなのですが、それでも 一番うまいのは小池栄子さん

進行の合間合間に、自身の感想も交えつつ次に進むということが度々あるのですが、小池栄子さんは今田さんから(2003年は西川きよし師匠も)感想を求められても、迷いなく即座に答えるし、コメントが長すぎないし、毎回的確な返しをされます。

そしてそのどれもが 「邪魔にならない」
番組のテンションを変えない(上げも下げもしない)。
自然。



ビッグ特番であり、MC席にいてずっと出ずっぱりなわけですから”大役”のオファーなわけですが、でもこの番組の主役はあくまで漫才師。決して目立ちすぎてはいけない。しかも「アシスタント」なのでなおさら。

小池栄子さんは、出しゃばることはせず、でも、自身の意見や感想を求められたときはしっかりと返事をしますし、視聴者にわかりやすいリアクションをします。

バラエティ慣れしていない女優さんやアイドルが、司会者から発言を求められて、求められると予想していなかったのか、声をかけられてから何をしゃべるか考え始め、挙句たいしたコメントも言えない、というのをテレビではよくみかけます。番宣できている女優さんは、しゃべりを仕事にしているわけではないのでそれでいいのですが、バラエティ番組で活動していこうというタレントがそれでは話になりません。

小池栄子さんは、元々の素質があられたのはもちろん、これまでにダウンタウンさんやウッチャンナンチャンさんらお笑いを主戦場にしている方たちと数多く共演してきて、その腕は、そこらの女性タレントやアイドルとは比にならない、と私は思っています。

ダウンタウン松本さんが何かのときに、「(番組に)小池がいると安心する」というようなことをおっしゃっていた記憶があります。この『M-1グランプリ』でも、隣に小池栄子さんがいるとき、今田さんがいかに「安心感」を感じておられるか、手に取るように伝わってきます。

ここで一旦、小池栄子さんのプロフィールを紹介しておきます。

■所属事務所 ​ イープロダクション公式プロフィール

■​ Wikipedia​


過去の『M-1グランプリ』を見ながら、

「あ~。このまま毎回小池さんだったらいいのになぁ~

といつも思うのですが、残念なことに、『M-1グランプリ』のアシスタントMCは、2008年から 上戸彩 さんに固定されました。

上戸彩さんがキャスティングされた経緯を私は存じ上げないのですが、前年の2007年が小池栄子さんだったことを考えると、2008年から アシスタントMCの”毛色”を変更した 、というのは明らかです。

ここからは私の勝手な推測なのですが・・・

小池栄子さんは ​上手すぎた​ のではないかと思います。

そつなくこなしてしまうので、番組の質は落とさないが、逆にいえば、それ以上にもならない、のではないかと考えられます。つまり言い換えれば・・・

芸人さんたちが、小池栄子さんなら返してくれる、ボケても拾ってくれる、イジっても大丈夫、何言っても大丈夫、小池さんなら大丈夫、小池さんなら大丈夫、大丈夫、大丈夫・・・という風に、番組全体の雰囲気が 「安心感」 のほう傾いてしまうのではないかと思います。

毎週のレギュラー番組なら、それでいいのかもしれません。信頼があるからこそ生まれる笑いもあり、翌週、そのまた翌週に展開させる・・・ということが見込めます。

しかし、『M-1グランプリ』は、 年に1度の祭典 です。

安心感よりも、 豪華さ 珍しさ 新鮮さ といったものの方が、より必要だったのではないでしょうか。

芸人さんたち(とくに若手)にとって、女優さんと一緒にお仕事ができるというのは”ご褒美”に値するものです(有名な女優さんやアーティストに会う機会があって喜んでいるところを何度か見かけたことがある)。

「上戸彩さんに会える」というのは、決勝進出という栄誉ある”切符”に、おまけでついてくる 豪華な特典 みたいなものなのだと思います。ところが、小池栄子さんは芸人さんたちにとってはとても身近な存在。

そういうところが、

「『M-1グランプリ』のアシスタントは上戸彩」

と固定された要因かな、と推測しています。


長くなりましたが、もう一人どうしても触れたい人がいます。​

2001年、第1回の大会でアシスタントMCを務めた 菊川怜 さん。

第1回のアシスタントは悲惨なものでした・・・

1回目ということもあって、番組の”型”みたいなのがまだまだ固まりきっておらず、アシスタントMCの立ち位置もフワフワしており、菊川怜さんも対応に苦慮されているのが画面を通してありありと伝わってくるのです・・・

特にそれが分かるのが、ネタ終わりの漫才師にインタビューをするシーン。

制作に吉本興業が入っておきながらなぜそうなったのか本当に謎なのですが、この大会では、ネタが終わった漫才師は、 袖にはけず、ステージに板付き のままでした。

それがとても不自然。

普段舞台で漫才をやっている芸人たちは、 ネタ終わりには袖にはける 、が体に染みついていますから、ネタ終わりにステージ中央に突っ立ったまま、”変な間”にどうしていいかわからず、皆さんとまどわれていました。(2002年から袖にはけるように変更されているので、紳助師匠か出演芸人から指摘があったものと予想します。)

そんな状態のところに、菊川怜さんが話を聞きにいくもんですから、話が盛り上がるわけがありません。

真剣に漫才をやったあとで、袖にはけないまま”切り替えのスイッチ”をどう入れていいか分からず、何を話していいのか、ボケてもいいのかさえわからず(近年は「ボケてもいい」傾向が定着しつつある)、茫然としているところに、何を聞いていいのかかわらない菊川怜さんに話しかけられても、会話になるはずもありません。

実際のところはわかりませんが、菊川怜さんも漫才について勉強不足なところはあったのかもしれませんが・・・にしても、1回目なので、どうか菊川怜さんを責めないで欲しい、と勝手に私は思っています(え?誰も責めてない?!)​​​​​​​

さて、2021年のM-1はどうなるのでしょうか楽しみ、楽しみ

■​ M-1グランプリ公式サイト

■​ Wikipedia
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最終更新日  2022.05.07 21:02:38
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