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妍子きよこ に禎子よしこ内親王誕生内裏火災 枇杷殿 から高倉殿 頼通の邸で敦康親王と会う 妻の祇子のりこ 具平親王(村上天皇の皇子)の娘 頼通の妻・隆姫たかひめの妹お初に御意を得ます 天が御上の政 御譲位を遊ばされたく 臣道長 臥してお願い申し上げます光る君亡き後の物語帝にすらことさら悪しざまに お耳に入れる人がおりましょう世の人の噂など 誠に下らなく 怪しからぬものでございます内裏になど、悪しざまに聞こし召さする人やはべらむ世の人のもの言ひぞ、いとあぢきなくけしからずはべるや されど、それは、さばかりの数にだにはべるまじ など聞こえたまふ 「浮舟 源氏物語」声が小さい 今日は暗いな 御簾を上げよ 逆向き左大臣の良きようにいたせ 四納言お耳が効かずお目も見えておらぬ御譲位を望む気分が高まるよう謀りましょう行成 大宰府に参りたく存じます 大宰大弐の席が二月から空いておりますここからは いささか己の財を増やしたく存じます東宮にもなれず 心が楽になりました 親王さまをお守りすることが出来ずお許しくださいませ皇太后さまは御変わりになりましたね 国母に相応しい風格左大臣がはっきり譲位を迫ってきた資平すけひらはどうだ 蔵人頭亡き伊周の嫡男道雅か亡き関白・道兼の三男兼綱が宜しかろうと存じます。狛犬 御譲位くださいませ偏継ぎ 敦成親王 東宮七つ 先の帝が御即位なさった御年良き博士 政とはそれ程酷にならねば男だったら政に携わりたいと思っておりました 人の上に立つ者は限りなく辛く寂しい東宮様が帝になれば父上の想う様になってしまうのであろうか例え左大臣でも皆を蔑ろにして事を進めることは御出来にならぬと存じます何故なら左大臣様は陣定も自らお出ましになることを望まれ関白をご辞退されてきたと伺います たった一人で何もかも手に入れたいとお思いとは到底思えませぬ藤式部は父上びいきであるのう左大臣から朕を守ってくれ御譲位あそばすのが帝としての正しき道弱らせることが正しきやり方とは思えませぬ左大臣になってかれこれ二十年 思いのままの政などしたことがない したくともできない左大臣様の思う政とは何でありますか 思うがままの政とは民が幸せに暮らせる世を作ることだ 民の幸せとは?そもそも左大臣殿に民の顔なぞ見えておられるのか幸せなどという曖昧なものを追い求めることが我々の仕事ではございませぬ朝廷の仕事は何か起きた時、真っ当な判断が出来るように構えておくことでございます志を持つことで、私は、私を支えてきたのだ志を追いかける者が力を持つと、志そのものが変わってゆく それが世の倣いにございます意味が分らぬ帝の御譲位、今少しお待ちくださいませ丸薬 宋から取り寄せた薬だ娍子すけこ 敦明 道兼の息子 兼綱を蔵人頭に(兼隆 賢子と結婚し子供誕生 賢子は親仁親王 後冷泉天皇の乳母に)公任に似ておる 教通の妻 公任の娘 隆姫 頼通の子を産んでもらいたい 充分幸せにやっております覚悟をお決めなさい 父上のようにもう一人妻を持てば隆姫とて楽になるかもしれませんわよ何もかも一人で背負わなくてよくなるんですもの できれば隆姫と対等な尊い姫君が良いのでは私の妻は隆姫だけです 他の者はいりませぬ私は本気で申しております 私は殿に愛されてはいない私ではない、明子さまでもない 殿が心から愛でておられる女が何処ぞにいるのだと疑って苦しいこともありましたけれど、今はそのようなことは、どうでもいいと思っております彰子が皇子を産み、その子が東宮となり、帝になるやも知れぬのでございますよ私の悩みなど吹き飛ぶくらいのことを殿はして下さった 何もかも殿のお陰でございます私とて色々考えておりますのよ ですから、たまには私の方もご覧くださいませ越後守為時三年ぶりに京へ双寿丸 追いはぎと人さらいをやっつけたあれは武者であろう賢子がよく笑うようになりましたの昔なら考えられなかったことも、あの二人は軽々と乗り越えております隆家 実資が見舞い目を傷めた 大宰府に腕の良い薬師 大宰大弐に空きがある中納言の職はお返ししても太宰府で目を治して京に戻って参れ大宰権帥行成は俺の傍にいろ そういうことだ太宰府でお目を治してお戻りくださいませ ききょういつも嚙みつきそうな勢いであったが、それが亡くなった俺、来年、大宰府に行く隆家様 武功を立てに行くお前は京で婿をとって幸せに暮らせ妹みたいなお前がいて楽しかった母上は振られたことある?あるわよ武者は命を賭ける仕事ゆえ、あなたを危ない目に合わせたくないのではないの?大抵の男は、そういうことを言いたがらないものなのよ それゆえ分かってあげなくては母上まで双寿丸の肩を持つの?生きているとそういうことがままあるのよ泣きたければ私の胸で泣きなさい 振られたのに?せめてあの人の思い出に残って欲しいもの宴 二つに久しき鹿島立ち(旅立つこと)弥栄 弥栄《鹿島・香取 (かとり) の二神が国土を平定した故事からとも、また、防人 (さきもり) ・武士が旅立つ際に道中の無事を鹿島神宮に祈願したところからともいう》旅行に出発すること。旅立ち。門出。死をも恐れぬ者か望月の夜 この世をば三条天皇 比叡山延暦寺へ横川の僧都 源信「源氏物語で恋愛セミナーの日記」
November 12, 2024
明子激高顕信出家あなたがあの子を殺したのよ現世を捨てるのはやり過ぎでしょう父上も傷ついておられます内裏の力争いから逃れ心穏やかになったやもしれぬ温かい衣をたくさん届けてやってくださいませ 比叡山妍子きよこを中宮とする 中宮彰子さまを皇太后に娍子すけこを皇后とする 一帝二后をやってのけた左大臣だ 異存はあるまい畏れながら近年では、大納言の息女が皇后になった例はございませんそなたがこれを呑まぬなら、朕は二度と妍子きよこのもとには渡らぬ四納言 娍子すけこ様の立后の日に、中宮妍子きよこ様の内裏参入をぶつけては如何でしょうか俊賢 公卿らへの根回しを頼む娍子すけこ立后の儀に参加しなかった右大臣も左大臣も来ない 大納言実資 上卿 天無二日 土無二主 天に二日無し、土に二主無し通任 隆家 懐平 実資 四人晴れの日に浮かない顔帝、左大臣殿のどちらの味方でもない朕のような年寄りは入り込む隙がないのだ比叡山では僧どもに石を投げられたそうだな妍子きよこに渡らない三条天皇源氏の物語も、もはや役には立たんのだ何とかならぬであろうか 智恵はあるだろう物語りは人の心を映しますが 人は物語のようにはいきませぬ年暮れぬと思すも、心細きに、若宮の、儺やらはむに、音高かるべきこと、何わざをせさせむと、走りありきたまふも、をかしき御ありさまを見ざらむことと、よろづにしのびがたしもの思ふと過ぐる月日も知らぬまに 年もわが世も今日や尽きぬるものおもいばかりして 月日が過ぎたことも知らぬ間に この年も我が生涯も今日で尽きるのか 「幻」雲隠 まひろ実家へ道長 頭痛双寿丸が毎日のようにそれではそれで良いではないの傷を水で流しなさいあんたの飯が美味いから道長は病に倒れた 左大臣 辞表臣 道長 言皇太后さまは信じた道をお行きなさいませいつまで里におるのだ 早く帰って参れ いはでおもふぞ怪文書 左大臣様のお命は長くは保ちますまい源氏の物語は終わったの書かない母上は母上じゃないみたいこのまま出家しようかしら あなたには好きな人がいるし心配することないもの琵琶宇治にいる道長撫子を備えるまひろ 百舌彦訪問 殿様のお加減が御宜しくなくまひろ宇治を訪ねる宇治は良いところでございますね 川辺を二人で歩きとうございます早めに終ってしまった方が楽だというお前の言葉が分かったもうよろしいのです、私との約束はお忘れくださいませお前との約束を忘れれば、俺の命は終わる私も、もう終えても良いと思っておりました 物語も終わりましたし、皇太后さまも強く逞しくなられましたこの世に私の役目は、もうありませんこの川で二人、流されてみません?お前は俺より先に死んではならん 死ぬなならば、道長さまも生きてくださいませ 道長さまが生きておられれば、私も生きられます続きを書き始めるまひろ光隠れたまひにし後、かの御影に立ちつぎたまふべき人、そこらの御末々にありがたかりけり下りゐの帝をかけたてまつらむはかたじけなしひかる君が御隠れになったあと、あの光り輝く御姿を受け継ぎなさることのできる方は、たくさんの御子孫のなかにも、いらっしゃらないのでした「匂宮」宇治殿 平等院 道長の別業「源氏物語で恋愛セミナーの日記」
November 8, 2024
