昆虫倶楽部リターンズ 岡山矢掛編

昆虫倶楽部リターンズ 岡山矢掛編

2014/01/24
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本日は、文楽初春公演、第一部を、右側桟敷4列の4より、拝見&拝聴いたしました。


桟敷席というのも大阪ならではですね。

中央座席よりも傾斜角度がついており、ちょっとだけ特別な感じがいたします。

しかもこの右側桟敷の4列というのは、大夫三味線の床に並列したような位置にあるため、床の音曲を堪能するのに最適なのです。

写真を撮る者としてもことにここからの、床から舞台を一望するなんともいえないパノラマチックな眺めは、こたえられません。

源平布引滝は、やはり瀬尾十郎、玉志さんのハラにかかった壮絶な演技、断末魔の瀬尾の髪を振り乱しかしらを震わせる描写のリアルさに、寒気がするほど圧倒されました。

そして玉女さんの実盛と玉翔さんの太郎吉の対比

馬上の実盛の颯爽たる姿は圧巻でした。


新口村


ソフィア・ローレンじゃありませんが、思わず
「ロベ~ルト!!」
叫びそうになりましたなどということは、ありません。

ただただ聴き入って、贅沢なひとときを堪能しておりました。

吹雪にまぎれ泣き崩れる和生さんの、孫右衛門はこれまで見た孫右衛門のなかで最高に美しい絵画の完成度でした。



初春公演、第一部は、私はこれで見納めといたしますが、まだのかた、どうぞ劇場に足をお運びください。


いま改めて眼前の生の舞台の新鮮さと迫力に驚かれると思います。















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Last updated  2014/01/24 06:19:55 PM


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