食養研究家・ハトムギ博士 岡田幸子Blog
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私が博士学位を授与して頂けた事について、岡山大学大学院自然科学研究科バイオサイエンス専攻・馬場直道先生にお出会いしなければ、叶わない夢に終わるところでした。本日は、岡山ロイヤルホテルに於いて、馬場先生のご退官のお祝いと金蘭会の集まりが開かれました。車庫へ行く途中の花屋さんで、オレンジ色と黄色のバラをメインに明るく可愛い花束を作って貰い、小さなメッセージカードを添えて持参し、馬場先生に貰って頂きました。沢山の方が、馬場先生との思い出をお話しされましたが、一様に「お酒も召し上がらず、コーヒーを飲みながら、クラシックを聴くのがお好きで、誠実で真面目な方」と話されました。私も今までの人生、本当に良いお出会いに恵まれ、助けて頂いて来ましたが、後半に差し掛かって今また、これほど信頼でき、誠実な先生にお出会い出来た事の有難さと感謝の思いを強く感じ、胸がいっぱいでした。「マラソンもされていて、最後まで走り、2位3位になられた事もある。」と話された先生も有りましたが、道理で岡山大学でも、ご自分のお部屋の有る3階まで走って上がり下りされるので、ついて行くのが大変でした。「先生は、足が速いんですねぇ~」と話しましたら、ニコッと笑われて「せっかちですから」と応えて下さった事を思い出しました。また、先生は珍しい石を採集するのがご趣味で、「幻」と言われる程、極めて珍しい「ブルートパーズ」を発見された時の事をパワーポイントを使って見せて下さいました。ハイキングを兼ねてご家族で水晶が出る山へ登って採石されていた時に、折しもその年は非常な渇水で、山と山の間を流れる川が枯れているのではと山を降りて、その底を見せている川を歩いていて子供さんが「これは?」と渡してくれた物を「折角、子供が見つけたのだから」とポケットに入れたけれど「?」と思い良く見てみたら、それが常々出会いたいと念願していた「ブルートパーズ」だったそうです。出会いたいと念願していなければ出会わなかったでしょう、山を降りて川底を探して見ようと言う直観も、色々なところを探した経験がなければ思いつかなったかも知れません。そして、様々な石を、充分観察していなければ、ブルートパーズを見逃したかも知れません・それは、科学的な発見でも同じことだと思いました。先生は、若い人たちにその事を伝えたかったのだと思いました。金蘭会の方達は、それぞれの職場で相当の地位も得られ立派な方達ばかりでしたが、優しくて、ユーモアが有って、楽しい方ばかりでしたので、私は会の最後まで居させて頂きました。そして最後に、「ご恩は生涯忘れません、有難うございました。」と馬場先生に握手をして頂き、今後とも一層のご交誼をお願いして、お別れして来ました。
2010.04.24
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