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2020/10/18
カテゴリ： 俺たちプロレス軍団
楽天ブログアクセス２００００００突破記念
２０２０年現在生涯のベストオブザベスト
2019/10/27 OPG美星大会 星の郷夢かなうマッチ
OPGjr.ヘビー級選手権 山内拓也（王者）vsグレートムタイガー（挑戦者）
王者山内拓也選手４度目の王座防衛戦
挑戦者グレートムタイガー選手
ゴールドの勝負マスクで軽やかに登場
対峙する赤コーナーから虚空を見据える王者 山内拓也選手
それほどの熱量がこのふたりの体から感じられた
グレートムタイガー選手が芸術的なグラウンドワークで山内選手の動きを止めそのまま一気にペースをつかみにかかる
ムタイガー選手、豊富な手数を駆使し山内選手に反撃の隙を与えない作戦か
が、王者がこのままやられっぱなしでいるはずがなく
ムタイガー選手の足を執拗に攻撃
だがムタイガー選手 まったく動きを止めず驚異的なスタミナで親子ほどの年の差のチャンプと渡り合う
ここから瞬きもできない速度で闘いがヒートアップ
いま思い出しても寒気がする壮絶なクライマックスに向かって疾走していく
あえて言うまでもないことだがグレートムタイガー選手、山内拓也選手 両者ともに、普段は「社会人」
プロレスをこよなく愛しプロレスラーにリスペクトするあまりに、社会人プロレスラーとしてリングに上がる
ムタイガー選手はおりふしに私におっしゃる
だがこのとき撮影した試合は
私がこれまで撮影してきたプロのプロレスリング
電流爆破マッチよりもまばゆく激しく蛍光灯デスマッチよりも壮絶だった
照明設備もない廃校になった小学校の体育館で死力を尽くし全力で闘うふたりの男たちが後楽園ホールのライトの下で闘うレスラーと同じかそれ以上に輝きを放って美しく見えた
社会人と言いながらも、無駄なぜい肉のない鍛え上げた体でリングに上がり、鍛えているがゆえに俊敏に動き互いに技を競い合う
つまり、こういうことなのだ
相手の力量が不安で、受けきれるかわからないようなら「安全のために」使うことが出来ない
社会人レスラー
プロの、プロレスラーへの最大級のリスペクト
リングの上で闘えることの喜びを全身全霊で、プレイの上に表現して見せているがゆえに、神々しいまでに光を放っているのだ
この瞬間完全に、掴まれた
彼らのプロレスを追い続けたいと
山内選手 場外でもハードコアファイトでムタイガー選手を情け容赦なく打擲
間髪を入れず鉄柱に投げつける
だがムタイガー選手 驚異的なスタミナでここで跳ぶ
たとえるならフィギュアスケートでいうところのプルシェンコが最後の最後に４回転飛んでみせる的なあり得ないレベル
もちろんこのタイミングでムタイガーが飛んでくるなど思いもよらぬ山内選手のダメージ
ふいうち食らいもんどりうって倒れた山内選手に追い打ちのタイガースープレックス
ムタイガー選手もえげつないと言えばえげつない（苦笑）
が、同年代としてムタイガー選手のこういうところ激しく共感
決めにいくムタイガー
終わらせるのは俺だとばかり切り返す山内
これまで多くのプロレスの試合について「死闘」という表現を用いてきた
プロレス記者として記事を書くにあたり多少のあおりも含んで「死闘」を多用した
だがこの試合に関してはむしろ言葉を失う
表現するにあたり適切な言葉が見つからない
それこそ「死闘」以外に、ない
「死闘」の一言が、ふさわしい
飛ぶ鳥を落とすが如くに飛ばんとした虎を打ち落とす山内選手
１４分１９秒の壮絶な死闘を制したのは王者山内拓也（４度目の防衛）
決まり手はカロライナ・リーバー
改めてこの試合を再アップしてみて
OPGを越えるプロレス写真を撮ることができるのはOPGしかないと痛感した
活動の再開を切実に願う
２０２０年現在生涯のベストオブザベスト
