私たちは教師ですから、教師としての基本的文献や資料、法規は目を通しておかなくてはなりません。こういったことは職能を高める行為ですから本来これは仕事のうちです。
ところが日頃授業の準備やらテストの採点(これがかなり時間がかかる)や、教材研究(これも相当時間がかかる)、教育委員会への提出文書つくり(議会対策でおびただしい調査がおりてくる。いいかげんにしてほしい)に仕事に時間を取られているのでなかなかこういったことができません。
こういう状況ですから仕事のうちとばかり言っていたらいつまでたってもできません。ですから、これを仕事ととらえず勉強ととらえてじっくりと時間をかけながらでもやる必要があります。
勉強は、不断に適度にやるものです。(渡部昇一氏 知的生活の方法より)
そして継続するものです。
だから、日々のスケジューリングに、知的生産の時間だけでなく勉強のブロックもきちんと入れ込んで行く必要があります。
資料については、目を通しておけばよいもの、じっくり読んで覚えないと行けないもの保存を必要とするもの、などに応じて方法を使い分けます。
目を通しておけばよい資料は、家族との団らんの間でもできます。談笑しながら、目を資料にはわせればいいのです。私は新聞の教育に関する記事や教育新聞などは書斎に持ち込まずそのようにして目を通すようにしています。こうして読んだ記事を家族に語って家族の話題に供することもあります。
じっくり読まないと行けないもの、たとえば審議会の答申がでた、とか、教育基本法がこうかわる、とかそのような資料は団らんの中で目を通した後、書斎行きとなります。
勉強の時間に2度目を読み、線をひきます。そして、それを文書箱に入れておきます。
翌日3度目を、線を引いたところを重点に読みます。その段階で気にしておかないと行けないところについては書き出し、携帯ナビ(薄型6穴手帳)に挟み込みいつでも参照できるようにします。
保存を必要とするものは、たいがいの場合コピーして袋ファイルに入れ込むか、デジカメに撮っておいてデジタルで残し、本体はなるべく捨てます。
GoogleカレンダーをTODO管理のみに使う 2007年12月01日
あしたは研究発表会 2007年10月16日
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