少し活動的になれた九月。本居宣長の「紫文要領」。 ヴァージニア・ウルフの「灯台へ」を購入。「百年の孤独」は半分まで来ました。「愛子天皇論2」小林よしのりさんの著書、雑誌でも読んでいます。10月に鑑賞したドラマ&ドラマアカデミー投票&演劇&展覧会「光る君へ」「海に眠るダイヤモンド」「モンスター」「わたしの宝物」「放課後カルテ」10月のギフト・学びの機会をいただいたこと。・心身のメンテナンスができたこと。・旅ができたこと。・本が読めたこと。・家族が健康でいられること。***日常がどんなに喜びに満ち溢れているかが、目で見てもわかり、潜在意識にも教えてあげられる方法。皆さまに佳きものが齎されますように。「今月のギフトの日記」
November 3, 2024
女子が困っていたら助けるだろう 当たり前のことだ惟規が逝き、帝も御隠れになり、心がもたないわ私は怒ることが嫌いなの→三郎藤色の喪服撫子の花見るままに 露ぞこぼるる おくれにし 心も知らぬ 撫子の花 後拾遺569初めて聴きました公任 こういうのはやりたくないんだけどな内裏宣下 四十九日でも移る教通 頼通お前が先頭に立つのは東宮さまが帝になられる時だ父上、我々が公卿になる日はいつなのでございましょうか頼宗 顕信関白となってもらいたい娍子すけこを女御とする 妍子きよこも女御とする 女御は父親が大臣以上曙にしも、曹司に下るる女房なるべし、いみじうも積もりにける雪かなと言ふ声を聞きつけたまへる、ただその折の心地するに、御かたはらの寂しきも、いふかたなく悲し。うき世には ゆき消えなむと思ひつつ 思ひの外になほぞほどふる 源氏物語「幻」まだ書いておるのか ずいぶんな仰り方ではありませんの?書けと仰せになったのは道長様でございますよ光る君と紫の上はどうなるのだ 紫の上は死にました 誰も彼もいずれは黄泉路へ旅立つと思えば早めに終わってしまった方が楽だと思うこともございます 道長様はそういうことはございません?道理を飛び越えて敦成様を東宮に立てられたのは何故でございますかより強い力を御持ちになろうとされたのは?お前との約束を果たすためだ 俺は常にお前との約束を胸に生きてきた今もそうだ そのことはお前にだけは伝わっておると思っておるこれからも中宮様を支えてやってくれ「二人で京を出ても、世の中は変わらないから、道長様は偉い人になって、直秀のような理不尽な殺され方をする人が出ないような、より良き政をする使命があるのよ」たれにかはつげにやるべきもみじばを 思ふばかりに みるひともがななにばかりこころづくしにながめねど みしにくれぬる秋のつきかげうきことも 恋しきことも あきの夜の 月にはみゆるここちこそすれ敦康親王さまから中宮さまへ 清少納言 椿餅ここは私が歌を詠みたくなるような場ではございません椿い餅、梨、柑子やうのものども、様々に筥の蓋どもにとりまぜつつあるを、若きひとびと、そぼれとり食ふ 若菜上紫式部日記 清少納言は得意気な顔をした酷い方になってしまった月を見る二人敦康と彰子 中宮さま、御顔が見えません 御無礼仕ります 光る君のようなことはいたしませぬ御簾を越えたのか?敦康様が二度と内裏に上れぬようにいたせ源氏物語武者 双寿丸 平為賢足で書くの? 人には得手不得手がある 武者であることに誇りを持て一人で戦うのではなく皆で戦うことを学ぶんだ仲間を作れば一人でいるより楽しい敦康様はすでに元服された立派な大人でございます父上の意のままになりとうはない ならば仲間をお持ちになったら如何でございましょう?私は早くに入内した故腹違いの弟たちも藤壺に呼んでいた我らは父上の子であるが、父上を御諫めするのは妍子きよこ 藤壷へ 敦明親王 狩りのお話 好き通任みちとう 参議 娍子すけこの弟 半年前に蔵人頭教通も傍に仕えさせておる 顕信に蔵人頭は早い 参議への近道である蔵人頭への道を父親が拒むとは決して許しませぬ 顕信出家 あなたが顕信を殺したのよ雲隠「源氏物語で恋愛セミナーの日記」
November 1, 2024
藤裏葉 帝と中納言 華やかで、しかも恐ろしい藤壷は光る君を真はどう思っていたのか例え藤壺の想いを得たとしても光る君は幸せにはなれなかったと思いますが不実の罪は必ず己に返って参ります故罪のない恋なぞつまりませんわ人は道険しき恋にこそ燃えるのでございます誰も千年の松にはなれぬ世には 「憂くも世に思ふ心にかなはぬか誰も千歳の松ならなくに」(古今六帖四)誰も千年の松ならぬ世は、つひに止まるべきにもあらぬを、かく、人にも、すこしうちしのばれぬべきほどにて、なげのあはれをもかけたまふ人あらむをこそは、一つ思ひに燃えぬるしるしにはせめ。「柏木」罪をおかしたものは民の心を鏡とせねば上には立てぬ太宗皇帝 百練鏡 新楽府 中宮は新楽府を読んでおるのか太宗常以人為鏡 鑑古鑑今不鑑容太宗は常に人を以て鏡と為し 古を鑑み今を鑑み容を鑑みずと太宗は常日ごろ、朕は人を鏡とする、鏡は古今の公房を移すが、鏡に朕の姿は映さない と述べ四海安危照掌内 百王理乱懸心中四海の安危 掌内に照らし 百王の理乱 心中に懸く 鏡によって天下の平安や危機を掌中に把握し、歴代帝王の治政の安定や乱れを心にかけていた乃知天子別有鏡 不是揚州百練銅乃ち知る 天子 別に鏡有るを 是れ揚州の百錬の銅ならずすなわち天子には特別の鏡があるのであって それは揚州から献上された百錬の銅鏡などではない占いには世が変わる 崩御の卦が出ております御寿命のことなど聞いておらん醍醐天皇 村上天皇 四納言 敦成親王を次の東宮に実資様と隆家は説得譲位すると決めた ついては東宮と会って話がしたいこれら皆買い上げよ 父上の御為に我慢して年寄りの妃になったのですどうせなら敦明様がようございましたただ一つ 敦康を東宮に清和天皇は文徳天皇の第四の皇子 良房が重臣御上が敦成様を東宮にと仰せになりましたまたしてもお前に救われたか 行成あっての私である父上は何処まで私を軽んじておいでなのですか政を行うは私であり、中宮様ではございません藤式部 なにゆえ女は政に関われぬのだ東宮は敦成といたす私は今の帝とは違うゆえ25年に及ぶ一条朝は幕を閉じた三種の神器三条天皇の御代となり敦成親王が東宮となった左大臣、東宮様を力の限り御支えせよ露の身の草の宿りに君を置きて 塵を出でぬることをこそ思へ(露をおくような儚い我が身が かりそめの宿であるこの世に君を置いて出家してしまうなんて)浅茅生の 露のやどりに君をおきて 四方の嵐ぞ 静心(しずこころ)なき 光る君 「賢木」藤衣 喪服 紫色散楽賢子 盗人を追う双寿丸 平為賢 武者松尾神社 「源氏物語で恋愛セミナーの日記」
October 25, 2024
1009年 年子の皇子さま土御門殿 産養い 賽子の目摩訶毘盧遮那 宿世左大臣様からの賜り物正月用のお酒と米とお菓子 これは賢子にとやっぱり自分の子は可愛いんだな 父上は知らないの?賢子は左大臣様の子なのか? 宣孝殿は何も知らずに逝かれたのであろうな?左大臣様はご存知なのか?1010年さても、この人をばいかがもてなしきこゆべき。めづらしきさまの御心地も、かかることの紛れにてなりけり いで、あな、心憂や かく、人伝てならず憂きことを知るしる、ありしながら見たてまつらむよ と、わが御心ながらも、え思ひ直すまじくおぼゆるを 若菜下それにしても、この宮を如何に扱えば良いものか。いつもと違う御様子もこの密通のせいだったのだ。なんとああ情けない。こうして、人伝てではなく不快なことを知りながら、これまでのように、これまでの様にお世話できるものだろうか、と光る君は己が心ながらも、思い直すことは出来まいとお思いになるのですが子日の宴にお前の父を呼んだ 出来れば俺の目の黒いうちに敦成さまが帝と御成り遊ばず御姿を見たいものだお力添えいたします 俊賢俺が何をした 俺は奪われ尽くして死ぬのか 伊周安心して旅立たれませ 隆家左大臣には従うな 低い官位に甘んじる位なら出家せよ敦康を次の東宮にする道筋をつけてから、朕はこの世を去りたいこの先は敦康様の後見を私がお勤め申し上げたいと存じます 隆家私は兄とは違います。敦康様の後見となりましても左大臣様にお仕えしたいと願っております隆家の喪服 藤色とうとう伊周様まで身罷られてしまいました。悔しくてなりませぬ ききょう太宗常以人為鏡 鑑古鑑今不鑑容太宗は常に人を以て鏡と為し 古を鑑み今を鑑み容を鑑みずと太宗は常日ごろ、朕は人を鏡とする、鏡は古今の公房を移すが、鏡に朕の姿は映さない と述べ四海安危照掌内 百王理乱懸心中四海の安危 掌内に照らし 百王の理乱 心中に懸く 鏡によって天下の平安や危機を掌中に把握し、歴代帝王の治政の安定や乱れを心にかけていた乃知天子別有鏡 不是揚州百練銅乃ち知る 天子 別に鏡有るを 是れ揚州の百錬の銅ならずすなわち天子には特別の鏡があるのであって それは揚州から献上された百錬の銅鏡などではない「新楽府 百練鏡」妍子きよこ16歳 18歳も年上の東宮さま34歳 年寄りにあれこれされるよりは宿命に抗わず、その中で幸せになれば良い きっと良いことがあろう 彰子父上は帝の皇子も東宮様の皇子も自分の孫にして、権勢を盤石になさろうとされる御方母上も父上と同じお考えでございましょう 私達は父上の道具にございますなんかうるさい この人敦明親王の舞やっぱり若い女はいいのかな 道綱右大臣藤原顕光は次女・延子の婿に東宮の親王・敦明を迎えた元服してしまえば藤壺で中宮様と語らうことも許されないと思うと寂しくてなりませぬ母亡きあと、中宮さまに賜りましたご恩、生涯忘れませぬ 敦康敦康様はお前の物語にかぶれ過ぎておられる 光る君の真似などされては一大事である 道長正六位上 従五位下に叙す 若様の赤い束帯、ご用意してございますよ 上向いて参りましたよ ご運が為時 越後守 姉は気難しくて人に気持ちが通じにくいのでございますが、どうぞ末永く宜しくお願いいたします裳着 賢子 腰結は惟規宮仕えはいたしませぬ 母上と同じ道を行きたくはございませぬ姉上の裳着の時は、姉上と父上の仲は最悪だったなあ親子って、変らないようで変わるんだなそういえば左大臣様の姉上への気持ちも変わらないなあ 斎院の中将の気持ちはコロッと変わったけど それに比べたら左大臣様は凄いよきっと、みんな上手くいくよ惟規斃れるみやこには恋しき人のおほかれば なほこのたびはいかむとぞ思ふ京には恋しい人が沢山いるゆえ 何としても生きて帰りたい君を置きて「源氏物語で恋愛セミナーの日記」
