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是か非か二択対策
二択問題はむずかしい。答え方を考えてみよう。
例えば、二択には是か非かという問題がある。
「結婚は良いか悪いか?」
とか、
「鯨は食べたほうが良いか?」
とか、
「明日は晴れるかどうか?」
とか、
「これを今、買ったほうが良いだろうか?」
というような問題である。
まあ、たとえば、これらに 「良い」 と答えるわけだ。
そうすると、相手は 「どうして?」 と聞いてくる。
これが面倒くさい。真面目に答えてやったりすると責任を押し付けられないとも限らない。
こんな時にこの答え方を覚えておこう。
「鯨は食べたほうが良いか?」
「はい」
「どうして?」
「それは食べてみればわかるよ」
とか、
「明日は晴れるかどうか」
「晴れるだろ」
「どうしてわかるの?」
「明日になればわかるさ」
とか、
「これを今、買ったほうが良いだろうか?」
「そりゃ買ったほうが良い」
「なぜ?」
「買ったらわかるよ」
などのように、大人になったら責任を負わない答え方ができないといけない。
また、 「いいえ」 と否定する場合は、もっと会話に味が出る。
「鯨は食べたほうが良いか?」
「だめだよ」
「どうして?」
「それは食べてみればわかるよ」
とか、
「明日は晴れるかどうか」
「晴れないだろ」
「どうしてわかるの?」
「明日になればわかるさ」
とか、
「 これを今、買ったほうが良いだろうか?」
「そりゃ買わないほうが良い」
「なぜ?」
「買ったらわかるよ」
となり、つまり理由の部分は変わらないし、なんだか情緒がある。
また、
「私、手術でオッパイ大きくしたほうが良いかしら?」
なら、 「はい」 でも 「いいえ」 でも答えておいて、 「なぜ?」 と聞かれたら、
「そりゃあ実際に手術してみればわかるよ」
と答えれば良いのは先に示したが、
問題となるのは、
「私のオッパイって大きいかしら?」
のような質問である。
この質問には状態の変化が含まれていないので、 「やってみればわかる」 あるいは、 「なってみればわかる」 という理由がつけられないのである。
こういう質問の答え方も決まっている。
「大きいとも言えるし、そうでないとも言える」
というように両方肯定するのだ。質問によっては両方否定でも良い。
「大きいとも言ないが、そうでないとも言えない」
あと、もう一つだけ覚えておかなければならないパターンがある。
それは、相手がこちらのことを聞いてくる質問である。
「クリスマスは一緒にいられる?」
とか、
「私と結婚してくれる?」
というような質問である。
実はこれは手ごわい、なぜなら、これらは、質問の殻をかぶった、依頼あるいは命令であることが多いからだ。この質問に答えるには大きな責任がのしかかる場合が多い。
「結婚すればわかるよ」
などとはとても言えない。これには必ずこう答える。
「はい。そのように努力します」
次に、大人の会話の例をあげておく。参考にするように。
「ねえねえ、明日の休みってあいてる?」
「なんなら、あくようにするよ」
「じゃ、時間が取れたら、デートしない?」
「やっほー、こりゃがんばって時間をつくんないとな」
「ねえ、私のことホントに好き?」
「でもさー、もっと好きになると思うべさー」
「私って綺麗?」
「綺麗って言えば綺ルウェイだな」
「それともカワイイ?」
「カワイイって言えばキャワイイな」
「明日、寒いかな?」
「拙者はそうみるね」
「天気予報見たの?」
「見たって言えば見たかな。明日になればわかるよ」
「じゃ、コート着て行こうかな?」
「そりゃ結構」
「やっぱ寒いよね?」
「着てくればわかるよ、ひっひっひ」
「カメラ持って行こうかなー?」
「いるかなー?」
「どうして?」
「持ってくればわかるよ」
「ホントに明日、大丈夫なの?」
「よっしゃーバンバン、できるだけ努力するよバンバン」
「大事な買い物あるんだから絶対よ」
「うひゃー、そりゃ楽しそう、行けるようにがんばるよ」
「是か非か二択質問」に対して黙っていることは許されません。
常日頃から環境の脱出口近くに身を置き、履きなれた靴とコートは玄関に、逃走資金ぐらいは肌身離さず持ち歩くようにしましょう。
「うひゃー、そりゃ楽しそう、行けるようにがんばるよ」
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