栃木の花旅

栃木の花旅

2020.07.10
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カテゴリ: 日光
今年の6月29日に出かけた時のキスゲ平は咲き始めのニッコウキスゲが色鮮やかできれいでしたが、あれから10日以上経った今頃になるとまた別の花がいろいろ咲きだしているだろうと気持ちが惹かれます。
でも、最近の低気圧の暴れ方をみるとなかなか出かける気持ちにはなれません。

もうしばらくは過去のアルバムで楽しむほかなさそうです。

キスゲ平は我が家から1時間程度と手軽に出かけられるので、キスゲの時期だけでも何度も出かけています。

霧降という名の通り、霧が出ているのは当たり前・・・



霧の中のお花畑は日常を離れた独特の美しさなんですよね~!
キスゲは少し枯れた花もあってやつれ気味。
この時期はカラマツソウやチダケサシなど白い花が混じってきれいです。





でも、晴れた日のキスゲの色はやはり鮮やかできれいです!

そして、晴れた日には昆虫たちも飛び出してきます。






時には雨の中を歩いたこともありました。



晴れていようが多少の雨が降っていようが、お花がたくさん咲いていればいつもご機嫌の私たちです。

この時期、特に色鮮やかなのは「クルマユリ(車百合)」。



「クルマ」というのは葉が車のように輪生しているから。





キスゲ平で忘れてはいけないのは「シュロソウ」と「アオヤギソウ」。
名前は違いますが実は同じ花なのだそうです。
色が赤茶色の方が「シュロソウ」。
緑色の方が「アオヤギソウ」です。






「クガイソウ」のやさしい薄紫色が魅力的になってくる頃でもあります。



以前はスキー場のリフトを乗り継いで小丸山まで行けましたが、スキー場が閉鎖になった現在は遊歩道と階段を利用して登ります。
下の方はキスゲをはじめとした花を楽しみながら遊歩道を歩き、少し上からはひたすら階段を登ります。
階段の名は「天空の回廊」。 何か所か脇に伸びた展望台があり、ここから見下ろす景色はまさに絶景です! 




小丸山からさらに丸山山頂(1,689m)を目指した数年前までのお楽しみは「オノエラン」を探すこと。



「今年も会えたね~!」と声をかけたくなる高貴な花・・・
数が少ないので、いつまでも大事に守っていきたい花です。

天空の回廊の最上段までは1445段!
最近は情けないことに500段くらいから戻ってしまうのですが、最後の最後に素敵なお土産をもらったことがありました。

それは「アサギマダラ」との出会い!



キスゲ平には「ヨツバヒヨドリ」がたくさん咲いているので「アサギマダラ」に出会うチャンスが結構あるのです。

リフト利用の時代には足元をヒラヒラ飛んでいるのが分かってもあっという間に通り過ぎてしまうのでなかなか確認できなかったのですが、今は目の前で見ることが出来るようになって階段になったことをありがたく思います。

写真を見ながら思い出に浸っているとますますお出かけしたくなってしまいますが、週間天気予報に晴れマークが全く見えない日が続いています。

花旅アーカイブスで過去の花旅を思い出す日々がいつまで続くのでしょうか?





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Last updated  2020.07.10 23:56:45
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