October 18, 2024
玉鬘の君に言い寄る「漢籍の知識の深さ この世の出来事を物語に移し替える巧みさどれもお見事でございますわ」敦康親王 敦成親王帝のお心から枕草子を消してくれと源氏の物語を恨んでおりますの私は元服なぞ望まぬ人形 呪詛 伊周 明法博士の勧進が相当伊周 参内停止 敦康様は闇を照らす光御上のお心と共にありたい藤式部はいつも月を見ておるのう生きるためであろう?子を思う気持ちはなかなか届かぬようでございます夫婦であっても親子であっても真に分かり合うことは出来ぬのではなかろうか 寂しいことだが我らが成すことは、敦成様を次の東宮に成し奉ること そして、一刻も早く御即位いただくことだ本来、御支えする者がしっかりしておれば、帝はどのような方でも構わぬされど、帝のお心を徒に揺さぶるような輩が出てくると、朝廷は混乱をきたす如何なる時も、我々を信頼してくださる帝であって欲しいそれは、敦成様だ家の繁栄のためではないぞ 成すべきは揺るぎなき力をもって民のために善き政を行うことだお前もこれからは、そのことを胸に刻んで動け実資は大納言 公任と斉信は権大納言 行成は権中納言 俊賢 権中納言 一条朝の四納言 頼通19歳 権中納言 左小弁への任官 左大臣様と母上はどういうお知り合いなの?それであれなの妻は己の気持ちで決めるものではない男の行く末は妻で決まるとも申すやる気のなかった末っ子の俺が今日あるは、そなたのお陰である宿命 密通 不義幸 不幸 出家11にございます 間もなく裳着であるな娘の裳着に左大臣様から何か一つ、いただけないでしょうか裳着を終えたら、お前の娘も藤壺に呼んではどうだ お前の娘だ さぞかし聡明であろう 人気の女房になるやもしれん亡き定子様の登花殿のように お前に人気が無いというわけではないぞ私は私の物語に人気があれば宜しいのです藤壷の人気者になりそうな女房でしたら、良い人がおりますわよ 和泉式部書くことで己の悲しみを救う 和泉式部日記お仕事なのですね頼通 高松殿 頼宗 藤壷をお慕いする心をお見せになりました 桐壺彰子の懐妊敦康親王の元服 ご元服後の敦康親王の御在所 伊周と道長何もかもお前のせいだ「源氏物語で恋愛セミナーの日記」
October 11, 2024
帝へのお土産美しい紙 冊子作り紙は藤式部に 清書は行成老いた父と娘の顔を見て参りたいと存じまして 十歳になります己のことだけを思い 間違いであった衣と米と菓子 気難しいところが私によく似ております 賢子何だかこの家がみすぼらしく思えた奥ゆかし過ぎる 同僚五十日の祝い 無礼講 殿方はお酒 女房たちはお菓子藤式部の姿が見えぬが、如何にした?罪 罰 →若菜藤式部がおらんと心細い 文 宮の宣旨紫式部日記 冊子作り 中宮からの文左大臣さまにもよくしていただいておるのであろう?あの子にも、そのうちお前の立場は分かろういったい、何しに帰ってこられたのですか?母上が嫡妻ではなかったから私は宮仕えをしながら高貴な方々と繋がりを持って賢子の役に立てたいと思っているのよすっかり嫌われてしまいましたあの子の友は書物であった お前によく似ておる朕も敦康も寂しかったぞ桐壺 初音 須磨 源氏の物語か 三十三帖ございます表紙も料紙も中宮様が御選びになり、御手づからお綴じになりました光る君の一生は、まだ終わってはおりませんこれからどうなるのだ藤壷でこれを読み上げる会を開いてはどうか「源氏の物語」蛍の帖 物語論女ならではの物の見方に漢籍の素養も加わっている故かこれまでにない物語となっておる藤式部は日本記にも精通しておるしな一条天皇が一目置いたことで、まひろの「源氏の物語」は評判を呼び彰子の藤壺を華やかなものにしていった清少納言 伊周 敦康 三の宮はまだ幼く、だた私一人を頼みとしてきたので 若菜鬼やらえ 追儺内裏の藤壷に盗人が押し入ったそうにございます上に立つ御方の威厳と慈悲に満ち溢れておいでで胸打たれました敦成親王さまは次の東宮となられる御方ゆえこれよりは後宮の警護をいっそう厳重にする1009年伊周に正二位の位 道長と同じ第一の皇子 敦康親王さまのご後見伊周殿に何か動きがあれば知らせよ 公任為時 正五位下に昇った 清少納言どのがおいでです光る君の物語、読みました 「源氏物語で恋愛セミナーの日記」
October 6, 2024
少し活動的になれた九月。「愛子天皇論2」小林よしのりさんの著書を読んでみました。短編集出版を前に平野啓一郎さんの短編「鏡と自画像」「息吹」を文芸誌で再読。大河関連の本をいくつか。 9月に鑑賞したドラマ&ドラマアカデミー投票&演劇&展覧会「光る君へ」「虎に翼」最優秀作品賞「海のはじまり」主演男優賞 目黒漣さん「家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった」「錦糸町パラダイス~渋谷から一本」「西園寺さんは家事をしない」主演女優賞 松本若菜さん「青島くんはいじわる」「ビリオン×スクール」助演男優賞 水沢林太郎さん 助演女優賞 大原梓さんドラマソング賞 「ルル」/adoさん「君とゆきて咲く」鴻上尚史さん演出 玉置玲央さん出演「朝日のような夕日をつれて」神戸市博物館「デ・キリコ展」パラミタミュージアム「ミュシャ展」9月のギフト・学びの機会をいただいたこと。・心身のメンテナンスができたこと。・旅ができたこと。・本が読めたこと。・家族が健康でいられること。***日常がどんなに喜びに満ち溢れているかが、目で見てもわかり、潜在意識にも教えてあげられる方法。皆さまに佳きものが齎されますように。「今月のギフトの日記」
October 2, 2024
荷葉かようの香りでございます。ご懐妊あそばされた漢籍に詳しい藤式部高者未必賢 下者未必愚 澗底松高者未だ必ずしも賢ならず、下者未だ必ずしも愚ならず新楽府 白居易という詩人が民の声を代弁し為政者のあるべき姿を示した漢詩帝のお好きな書物と存じます 亡き皇后さまは漢籍がお得意だったのであろう私も密かに学んで帝を驚かせ申し上げたい不獨善戦乗時以心感人人心歸 七徳舞獨(ひと)り善く戦ひ 善く時に乗ずるのみならず、心を以て人を感ぜしめて 人心歸(き)す太宗皇帝はただ、戦いや時運に乗ずるのが上手かっただけではなくまごころを尽くして人を感動させたので、人心はおのずから帰服したのである政の頂きにあるものが人々の心を真につかむのは、並大抵のことではございませぬ敦康親王 東宮花山院・冷泉天皇第一皇子 亡くなる 三条天皇 冷泉天皇第二皇子道綱は東宮大夫親王さまだけが私のそばにいて下さいました子が産まれても親王さまのお心を裏切るようなことは、決してございませぬ篝火藤式部の物語の力が帝のお心を変え、中宮様を変えたのだと殿から聞いておる母として私は何もしてやれなかったが、そなたが中宮様を救ってくれた自分の家のように過ごしておくれ人心好悪苦不常好生毛羽悪生瘡 大行路人の心の好悪 苦(はなは)だ常ならず、好めば毛羽(もうう)を生じ 悪(にく)めば瘡(そう・きず)を生ず人の心の好き嫌いの心は、甚だ変わりやすいもの。好きとなれば、羽根が生え、飛ぶほどに持ち上げ大事にするが、嫌いとなると、傷ばかり探し出す傷とは大切な宝なのでございますよ 傷こそ人をその人たらしめるものにございますれば道長の子供たち私の大切なご指南役ですよ左大臣様と藤式部は、どういう間柄なんでございましょう ききょう 媄子内親王亡くなる 竹三条の宮 脩子内親王様にお仕え藤式部 それはどういう女房でございますかその物語を私も読みとうございます中宮さまご出産を記録する漢文による公式記録をつけるのが通例中宮様のそばにいて、中宮様のお心をよく分かっているお前にも書いてもらいたい中宮様の晴れの場、後に続く娘たちにも役立つように残したいのだ母上に心配はかけたくない そなたがおれば良い菊の花と綿物の怪どもを寄坐よりましに駆り移そうと限りなく大声で祈り立てている御帳の東面は、内裏の女房参り集ひてさぶらふ。