国際宇宙ステーション(ISS)に物資を届ける 無人補給機 「こうのとり」 を載せた国産最強型ロケット「H2B」ロケットが、22日打ち上げに成功した。
ISSへの大型物資補給を担ってきた米スペースシャトルは、今年6月ごろの飛行を最後に引退予定で、今後のこうのとりの存在感と責任は増す。
その後の物資輸送は当面、日欧露の3機が担い、「こうのとり」は大型機材を運ぶ唯一の手段となる。15年度まで、毎年1機ずつの打ち上げを計画しているという。
H2Bは国産主力ロケット「H2A」の増強型。H2Aと合わせた打ち上げ回数は20回となり、失敗はH2A6号機の1回だけ。成功率は95%に達し、商業衛星打ち上げ受注に不可欠な信頼性の高さを示した。
28日にISSにドッキングする予定になっている。
JAXAは早ければ29年度の打ち上げを目指し、無人帰還カプセルを搭載した改良型の開発を進めており、将来的には有人宇宙船開発につなげる構想もあるという。
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一方、地球深部探査船 「ちきゅう」 は、科学史上初めて巨大地震の震源まで掘削し、そこを直接観測し、地震がなぜ発生するのか、そのメカニズムを解明するための活動をしています。
「ちきゅう」は、人類史上初めてマントルや巨大地震発生域への大深度掘削を可能にする世界初のライザー式科学掘削船です。最大海底深度4000mから海底下7000mを掘りぬく。
「ちきゅう」と海底の掘削孔を連結したパイプ(ライザーパイプ)の中をドリルパイプが通る二重管構造での掘削方法で、泥水を船上と海底掘削孔の間を循環させることが可能で、この泥水が孔壁を保護、地層圧力とバランスを取りながら掘削孔の崩れを防ぎながら掘削作業を安定して進めることが可能だという。
どんなに海が荒れても掘削船は揺れることなく、安定した状態を保つ能力を備えています。
GPSを搭載する最新設備で揺れを制御します
また、海底下生物圏の解明のため「アマゾン川」に例えられるほど生命豊かな沖縄トラフ・伊平屋北の海底下で、海底下に流れる川とそこに広がる地下生物圏の解明をめざした掘削が行われるとのこと。
片や宇宙へ、片や地中へ、その凄さがどれほどのものか実感出来ませんが、日本の技術が世界の最先端で活躍しているんですね。
事業仕訳で、「2番目ではダメなんですか?」と削減を迫られたりしている科学技術の研究・開発。
日本の得意とする分野ですから、産業技術の面で世界と伍して戦うためにも頑張ってもらう必要があります。
他に削減すべきは幾らでもあるんですから、菅政権はケツをまくって死ぬ気でそれらと戦ってもらわないと困る。
Just do it.
◆2011年1月2日からは「楽歌TNK31」と改題してスタートすることにしました。
2006年5月8日よりスタートした「日歌」が千首を超えたのを機に、「游歌」とタイトルを変えて、2009年2月中旬より再スタートしました。
★ 「ジグソーパズル」 自作短歌百選(2006年5月~2009年2月)
◆ ジョーク、冗談、ユーモアは生活の調味… 2014.10.22
◆ 消えていってこそ虹 2014.10.21 コメント(2)
◆ 映画っていいね。色々あるから良さも… 2014.10.20
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