昆虫倶楽部リターンズ 岡山矢掛編

昆虫倶楽部リターンズ 岡山矢掛編

2015/01/01
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日本は写真家じたいが、八割以上男性なんです。

伝統芸能に限らずいまだ写真を撮りたいと申し入れ難色を示す場所の理由は、結論無名で女性だから。断言します。
加えて責任を負いたくないのは明らか。

もうね、

若くないから、ならば結構という諦めに入りました。
さぞや有名な写真家がおつきでいらっしゃるのでしょうから、そういう人にバンバン撮ってもらったら良いんです。

その代わり撮らせてくれるというなら北海道から沖縄まで行きます

もちろん自腹で


会心の一枚でした。
しかしこの写真を撮れたのは、文楽というより、プロレスラーのおかげなんです。

文楽は撮影する機会が頻繁に許されるわけではないです。私のような三流写真家には。

昨年4月に出会ったプロレスラーは、違いました。

フリーのレスラーゆえ試合ごと会場が違いライティングもまちまち、撮影環境はほとんどの場合悪いです。
だから鍛えられたんです。

毎週末、多いときには1日3つの大会を掛け持つ彼を追って何百枚とシャッターを切りながら合間には撮影の基本的なことを学び直しました。

知らず知らずに勉強させていただいていました。

度胸もつきました。

自信も。

最近、プロレスラーのマスクをカバンに携帯しカメラと共に持ち歩いています。

見せびらかしたいからでもありません。

いまの私があるのは誰のおかげかを、忘れてはいけないと思って。
時に嫌な思いをすることがあっても
マスクを見ると思い出すのです。
マグニチュード岸和田選手が初めてこのマスクを着用しリングに上がったときにカメラを向けたあの日からさかのぼってたくさんの恩恵を賜ってきた日々を。





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Last updated  2015/01/01 10:29:14 PM


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