西には、御もののけ移りたる人びと、御屏風一よろひを引きつぼね、局口には几帳を立てつつ、験者あづかりあづかりののしりゐたり。南には、やむごとなき僧正、僧都、重りゐて、不動尊の生きたまへるかたちをも呼び出で現はしつべう、頼みみ恨みみ、声みな涸れわたりにたる、いといみじう聞こゆ。頂きにはうちまきを雪のやうに降りかかり、おししぼみたる衣のいかに見苦しかりけむと、後にぞをかしき。邪気払いの米皇子さまにございます私の今日は藤式部の導きによるものですめづらしき光さしそふさかづきは もちながらこそ千代もめぐらめ中宮様という月の光に皇子様という新しき光が加わった盃は今宵の望月の素晴らしさそのままに千代も巡り続けるでありましょう良い歌だ 覚えておこうこの世をば 我が世とぞ思ふ 望月の 欠けたることも 無しと思へば殿の言いなりにはなりませぬ 明子青い衣の彰子 敦成親王 五十日の儀若紫はおいでかな 公任左衛門督、「あなかしこ、このわたりに若紫やさぶらふ」と、うかがひたまふ。源氏に似るべき人も見えたまはぬに、かの上はまいていかでものしたまはむと、聞きゐたり。歌を詠め いかにいかがかぞへやるべき八千歳の あまり久しき君が御代をばいかにして数えましょう 八千歳あまりも久しく続く若君の御代をあしたづのよはひしあらば君が代の 千歳の数もはぞへとりてん千年の鶴の齢さえあるならば 若君の千年の歳も数えとろう これからも、長く、一緒に時を過ごせますように「和歌一つ仕うまつれ。さらば許さむ」と、のたまはす。いとわびしく恐ろしければ聞こゆ。いかにいかがかぞへやるべき八千歳の あまり久しき君が御代をば「あはれ、仕うまつれるかな」と、二たびばかり誦ぜさせたまひて、いと疾うのたまはせたる、あしたづの齢しあらば君が代の 千歳の数もかぞへとりてむ さばかり酔ひたまへる御心地にも、おぼしけることのさまなれば、いとあはれにことわりなり。げにかくもてはやしきこえたまふにこそは、よろづのかざりもまさらせたまふめれ。千代もあくまじき御ゆくすゑの、数ならぬ心地にだに思ひ続けらる。「宮の御前、聞こしめすや。仕うまつれり」と、われぼめしたまひて、「宮の御父にてまろ悪ろからず、まろがむすめにて宮悪ろくおはしまさず。母もまた幸ひありと思ひて、笑ひたまふめり。良い夫は持たりかし、と思ひたんめり」と、たはぶれきこえたまふも、こよなき御酔ひのまぎれなりと見ゆ。さることもなければ、騒がしき心地はしながらめでたくのみ聞きゐさせたまふ。殿の上、聞きにくしとおぼすにや、渡らせたまひぬるけしきなれば、「送りせずとて、母恨みたまはむものぞ」とて、急ぎて御帳の内を通らせたまふ。「宮なめしとおぼすらむ。親のあればこそ子もかしこけれ」と、うちつぶやきたまふを、人びと笑ひきこゆ。阿吽の呼吸で歌を交わせるなんて左大臣様とあなたはどういうお仲なの?三十三帖「源氏物語で恋愛セミナーの日記」
September 28, 2024
懐妊祈願で金峯山伊周の指令皇后さまが身罷られてから飲んではおらぬ白い衣 泥だらけ頼通 頼宗地位が高くなることだけが人の幸せではない白い夕顔誰かが心持ちの苦しさ故に生霊となったのやもしれませぬそれは親心でございましょう金峰山寺の山上本堂 自ら書き写した経典を捧げた隆家 落石 どうぞご無事であの過ちの詫び一つの巻を書き上げました見せよ若紫 飛んだ跳ね返り者であった 不義の話は、どういう心づもりで書いたのだ我が身に起きたことは全て物語の種にございますればひとたび物語になってしまえば我が身に起きたことなぞ霧のかなた真のことかどうかも分からなくなってしまうのでございますあかね 敦道親王27歳で逝去ものをのみ 乱れてぞ思ふ 誰にかは いまは嘆かむ ぬばたまの筋まひろ書くことを提案惟規と中将の君 禁忌を侵すからこそ燃え立つんでしょう 姉上だって、そうだったもんね身分の壁を越えようとしたくせに 昔のことなのかなあ 天智天皇の引き歌神垣は木の丸殿にあらねども 名乗りをせねば人とがめけり 惟規朝倉や木の丸殿に我がをれば 名のりをしつつ行くは誰が子ぞ 天智天皇罰が当たって早死にするわよ あなたも あなたの想い人も侍従は、斎院に参り通ふ若人にて、この頃はなかりけり 末摘花邪魔をしては駄目よ 尊くないこと 左衛門の内侍若紫 これは本当に変わった秘蔵の娘無理に 幼子 無分別の極み物議醸す光る君に引き取られて育てられる娘は私のようであった光る君の妻になるのが良い 妻になる なれぬであろうか帝をお慕いしておられましょうときめく心もお持ちでございます その息づくお心のうちを帝にお伝えなされませ今宵藤壷に参るずっと大人でございましたどちらでも良いが良かった彰子出産の記録として書かれた紫式部日記「源氏物語で恋愛セミナーの日記」
September 24, 2024
1006年 興福寺別当・定澄大和守 源頼親 右馬允 当麻為頼 藤原氏とその氏寺大極殿前の朝堂院検非違使を遣わし、僧どもを追い払う 宣旨清涼殿にお連れ申したら 帝と共におられることが最も安心かと申し文御仏の道に生きるがよい一つでもこちらの望みが通ったら上出来帝と中宮さまは如何におわす? いまだ中宮さまには御手は触れられぬか お前、何とかならぬか このままでは不憫すぎる中宮さまのお心が帝にお開きにならないと前には進まぬと存じます皇后定子さまが身罷られて、もう六年足を揉む仲とも思えませんけども1007年 倫子(964年生れ) 四女嬉子出産 数えで44歳同じ日に斉信の邸が焼けたまひろの弟 惟規 六位の蔵人伊周の息子 道雅 五位の蔵人 父上の復讐の道具にはなりませんから「夕顔」さて、かの空蝉のあさましくつれなきを、この世の人には違ひて思すに、おいらかならましかば、心苦しき過ちにてもやみぬべきを、いとねたく、負けてやみなむを、心にかからぬ折なし かやうの並々までは思ほしかからざりつるを、ありし雨夜の品定めの後、大納言道綱さまの姫さまよ 惟規には身分の壁を越えて欲しいの 私の夢よ神の斎垣(いがき)を越えるかも、俺ちはやぶる 神の斎垣も 越えぬべし 大宮人の 見まくほしさに 伊勢物語 神のいがきちはやぶる 神の斎垣も 越えぬべし 恋しき人の 見まくほしさに 道長そなたの物語だが、面白さが分らぬ 男たちの言っていることも分からぬし、光る君が何をしたいのかも分らぬ 帝はそなたの物語の何処に惹かれておいでなのであろう帝のお心は計り知れませぬ されど私の願い、思い、来し方を膨らませて書いた物語が帝のお考えになることと、何処か重なったのやもしれませぬ 「空蝉」いぎたなきさまなどぞ、あやしく変はりて、やうやう見あらはしたまひて、あさましく心やましけれど、人違へとたどりて見えむも、をこがましく、あやしと思ふべし、本意の人を尋ね寄らむも、かばかり逃るる心あめれば、かひなう、をこにこそ思はめと思す。かのをかしかりつる灯影ならば、いかがはせむに思しなるも、悪ろき御心浅さなめりかし。あなたにも似たようなこと、おありなのではございません?俺はこのような間抜けなことはせぬ 公任「空蝉」やうやう目覚めて、いとおぼえずあさましきに、あきれたる気色にて、何の心深くいとほしき用意もなし。世の中をまだ思ひ知らぬほどよりは、さればみたる方にて、あえかにも思ひまどはず。我とも知らせじと思ほせど、いかにしてかかることぞと、後に思ひめぐらさむも、わがためには事にもあらねど、あのつらき人の、あながちに名をつつむも、さすがにいとほしければ、たびたびの御方違へにことつけたまひしさまを、いとよう言ひなしたまふ。帝がお出でになりました何故そなたは、この物語を書こうと思い至ったのだ?御上に献上する物語を書けと左大臣さまが仰せになったのでございます書いているうちに、私は帝のお悲しみを肌で感じるようになりました朕に物おじせず、ありのままを語る者はめったにおらぬされどそなたの物語は、朕にまっすぐ語りかけてくる上巳の祓 三月のはじめの巳の日 大雨→「須磨」曲水の宴因流泛酒 流れに因って酒を泛ぶ 笑う道長何故、光る君を源氏にしたのだ? 俊賢親王さまでは好き勝手なことをさせられませぬゆえ臣下の籍に下ろされた亡き父・高明を思い出した 父は素晴らしき人であったどなたの顔を思い浮かべられても、それは、お読みになる方次第でございます光る君は俺のことかと思っていたぞ 斉信少なくとも道長さまではありませんね 道長さまは笛もお吹きになれないし 行成父上が心からお笑いになるのを見て、びっくりした殿御は皆、可愛いものでございます 帝も殿御におわします帝のお顔をしっかり御覧になって、お話申し上げなされたらいいと存じます「若紫」 すずめの子小鳥を追っていった先で出会ったあの人 あの幼い日から恋しいあの人のそばで、ずっとずっと一緒に生きていられたらいったい、どんな人生だっただろう道綱の邸が焼けた直後、敦康は病に臥せった伊周を嫌い、道長を慕う敦康金峯山 御嵩詣 酒、肉、欲、色を絶たねばならん頼通 中宮さまの御為にも伊周 またとない機会「源氏物語で恋愛セミナーの日記」