2019/10/27 OPG美星大会 星の郷夢かなうマッチ
OPGjr.ヘビー級選手権 山内拓也（王者）vsグレートムタイガー（挑戦者）
王者山内拓也選手４度目の王座防衛戦
挑戦者グレートムタイガー選手
ゴールドの勝負マスクで軽やかに登場
対峙する赤コーナーから虚空を見据える王者 山内拓也選手
それほどの熱量がこのふたりの体から感じられた
グレートムタイガー選手が芸術的なグラウンドワークで山内選手の動きを止めそのまま一気にペースをつかみにかかる
ムタイガー選手、豊富な手数を駆使し山内選手に反撃の隙を与えない作戦か
が、王者がこのままやられっぱなしでいるはずがなく
ムタイガー選手の足を執拗に攻撃
だがムタイガー選手 まったく動きを止めず驚異的なスタミナで親子ほどの年の差のチャンプと渡り合う
ここから瞬きもできない速度で闘いがヒートアップ
いま思い出しても寒気がする壮絶なクライマックスに向かって疾走していく
あえて言うまでもないことだがグレートムタイガー選手、山内拓也選手 両者ともに、普段は「社会人」
プロレスをこよなく愛しプロレスラーにリスペクトするあまりに、社会人プロレスラーとしてリングに上がる
ムタイガー選手はおりふしに私におっしゃる
だがこのとき撮影した試合は
私がこれまで撮影してきたプロのプロレスリング
電流爆破マッチよりもまばゆく激しく蛍光灯デスマッチよりも壮絶だった
照明設備もない廃校になった小学校の体育館で死力を尽くし全力で闘うふたりの男たちが後楽園ホールのライトの下で闘うレスラーと同じかそれ以上に輝きを放って美しく見えた
社会人と言いながらも、無駄なぜい肉のない鍛え上げた体でリングに上がり、鍛えているがゆえに俊敏に動き互いに技を競い合う
つまり、こういうことなのだ
相手の力量が不安で、受けきれるかわからないようなら「安全のために」使うことが出来ない
社会人レスラー
プロの、プロレスラーへの最大級のリスペクト
リングの上で闘えることの喜びを全身全霊で、プレイの上に表現して見せているがゆえに、神々しいまでに光を放っているのだ
この瞬間完全に、掴まれた
彼らのプロレスを追い続けたいと
山内選手 場外でもハードコアファイトでムタイガー選手を情け容赦なく打擲
間髪を入れず鉄柱に投げつける
だがムタイガー選手 驚異的なスタミナでここで跳ぶ
たとえるならフィギュアスケートでいうところのプルシェンコが最後の最後に４回転飛んでみせる的なあり得ないレベル
もちろんこのタイミングでムタイガーが飛んでくるなど思いもよらぬ山内選手のダメージ
ふいうち食らいもんどりうって倒れた山内選手に追い打ちのタイガースープレックス
ムタイガー選手もえげつないと言えばえげつない（苦笑）
が、同年代としてムタイガー選手のこういうところ激しく共感
決めにいくムタイガー
終わらせるのは俺だとばかり切り返す山内
これまで多くのプロレスの試合について「死闘」という表現を用いてきた
プロレス記者として記事を書くにあたり多少のあおりも含んで「死闘」を多用した
だがこの試合に関してはむしろ言葉を失う
表現するにあたり適切な言葉が見つからない
それこそ「死闘」以外に、ない
「死闘」の一言が、ふさわしい
飛ぶ鳥を落とすが如くに飛ばんとした虎を打ち落とす山内選手
１４分１９秒の壮絶な死闘を制したのは王者山内拓也（４度目の防衛）
決まり手はカロライナ・リーバー
改めてこの試合を再アップしてみて
OPGを越えるプロレス写真を撮ることができるのはOPGしかないと痛感した
活動の再開を切実に願う
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Last updated
2020/10/27 11:24:30 AM
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