働くママの子育て日記

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日焼け止め(UV)について

 日焼け止め(UV) 

 日焼け止めの指標にはSPFとPAがありますがいず れも日本化粧品工業連合会が定めたものです。

SPF
sun protection factor
UVB防御指数
 紫外線のうち肌がヒリヒリと赤くなるような炎症をひき起こす傾向の強いUVB波を遮断する 効果の程度を表す指標。
 皮膚が紫外線を浴びはじめてから赤い斑点ができるはじめるまでの時間を何倍に引き延ばすことがで きるかを表したものです。

例) 10分で赤くなる人がSPF25の日焼け止めを塗った場合
 10×25=250分
 4時間ちょっとは赤くならなくなります。
PA
protection grade of UVA
UVA防御指数
 紫外線のうち、肌を黒くしたり、シミを作る傾向の強いUVA波を遮断する効果の程度を表す 指標。

 +  効果がある
 ++  かなり効果がある
 +++  非常に効果がある

 SPF、PAともに、1cm²あたり2mgずつ製品を皮膚に塗布した上で測定す ることになっています。 が、実際はそこまで多量には塗布できないことも多く、汗や接触によって徐々に失われていくので、 こまめに塗りなおす工夫が必要です。



 日焼け止めは大きく紫外線吸収剤と紫外線拡散剤の二種類に分けられます。

 紫外線吸収剤
 A
 UVAを吸収する有機化合物
ベンゾフェノン系、ベンゾイルメタ ン系 など
 B
 UVBを吸収する有機化合物
ケイ皮酸系(パラメトキシケイ皮酸 オクチル)、アミノ安息香酸系(パラジメチルアミノ安息香酸オクチル)、サリチル酸系(サリチル酸オク チル)など
 紫外線拡散剤 
 紫外線を反射し、拡散する無機化合物
酸化チタン、酸化亜鉛 、酸化鉄、アルミニウム、酸化セリウム、酸化ジルコニウム、マイカ、カオリン、セリサイト など

 紫外線には波長幅がありますので2種類以上の成分が使われているのが普通です。SPF30以上の日焼け止め には主に吸収剤が使われていますが、効果が大きい分肌が弱い人はかぶれたりする場合があります。 その 点、吸収剤を使わずに拡散剤のみの日焼け止めはノンケミカルともいわれることもあり、SPFは低いものの肌 にやさしい処方となっています。 
SPFで分類



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