September 8, 2024
藤式部1005年青い紙の束 廂の間お手伝い?伊周 斉信 登場高貴な姫ばかりで頼りにならぬ地味でつまらぬ女打毬 片かどもなき人光る君光る君といふ名は 高麗人のめできこえてつけたてまつりけるとぞ いひつたへたるとなむ廂の間 二間お目覚めあれ誰ぞの足をお揉みにゆく 下賜する衣装の用意彰子浅黄色 薄紅色敦康親王 彰子を慕う伊周の力が大きくなる無理 ここでは落ち着いて物語を書くことができませんお前の才で帝を藤壺にお前は我が最後の一手 物語りは書きたい気持ちのときに書かねば勢いを失います賭けなのだ里で続き 私は冬が好き 空の色も好き 私が好きなのは青里に下がり、お役目を果たそうと存じます分かりにくい女だねえ1006年平維衡 伊勢守武力による力争いを許しては、瞬く間に戦乱の世となってしまう全ては些細なことから始まるのだ朝廷も武力を持つというお考えはお持ちにならないのでしょうか心は移ろふ方ありとも、見そめし心ざしいとほしく思はば、さる方のよすがに思ひてもありぬべきに、さやうならむたぢろきに、絶えぬべきわざなり心は他の女の方にあったとしても、見染めた頃のままに愛おしく思われているのであれば、それをよすがに思っていればいいものを、そうはならずにたじろぐから、縁は絶えてしまうものなのです。雨夜の品定め 帚木面白いよ、それ聡明 うつけ奥ゆかしいだけ ご意思はしっかりお有りになるわ今は寺や神社すらも武具を蓄え、武力で土地を獲り合う世となりつつあるのでございます加えてこの先、国司となるような者たちが弓矢を専らとするようになれば、如何相成りましょうか やがては朝廷を蔑ろにする者が出て参らぬとも限りませんそうなれば、血で血を洗う世となりましょう そうならぬように世を導くのが正しき政御上の御ため この国のためを思えばこそ 敢えて申し上げております伊勢守は交代帝がお読みになるもの、私も読みたいその皇子の名は? 光る君中宮さまのお好きな色は、空の青表に出てこない言葉がたくさん潜んでもっとお話ししたい帝が藤式部に会いにいらっしゃるの?中宮さまには興味ないもの新楽府 女院さまだけ光る君とは敦康か 内緒にございますあの書きぶりは、朕を難じておると思い、腹が立ったされど次第に、そなたの物語が朕の心に染み入ってきたまことに不思議なことであった朕のみが読むには惜しい 皆に読ませたい物語は女子供だけのものではございませぬ中宮さまにもお読みいただければ この上なき誉にございます褒美である 扇 三郎とまひろ自在に空を飛んでこそ鳥だ 若紫大和国から 興福寺別当 定澄 木幡山 強訴 焼き払い奉りますめぐりあひて見しやそれともわかぬ間に雲がくれにし夜半の月かな「源氏物語で恋愛セミナーの日記」
September 6, 2024
考えていたことが形になってきた八月。「美しき愚かものたちのタブロー」は図書館にて。大原美術館ものも読んでみたいなと。「白氏文集 新楽府」も図書館より。「源氏物語」引用部分をみてみした。「大鏡」は「新編日本古典文学全集3」にて。円地文子さんの「源氏物語私見」を再読。8月に鑑賞したドラマ「光る君へ」「虎に翼」「海のはじまり」「家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった」「錦糸町パラダイス~渋谷から一本」「西園寺さんは家事をしない」「青島くんはいじわる」「ビリオン×スクール」「君とゆきて咲く」8月のギフト・学びの機会をいただいたこと。・心身のメンテナンスができたこと。・旅ができたこと。・本が読めたこと。・家族が健康でいられること。***日常がどんなに喜びに満ち溢れているかが、目で見てもわかり、潜在意識にも教えてあげられる方法。皆さまに佳きものが齎されますように。「今月のギフトの日記」
September 1, 2024
脩子内親王 裳着 腰結灰を投げつけた喧嘩土御門殿で漢詩の会 伊周 隆家 招くお前がお前であるための道公任 従二位朕への当てつけか?唐の教えや仏の教え 我が国の歴史をさり気なく取り入れて書き手の博学ぶりは無双逢うなら続きを読んでからとしよう中宮さまの女房にならぬかお前を目当てに藤壺に御渡りやもしれん囮でございますか?殿が何故、まひろさんをご存知なのですか?倫子が良いならそういたそう これが最後の賭けだ賢子のことは案ずるな反応なしの彰子中宮さまはどういう御方 謎 奥ゆかし過ぎてようやく光を手に入れられましたな帝も皇后も関白も出ましょう 光が強ければ闇も濃くなります呪詛も祈祷も人の心の有り様 伊周 陣定 宣旨皆既月食「桐壺」年月にそへて、みやすどころの御事を思し忘るる折なし なぐさむやとさるべき人びと参らせたまへど、なずらひにおぼさるるだにいとかたき世かなとうとましうのみよろづにおぼしなりぬるに、先帝の四の宮の、御容貌すぐれたまへるきこえたかくおはします、母后 世になくかしづききこえたまふを 主上にさぶらふ内侍は、先帝の御ときの人にて、かの宮にも親しう参りなれたりければいはけなくおはしましし時より見たてまつり 今もほの見たてまつりて亡せたまひにしみやすどころの御容貌ににたまへる人を三代の宮仕へにつたはりぬるに え見たてまつりつけぬを 后の宮のひめ宮こそ いとようおぼえておひ出でさせたまへりけれありがたき御容貌人になむと奏しけるに まことにやと 御こころとまりてねむごろに聞こえさせたまひけり 母后 あな恐ろしや 春宮の女御のいとさがなくて桐壺の更衣の あらはにはかなくもてなされにし例もゆゆしうと思しつつみてすがすがしうも思したたざりけるほどに、后も亡せたまひぬ心細きさまにておはしますに ただわが女皇女たちのおなじ列に思ひきこえむといとねむごろに聞こえさせたまふ温明殿(うんめいでん) 綾綺殿(りょうきでん) 火の手が上がる一条天皇 彰子八咫の鏡 焼失 東宮身の才の有りったけを尽くして 素晴らしい物語を書き、帝と中宮様のお役に立てるよう祈っておる お前が女子であって良かった 「源氏物語で恋愛セミナーの日記」
August 30, 2024
カササギ語り 俺にも読ませてくれぬか「枕草子」よりずっと面白いと聞いた新しい物語を書いてくれぬか帝の御渡りも御召しもなく 寂しく暮らしている中宮様をお慰めしたいのだ俺に力を貸してくれ1004年 斉信 従二位 公任 追い越す学びの会 実資艶めかしさがないもの 枕草子は、人肌のぬくもりがないでしょ黒髪の乱れも知らず うち臥せばまづかきやりし人ぞ恋しき枕草子を借りて読み込む父上と母上はどうかなさったのでございますか目を合わせない夫婦元服で正五位 頼通 我が子にも頼通さまに負けない地位をお与えくださいませ倫子には世話になった 土御門殿には財もある内裏に泊る日が多くなった私らしさ ややこしいところ、根が暗くて鬱陶しいところ相応しい紙を賜りたく、お願い申し上げますお前が好んだ越前の紙だ俺の願いを初めてきいてくれたな凄いなこの家これで十分面白い 明るくて良い実はこれは帝に献上したいと思っておった帝がお読みになるものを書いてみとうこざいます帝の生身の御姿を帝もまた、人でおわす 帝のご乱心も人でおわすからでございましょう女も人ですのよ 人とは何なのでございましょうか我が家の恥をさらしてしまった 人はなぜ月を見上げるのでしょう かぐや姫は月に帰ってゆきましたけどおかしきことこそめでたけれ 直秀が言っておりました直秀も月におるやもしれんな 誰かがいま、俺が見ている月を一緒に見ていると願いながら、俺は月を見上げてきた 皆そういう思いで月を見上げているのやもしれんな帝 中宮 皇太后 女院死色とりどりの料紙いづれの御時にかこれは…かえって帝のご機嫌を損ねるのではなかろうかこれでだめなら、この仕事はこれまででございます賢子 そなたは幾つだ 六つ母親に似て賢そうな顔をしておる直していると止まりませぬ物語は生きておりますゆえ桐壺の帖 源融 モデル 六条院「源氏物語で恋愛セミナーの日記」
August 23, 2024
