どまつり(にっぽんど真ん中祭り)が28日・29日名古屋で開催され、総合賞の各チームが 決定 しました。
24時間テレビでは、「はるな愛」が24時間マラソン(85キロ)を走りぬき、無事時間内にゴールインしました。
この夏最後の日曜日、各地で最後を締めくくる様な様々な行事・大会が行われた模様です。
猛暑の中、苦しい練習に耐えて頑張って来た後の、最後の大舞台。
それぞれが力を出し切っての事でしょうから、結果はどうあれ参加者は充実の夏を過ごす事が出来て大いに満足している事でしょう。
高速道路も夏休み最後の”駆け込み行楽”でかなり渋滞したようですね。
私はというと、犬山の古刹で行われた一風変わったコンサートに行って来ました。場所は、1,270年の歴史を歩む犬山市最古の真言宗寺院・薬師寺です。
背景に私の制作した衝立を並べ、舞台の演出に一役買いました。
住職のシンセサイザーの演奏あり、筑前琵琶、シンセドラムス、フルート、尺八、ギターにヴァイオリン、モダンダンスまでが登場して舞台狭しと踊りまくる。
全体の構成は、悠久の時の流れが自然の移ろいと人の営みのなかで展開していくという大きなテーマのなかで進んでいく。
住職のシンセは定評があり、自身の語りを入れながら全体を引っ張って行く姿は当寺院の名物でもある。大太鼓や銅鑼も交えての総合指揮に面目躍如の1時間だった。
構成だけ決まっていて、あとはそれぞれのメンバに委ねてほぼぶっつけ本番で進められたようで、打ち合わせ不足の感は否めなかったのが少し残念ではあった。
最後に登場したのが、何と、あのロカビリー歌手の「ミッキー・カーチス」だ。今年72歳となるというが声もよく出るし、こなれている歌はやっぱり上手い。
エルビスのナンバーありカントリーナンバーあり、またスタンダードナンバーありで、往年のロカビリーファンのみならず大いに楽しませてくれた1時間だった。
本堂の祭壇の前でロカビリーを歌うミッキー
ブルースハーモニカ(ブルースハープ)も自在に操りながらギター一本の伴奏で熱唱。
お寺というおよそカントリーとは似つかわしくない場所での演奏にもかかわらず、自分の世界へグイグイ引き込んでいくのは流石だ。
決して手を抜いたりしゃべりで誤魔化すような事もなく、自分の為すべき事をわきまえた気持ちのいい舞台だった。
司会の「せんだみつお」も歌に参加し、多才なところを披露。話芸と共に大いに会場を沸かせてくれた。
左端がせんだみつお
同じフロア(ここは畳だたが)で真近に聴けるのがお寺の本堂でのライブのいいところ。
住職の岩田氏は、同門の若手育成の指導や、留学生のホームステイを受け入れたり、音楽を通してお寺を開放して庶民との交流をはかるなど、様々な方面で精力的に活動している。
当院の宗派である真言宗・豊山派の総本山の長谷寺で、青少年のための夏の合同合宿に参加し、記録ビデオの制作に参加した事が懐かしい。
本坊に寝泊まりし、修行僧と同じ時間に起床し、一日中ある様々な行事を逐一撮影する一週間。
何事にも代えがたい、貴重な体験が出来て良い思い出にもなっている。
梵字のタペストリーやステージ衣装を制作させていただいたり、このお寺とは何か因縁深いものを感じています。
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