京に干ばつ雨ごい帝の雨乞いも聴かなかった 200年ぶり髭井戸が枯れた私の寿命を10年やろう民の渇きを潤し給え 雷雨枕草子が評判を呼び、貴族たちの間で広まっていった定子がいるような心地になるお上の后は、昔も今もこの先も、定子ひとり華やかで楽しかった日々だけ四条の宮 公任の妻に和歌の指導人の心を種として、それが様々な言の葉になったもので、この世で暮らしている人の想いを、見るもの、聞くものに託して、歌として表します 心があってこその言葉 もののあはれが分からねば、良い歌は詠めないということです人はいさ心も知らずふるさとは花ぞ昔の香ににほひける私は思ったことをそのまま歌にしているだけ 和泉式部 あかね声聞けば あつさぞまさる 蝉の羽の 薄き衣は みに着たれども「カササギ語り」先のことが大事 帝にも前をお向きいただきたい 隆家疑心暗鬼は人の目を曇らせる人の親の心は闇にあらねども子を思ふ道にまどひぬるかな敦康親王 だんだん定子に似てきたな皇后様が亡くなられてもう四年だというのに恋に身を焦がされるのは素晴らしいこと思いのまま生きてみたかった為時 頼通に漢籍指導 新楽府 行成の文字で献上伊周 道長を呪詛 道長 闇の中 いずれ必ずや光が射す光りが煌々と照らすすべてが上手く廻れば、私なぞ、どうでもよいのだが心に浮かんでいる人 それこそがあなた様を照らす光枕草子の力は、ますます強まっている華やかな後宮を藤壺に 枕草子を超える面白い書物四条の宮の女たちの間では大評判 賢子が物語を燃やす賀茂の社道長の訪問直秀も月に いづれの御時にかくらきよりくらき道にぞいりぬべきはるかに照らせ山のはのつきものおもへば 沢の蛍も わが身より あくがれいづる 魂かとぞみる「源氏物語で恋愛セミナーの日記」
August 9, 2024
新しいことが少し軌道にのってきた7月。「源氏物語」関連の書籍を、さらにいくつか購入。 「栄花物語」は図書館にて。7月に鑑賞したドラマ「光る君へ」「虎に翼」「海のはじまり」「家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった」「錦糸町パラダイス~渋谷から一本」「西園寺さんは家事をしない」「青島くんはいじわる」「ビリオン×スクール」「君とゆきて咲く」7月のギフト・学びの機会をいただいたこと。・心身のメンテナンスができたこと。・旅ができたこと。・本が読めたこと。・家族が健康でいられること。***日常がどんなに喜びに満ち溢れているかが、目で見てもわかり、潜在意識にも教えてあげられる方法。皆さまに佳きものが齎されますように。「今月のギフトの日記」
August 3, 2024
二つの舞台を鑑賞できた6月。「源氏物語」関連の書籍をいくつか購入。 大河ドラマのムック本も追加。山田五郎さんの「大人の教養講座」も。ドラマを観て「広重ぶるう」は図書館にて。6月に鑑賞したドラマ&ドラマアカデミー投票&舞台「光る君へ」「虎に翼」「アンメット」 主演女優賞・杉咲花さん 助演男優賞・若葉竜也さん 助演女優賞・生田絵梨花さん「Destiny」 ドラマソング賞 椎名林檎さん 「人間として」「ソロ活女子のススメ4」 最優秀作品賞「イップス」 主演男優賞・バカリズムさん「東京タワー」「好きな男と別れたい」御園座 歌舞伎「牡丹燈籠」坂東玉三郎さん&片岡愛之助さん「虹のかけら」戸田恵子さん&三谷幸喜さん6月のギフト・学びの機会をいただいたこと。・心身のメンテナンスができたこと。・舞台が観られたこと。・本が読めたこと。・家族が健康でいられること。***日常がどんなに喜びに満ち溢れているかが、目で見てもわかり、潜在意識にも教えてあげられる方法。皆さまに佳きものが齎されますように。「今月のギフトの日記」
August 3, 2024
受領為時 越前守ききょう来訪後の世まで語り継がれるよう活き活きと弾むようなお書きぶり皇后様の光と影 皇后様に影などございません 華やかな光だけ命を奪った左大臣にも一矢報いる左大臣は恐ろしき人宋人は表の顔と裏の顔次の官職を得るまで面倒をみる宣孝は、それきり戻ってこなかった俄かの病にて4月25日に身罷りました百舌彦左大臣家 お抱えの指南役為時 断る道長 倫子 すれ違い帝の御渡りがないのは私のせいですの?敦康親王を人質にしなさい中宮彰子に託そう敦康親王が道長の後見を受けて暮らしはじめる枕草子宮中にお披露目いただきたく存じます女院詮子 四十の賀伊周 道長を呪詛倫子と明子の息子の舞従五位下の位を授ける詮子倒れる 私は薬は飲まないの伊周の位を元に戻して「かぐや姫」に興味を示す賢子伊周 位が戻る 枕草子献上物語を書くまひろ「源氏物語で恋愛セミナーの日記」
July 30, 2024
乳母はそのためにおりますゆえ宣孝様に似てるね一人の帝に二人の后女院様の御言葉に帝はお逆らいになりますまい朕の后は定子一人である 帝のお好きなもの よく知らない赤染衛門 良房 花よりほかに年ふれば よはひは老いぬ しかはあれど 花をし見れば 物思ひもなし笛を聴かせたい笛は聞くもので 見るものではございませぬ仰せのままに 彰子には己というものがない わが身を見るような心持ちになった道長倒れる日記を消す神事をお勤めになるお后がおられません17賢子実は先日、子が産まれました 皇子が内裏へ家のために入内した身中宮立后 輦車 明子の子供 蒙求 明子と倫子の対面 心の臓に乱れ うちでお倒れになれば良いのに花房は眼下の酒に浮かべ戻って来て三度身ごもっていたあおざしませ越しに 麦はむ駒のはつはつに 及ばぬ恋も我はするかなみなひとの はなやちょうやと いそぐひも わがこころをば きみぞしりける夜もすがら 契りしことを 忘れずは 恋ひむ涙の 色ぞゆかしき「源氏物語で恋愛セミナーの日記」
July 25, 2024
一度だけ、お前に腹を立てたことがあったなあ人の心が読めるように朝廷の頂きに立つ道長様は、どれほど大変か宋の言葉まで覚えたか越前には美しい紙があります。私もいつか、あんな美しい紙に、歌や物語を書いてみたいです。石の階段もう一度、俺のそばで生きることを考えぬかお気持ちは嬉しゅうございます。でも…俺はまた振られたのか子を産むことなど許されぬ身清明の予言は正しかった ならば生まれるのは皇子か勉学は要らないわ。何かこう、華やかな艶が欲しいの。それもこれも左大臣様のお計らいだ。まひろのおかげで俺も大事にされておるのだよ。人生、何が幸いするか分からんところが面白いのう。心を入れ替えましたの。憎まれ口を叩かぬまひろは、何やら恐ろしいのう。あまり人並になるなよ。大和の墨と伊勢の紅いつも顎を上げて話す お酒を飲んで寝ると、時々、息が止まる。 老いた宣孝つわりのまひろ授かったのは、二月でございますね。良い子を産めよ 良く気の回るこの人が、気づいていないはずはない。そなたの子は、誰の子でもわしの子だ。一緒に育てよう。それで良いではないか。名入りの歌を貼った屏風左大臣様は公と私を混同されておる花山院からの歌弦打ち 定子の皇子皇子か~朕は皇子が、私のようになることを望みません。朕は、己を優れた帝だとも思っておりません。朕は、母上の仰せのまま生きて参りました。そして今、公卿たちに後ろ指をさされる帝になっております。そういう母上から逃れたくて、朕は中宮にのめり込んでいったのです。全てはあなたのせいなのですよ。私は父の操り人形で、政の道具で、それゆえ私は…朕も、母上の操り人形でした。父上から愛でられなかった母上の慰み者でございました。女御の顔を見て参ります。母上のお顔を立てねばなりませぬ故。そなたのような幼き姫に、このような年寄りですまぬな。女御の宣旨の日に皇子が産まれるとは。彰子様を中宮に。一帝二后まひろの子誕生「源氏物語で恋愛セミナーの日記」
July 17, 2024
長徳4年 998年 日蝕と地震よく映る鏡天文帝の心の乱れが収まれば佳きものとは、彰子 入内は宿命お前はいつも綺麗なところにいる道長もついに血を流すときがきたこれは生け贄だ 不承知にございます傾国の中宮仰せのままに円融院の御筋は途絶えます長保元年 999年懐妊 内裏での逢瀬のせい 皇子中宮様が子をお産みになる日に、彰子の入内をぶつけよう呪詛は得手でございましょう帝と内裏を浄めるため娘の入内を許す 我が舅として末永く宜しく頼む裳着の儀を盛大に 腰結は詮子左大臣は己のために生きておらぬ 将来の四納言汚らわしいあるところで文を見せたら ある女あちこちで見せておる文をすべてお返しください新しい女ができたからだよお盛んねー灰をかける殿様にも逃げ場を作って差し上げないと夫婦とはそういうものだからでございますよ思いを貫くばかりでは誰とも寄り添えませんたけからぬ人かずなみはわきかへり みはらの池に立てどかひなし 宣孝石山寺道長と再会言い絶えば さこそは絶えめ なにかその みはらの池を つつみしもせむ 紫式部忘るるは うき世のつねと 思ふにも 身をやるかたの なきぞわびぬる 紫式部「源氏物語で恋愛セミナーの日記」
June 30, 2024
越前和紙民人らが収めた租税2000→2300 余分な紙は返す四年で京に帰る国守様にはどうぞ今のままに同じ月を見ている 清濁上手く 宣孝妻も妾も何人も 潔癖ゆえ傷つかぬよう乙丸と いとに良い人 福丸酒を持参する宣孝 歌う長徳四年 998年安倍晴明 凶事が続く 禍の根本 帝を諫める お宝を使う職御曹司 御帳台の一条天皇と中宮定子鴨川の修繕 勅命が下りない 行ったり来たりの行成隆家 必ず叔父上のお役に伊周 職御曹司の出入りを許される 清少納言の文を書写して広める職御曹司で笛を吹く公任 清少納言と歌のやり取り空寒み 花にまがへて 散る雪に すこし春ある 心地こそすれ 白楽天 南秦ノ雪(なんしんのゆき)鴨川の修繕が間に合わず 民の命が失われた 左大臣の職を務められない 三度の辞表私の言うことを聞くこの人が尊いウニを獲ってくれていた海女宣孝、道長に逢う 山城守 為時の娘の夫 それは何より 後から意地悪されても困る 祝いの品届く 百舌彦出世 あの人の字ではない 私は不実な女でございますが、それでもよろしゅうございますか翌日は日蝕 不吉の兆し灰をかける 髭黒の妻「源氏物語で恋愛セミナーの日記」
June 23, 2024
忘れ得ぬ人からは逃げられまいありのままのお前を丸ごと引き受ける自分が思う自分だけが自分ではない朝廷が交易を許せば 一緒に宋に行こう同じ月を見る二人伊周がそこに立って、恐ろしい形相で睨んでいた生霊に苦しむ詮子伊周 隆家を京に召喚すべきか陣の定め斉信が上手であった干ししじみ 隆家左大臣様のお役に立てるのは私 左大臣に手紙を書いてくれ抱きしめられると分かる気安く死ぬなど言わないで宋は日本を見下している 民に等しく機会を与える国など、この世の何処にもない詮子と対面する一条天皇 大赦のおかげ姫を内親王といたします中宮を内裏に呼び戻します波風など立ってもかまわぬ政はやりにくくなる 職曹司 (しきのみぞうし) 内裏の東に隣接前代未聞空前絶後 世に例なしさわ亡くなるゆきめぐり あふを松浦の 鏡には 誰をかけつつ 祈るとか知る宣孝様の妻になろうと思います女にまめゆえ 辛い思いをする楽に暮らせる子供も産んでみとうございますし二度と博多の津に船は着かない宋の品が入ってこない「源氏物語で恋愛セミナーの日記」
June 16, 2024
宋と商い砂金なら五袋宋は懐が深い国?貂てんの毛皮→末摘花 黒貂の皮衣(ふるきのかわごろも)ここにかく 日野の杉むら 埋む雪 小塩の松に けふやまがへる 紫式部夢路にも つゆやおくらむ よもすがら かよへる袖の ひちてかわかぬ 紀貫之→夜もすがら 契りしことを忘れずは 恋ひむ涙の色ぞゆかしき 定子帝の術中藤原元子 藤原義子 語らいの場横笛と琴中宮への想いは熱病 心は違う女を求めておりますそれっていったい何なの?にわとりの雛 枕草子鶏の雛の、足高に白うをかしげに、衣みじかなるさまして、ひよひよとかしかましう鳴きて、人の後、前に立ちて歩くも、をかし。また、親の、ともに連れて立ちて走るも、皆うつくし。登華殿あの頃がそなたの心の中で残っているのであれば皇女 居貞親王いやさだしんのう→三条天皇 産養い宣孝 愉快でお気楽周明直々の商いを嫌がる分からな過ぎる肌油玄怪録 げんかいろく今朝取れたウニですの三人の妻と四人の子供未来が見えるもしかしたら左大臣の女かもしれませんわしの妻になれ「源氏物語で恋愛セミナーの日記」
June 9, 2024
996年破天荒宋人の扱いを任されて姫様 女房が三人 越前和紙かきくもり 夕だつ浪の あらければ うきたる船ぞ しづ心なき為時 体調不良 薬師 鍼 良くなったやもしれぬ 宋の医学鸚鵡 羊 献上品 通事殺害 明法博士公的書類は漢文俺の決断が国の決断 明子なしには伊周戻る 貴子死去喪中 帝の子日本語を話す周明 気比神宮に松原客館「源氏物語で恋愛セミナーの日記」
June 7, 2024
数年ぶりに遠出のできた5月。村山由佳さんの「二人キリ」読了。ボードレールの「巴里の憂鬱」「悪の華 岩波文庫」「詩集」を購入。 『源氏物語』アーサー・ウェーリーの戻し訳は、3巻目で停滞中。 ウェイリー版の全訳は電子書籍で。源氏関連の新書を数冊、図書館にて。「紫式部と藤原道長」は購入。 「ティファニーで朝食を」は、本と映画を。 5月に鑑賞したドラマ「光る君へ」「虎に翼」「好きな男と別れたい」「Destiny」「アンメット」「ソロ活女子のススメ4」5月のギフト・学びの機会をいただいたこと。・心身のメンテナンスができたこと。・旅ができたこと。・本が読めたこと。・家族が健康でいられること。***日常がどんなに喜びに満ち溢れているかが、目で見てもわかり、潜在意識にも教えてあげられる方法。皆さまに佳きものが齎されますように。「今月のギフトの日記」
June 5, 2024
下品な興味を抱かぬ男など、この世にはおらんと思うがの。右大臣と女院とのはかりごと私は生きながらに死んだ身である懐妊琵琶道長 左大臣 実資 中納言高価な紙を賜った 春夏秋冬の四季蛍越前について戦人 博多の津のみ文章生お前の字は分かるそうだ だから何だ妾でもいいから琵琶湖を船で北上松原客館「源氏物語で恋愛セミナーの日記」
May 31, 2024
伊周と隆家は終りだ勘違い為時 淡路守 下国→越前守 大国源国盛と交代 漢語が得意な者 宋人型破りな親子苦学寒夜、紅涙霑襟、除目後朝、蒼天在眼まひろの文字築地塀が壊れている恋焦がれた殿御呪詛 詮子 高階成忠中宮参内 懐妊十二月の理由遠流 大宰府 出雲 検非違使斉信 参議 実資 靴定子 髪を下ろす「源氏物語で恋愛セミナーの日記」
May 24, 2024
新楽府良き婿さま 清水寺租税1/4免除帝は民を想う御心あってこそ帝たりえる蛍 四人行成を使う目指すもののためにはその誇りを捨て去ることができる日記秋の除目 大臣を除く中央官人の任命春の除目 受領など地方官人の任命源俊賢 参議 実資 権中納言行成 蔵人頭若狭に宋人70名また申し文の季節 10年まひろ登華殿へ 画鋲 会いたくなってしまった 塗籠へ 「枕草子」正六位上 前式部丞 蔵人 藤原為時の娘夢 宋の科挙 低い身分の者でも試験に受かれば官職すべての人が身分の壁を越せる機会のある国下々が望みを高くもって学べば世の中は活気づき国もまた活気づきましょう大国の国守は五位 伸るか反るか身分の壁を乗り越える一条殿 あの者が男であったら、登用してみたいと思った従五位下に叙す 右大臣様からのご推挙赤い束帯 宣孝に拝借 琵琶の弦が切れるお忍び矢を射る 長徳の変「源氏物語で恋愛セミナーの日記」
May 16, 2024
唐の酒打てば響く良い女唐物の紅出すぎものの中宮右大臣道兼を関白もっと人望を得られませ救い小屋を公の仕事 疫病 天然痘こんな悪人が七日関白琵琶を弾くまひろ大納言以上の公卿は死に絶えた伊周か道長かお菓子のおすそ分け螺鈿細工の厨子あの人、人気がないんだ白氏文集の新楽府 民に代わって時の為政者を糺している道長に内覧宣旨皇子を産めさわ肥前に心は移ろうものなのよ道長右大臣に 公暁のトップの座月を見るなにがしの院昔の己に会いに来たのね「源氏物語で恋愛セミナーの日記」
May 10, 2024
うつろい悲田院水を呑み続ける道隆明子の子供娘を生まねば 入内 としかた疫病 救い小屋私の財もお使いください 倫子 平安時代の夫婦は別財産悲田院 どこに泊った荘子三几帳 御簾 七年前の約束 994年裳 清少納言 深い仲になったからと言って自分の女のように言わないで祈祷で寿命を伸ばせ元号 長徳次の関白は道兼の兄上 定子に首根っこ摑まれてる皆伊周が嫌い内覧 さわ 廂 簀の子 文を写すことで追いつきたい筆をとらずにいられない同じ月を見ている内裏 廂 簀の子 きょうをかぎりのいのちともがな 高子神泉苑「源氏物語で恋愛セミナーの日記」
May 3, 2024
様々な出会いがあった4月。。『源氏物語』アーサー・ウェーリーの戻し訳は、3巻目まできました。 水上勉「はなれ瞽女おりん」吉本ばななさん「キッチン」4月に鑑賞したドラマ「光る君へ」「虎に翼」「好きな男と別れたい」「Destiny」「アンメット」「ソロ活女子のススメ4」4月のギフト・学びの機会をいただいたこと。・心身のメンテナンスができたこと。・旅ができたこと。・本が読めたこと。・家族が健康でいられること。***日常がどんなに喜びに満ち溢れているかが、目で見てもわかり、潜在意識にも教えてあげられる方法。皆さまに佳きものが齎されますように。「今月のギフトの日記」
May 1, 2024
むかうつきにはくれないそえてたむけるはにはきんしをそえて「もみじ葉に 月のひかりを さしそえて これや赤地の にしきなるらむ」*360 【B060 ラオツー&クワンイン】「Portable Story 100 pieces 2」「Portable Story 1000 pieces」「Portable Story 1000 pieces 2」「Portable Story 1000 pieces 3」「Portable Story 1000 pieces 4」
April 28, 2024
古今和歌集の写し越前からの鏡こつろほうの雪雪山道長 帝の美しさ帝の笛せんし 女院直衣 伊周まひろ いい女さわに文 火事 光が濃ければ影は濃くなる疫神貞観政要伊周 内大臣たね 悲田院疫病汚れ仕事 道兼生まれてきた意味猫 もう1人の誰か「源氏物語で恋愛セミナーの日記」
April 26, 2024
わたしがすでにもっているものあなたがすでにてばなしたもの「山姫に 千重のにしきを たむけても ちるもみぢ葉を いかでとどめん」*359 【B059 レディポルシャ】「Portable Story 100 pieces 2」「Portable Story 1000 pieces」「Portable Story 1000 pieces 2」「Portable Story 1000 pieces 3」「Portable Story 1000 pieces 4」
April 24, 2024
ぼくのことなどほうっておいてもみじちるまでほうっておいて「ふるさとに とふ人あらば もみぢ葉の ちるなむのちを 待てとこたえよ」*358 【B058 オリオン&アンジェリカ】「Portable Story 100 pieces 2」「Portable Story 1000 pieces」「Portable Story 1000 pieces 2」「Portable Story 1000 pieces 3」「Portable Story 1000 pieces 4」
April 21, 2024
気になった場面や台詞など。頭中将 公任 道兼を迎えに行く道長大学寮に合格 惟規ききょう 定子の女房におおやけが賄う道隆を諫める弓競べ不承知 石山寺蜻蛉日記取り違えは、空蝉と軒端荻「源氏物語で恋愛セミナーの日記」
April 19, 2024
とうめいないろがあらゆるいろもちつめたきしぐれがあらゆるふでもち「初しぐれ ふるほどもなく しもとゆふ 葛城山は いろづきにけり」*353 【B053 ヒラリオン】「Portable Story 100 pieces 2」「Portable Story 1000 pieces」「Portable Story 1000 pieces 2」「Portable Story 1000 pieces 3」「Portable Story 1000 pieces 4」
April 17, 2024
たえまなきこえにいつしかそめられただいるとしてもいつしかかえられ「秋にあへず さこそは葛の 色づかめ あなうらめしの 風のけしきや」*352 【B052 レディナダ】「Portable Story 100 pieces 2」「Portable Story 1000 pieces」「Portable Story 1000 pieces 2」「Portable Story 1000 pieces 3」「Portable Story 1000 pieces 4」
April 14, 2024
気になった言葉や場面などなげきつつひとりぬるよのあくるまは. いかにひさしきものとかはしる今宵、星は落ちる 次なる者も永くはあるまい赤い月 呪詛 兼家の死嬉しくても悲しくても涙は出るし 嬉しいか悲しいか分からなくても涙は出る 明子流産好いた殿御ができましたので 道兼の妻蔵人の頭 伊周和歌の会たねの仮名文字 取得文字を教える志私は私のために生きたい 清少納言検非違使庁の改革案 権中納言道長裁きの手間を省くため密かに罪人たちを殺めている皇后と中宮が並び立つ前例 定子を中宮に「源氏物語で恋愛セミナーの日記」
April 12, 2024
あきのこころが愁いとするならはるのこころは惷めくものとか「ことごとに かなしかりけり むべしこそ 秋の心を うれへといひけれ」*351 【B051 クツミ】「Portable Story 100 pieces 2」「Portable Story 1000 pieces」「Portable Story 1000 pieces 2」「Portable Story 1000 pieces 3」「Portable Story 1000 pieces 4」
April 10, 2024
あまりにしろきさえたいろめはいろなくすほどさえたしろさは「さえわたる ひかりを霜に まがえてや 月にうつろふ 白菊の花」*350 【B050 エルモリヤ】「Portable Story 100 pieces 2」「Portable Story 1000 pieces」「Portable Story 1000 pieces 2」「Portable Story 1000 pieces 3」「Portable Story 1000 pieces 4」
April 7, 2024
気になった言葉や場面など。四年定子登場 母上 椿餅 松虫文字を教えたい 自分の生れてきた意味散楽的教育正気を失う兼家彰子誕生紅い唐衣御嶽詣 派手な身なり 宣孝 明子にも子が出来た 笑顔がない明子兼家の見舞い 大宰府から帰った後、身罷りました扇 呪詛政ごと 家の存続漢詩 女の文字 陶淵明 庚申待の夜「源氏物語で恋愛セミナーの日記」
April 5, 2024
楽しい体験をいくつかすることのできた3月。『源氏物語』アーサー・ウェーリーの戻し訳、読み進めています。 ビギナーズクラシックスの新刊「夜の寝覚」「拾遺和歌集」 中村文則さんの『列』小林よしのりさんの『日本人論』キャンセル・カルチャーで日本の文化が破壊されないように。3月に鑑賞したドラマ&舞台 ドラマアカデミー投票「光る君へ」「ブギウギ」「大奥」「不適切にもほどがある」作品賞 主演男優賞・阿部サダヲさん 助演男優賞・磯村勇人さん 助演女優賞・河合優実さん ドラマソング賞・Creepy Nuts「二度寝」「離婚しない男」「アイのない恋人たち」「厨房のありす」 主演女優賞・門脇麦さん藤原竜也さん主演 御園座「中村仲蔵」3月のギフト・学びの機会をいただいたこと。・心身のメンテナンスができたこと。・旅ができたこと。・本が読めたこと。・家族が健康でいられること。***日常がどんなに喜びに満ち溢れているかが、目で見てもわかり、潜在意識にも教えてあげられる方法。皆さまに佳きものが齎されますように。「今月のギフトの日記」
April 3, 2024
はなのいろめのうつるはやさにめにうつるみのうつるはやさに「あさなあさな まがきの菊の うつろへば 露さへ色の かはりゆくかな」*349 【B049 新たなる伝達者】「Portable Story 100 pieces 2」「Portable Story 1000 pieces」「Portable Story 1000 pieces 2」「Portable Story 1000 pieces 3」「Portable Story 1000 pieces 4」
March 31, 2024
気になった言葉や場面など親友できる さわ実資 北の方 亡くなる 赤痢 半分死んでおる嫡妻と妾 ならばどうすればいいのだ板目、私も見てみましょ 泣くほど好きでは致し方ないのう呪詛仮名の練習庚申待 天帝に告げられては困る罪ひとめなりとも妾でも良いと言ってくれ 左大臣家の一の姫 倫子さまは、大らかな素晴らしい姫さまです どうぞお幸せに私は私らしく自分の生れてきた意味を探して参ります 文も寄越さず、何てこと「源氏物語で恋愛セミナーの日記」
March 29, 2024
そこにさけるはなんのはなぞもしろきをみればはなをみたくて「雪ならば まがきにのみは つもらじと 思ひとくにぞ 白菊の花」*348 【B048 癒しの翼】「Portable Story 100 pieces 2」「Portable Story 1000 pieces」「Portable Story 1000 pieces 2」「Portable Story 1000 pieces 3」「Portable Story 1000 pieces 4」
March 27, 2024
やわらかきさやのごと舞いおりるしろたへのきぬのごとほおなでる「白菊の 葉にをく露に やどらずは 花とぞ見まし てらす月かげ」*347 【B047 古い魂】「Portable Story 100 pieces 2」「Portable Story 1000 pieces」「Portable Story 1000 pieces 2」「Portable Story 1000 pieces 3」「Portable Story 1000 pieces 4」
March 24, 2024
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