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June 5, 2004
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カテゴリ: マスコミ
急にアクセス数が激増した。

まぁ、ここの日記って、大抵一日に20~40アクセスをウロチョロしてまして、
10を割るのもよくあるのですが、
今日は100を超えました。


タイトルのせいだと僕は思います。


「英国魂とがん告知。ひとりでできるもん」Magical Mystery Tour 1st Day  Leicester~Manchester

全く意味不明ですが、ポイントは「がん告知」
それに続く「ひとりでできるもん」
しかもテーマが留学。


留学先でがん告知された留学生がひとりで頑張っていく物語という想像をしてしまった人がいるかもしれません。

書き込み後に急に増えたアクセス数に焦って題名をすかさず変えようと思ったけど面白かったので放って置きました。今、確認したら題名に惹かれてきた人ばかりだけではなかったみたいだったのですが。
(「最近訪問者」で、楽天日記を作っている人はその人のページに飛べるようになってます。右上のアクセス数を示している数字をクリックすればわかります。で、ゲストさんが多かったみたいなので、題名に惹かれて飛んできた楽天日記製作者ばかりではないと判断できた訳です)

でも、題名に惹かれてきた人もかなり居ました。
で、僕はふと思いました。


    「死」に関するものに、やはり人は惹かれるのではないか。


確かMMRをいう漫画でも(懐かしいな)、「人は『死』と『SEX』という言葉に惹かれやすい」とか書いていたように思います。
仮に今回のタイトルを「いやらしいもの」にしてもアクセス数は伸びたでしょうが、意味がないのでしませんでした。実験の意味でもしてみたくはあります(「『死』と『SEX』」というタイトルにしようかとも思ったんですが)。


このことはあることを示唆します。

     マスコミも、このことをわかって記事つくりをしているのではないか。


今、僕は『政治ジャーナリズムと罪と罰』(田勢康弘、新潮文庫、1996年)を読んでおり、この主張と関連していると思われる文章を見つけました。





現在は小六の殺人事件、以前はイラクのジャーナリストの死亡、などなど派手な「死」に関する記事が各紙同じような論調で並びます(勿論、それに対する解釈は、各紙の色が出ると思いますが)。
僕はその時英国に語学留学に来ていたので解りませんが、「9.11」の時もそうだったでしょう。

こういったことによって僕はマスコミ(ここでは新聞)を非難するつもりはありません。
田勢さんも書いていますが、これは仕方ないことだとも思います。

僕が言いたいことは、



と、言うことです。


「大量に同じニュースが流れるときは隠したいことがあるのではないか、という疑問を持つように」と以前日記で紹介した海南さんのシンポジウムで聞いたことがあります。

かつて、パナウェーブが盛り上がっている時は、有事法制が議会で審議されていましたが、表立って報道されていませんでした。
今回の小六のケースに当てはまるかはわかりませんが、今いくら小六殺人事件に関する記事を読んでも、新しいものは出てこないでしょう(事件を起こした女の子の「弁護」をする弁護士からの報告くらいのものではないでしょうか?)。
こんな時は、この事件の背景にも注視するべきではあるけれど、他の事件、例えば現在、年金法案が成立したりしていますが、他にも重要なことが起こっていないか見ていくべきだと思います。

日本に居ないので、年金法成立がどれくらい盛り上がっているかはわからないのですが、
「なぜこのタイミングで年金法が成立したのか」と考えると、政府の、与党の「意図」が見えてはきませんか?

あれほど問題が取り沙汰された割に、全然ろくな議論がなされていないまま成立したと考えてしまうのが、普通の見方であるように思いますがどうでしょう?


前述の書にはこうも書かれていました。
「新聞報道の弱点は・・・ほんの一部分から見出しになるものを引っ張り出して、そこを中心にニュースを『作る』ことである」
政府の発表を鵜呑みにしたまま、独自の取材を怠って記事にするという批判も書かれています。



マスコミを絶対視することなく、受身に回るだけでなく、自分から能動的に情報を収集しない限り、
「この報道によって誰かが得をする」という側面を見ないままに、大量の些細な情報に流されてしまうのではないか、と危惧しています。


メディアを変えるべきだ!と強い論調で僕は叫ぶつもりはありませんが、
僕ら自身でできることがあります。

ひとつは、「メディアに対して、『ほめる』あるいは『けなす』という意思を表明すること」です。
この日記に関してもそうですが、リアクションが無い限り、「面白いのか」「役に立つのか」、時には「意味あるのか」さえ思います。「作り手」は孤独感を少なからず持っています。
「ここが悪い」と言われれば直そうとしますし、「ここが良い」と言われればそこを伸ばそうと思うでしょう。
そして、やってて良かったと思うでしょう。


もうひとつは「自分で始める」ということです。
僕もこうやって日記をWEBで公開してわかったことがあります。
前述の「死への注目度」、「作り手の孤独感」、
そして「どうやって『記事』にするのか、どこを『抽出』するのか」ということです。

よく、友人の言葉から日記にしていますが、これが「本当に言い手が言いたいこと」である保障はありません。
僕が感心したからメイントピックになっているのです。
これって「記事にする側の主張が、『友人の声』という形で表立っている」とも考えられますよね。

僕の書くものは、『記事』ではないのですが、便宜上そう書かせてもらいましたが、マスコミの書く記事も同様だと思います。意図する、しないに関わらず、そういったことが起こってしまっているのだと思います。

やってみないとわかんないですよね、そういうことって。


ひょんなアクセス数増加から、「情報化社会に生き抜く」ということをちょっとばかり考えてしまいました。
今日は一味違った日記でしたね。

でわでわ!


<今日のまとめ>
1.人は『死』と『SEX』という言葉に惹かれやすい
2.読む側、受け取る側がしっかりしないといけないのではないか。
3.大量に同じニュースが流れるときは隠したいことがあるのではないか
4.メディアに向けて(1)『ほめる』あるいは『けなす』
5.メディアに向けて(2)「自分で始める」ことで見えるもの





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Last updated  June 5, 2004 09:10:35 PM
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マスコミ不要の時代が来る  
哲人001号  さん
タイトルに惹かれて来た(笑
とてもよかった、面白かった、興味深く読ませてもらった。マスコミにはもうかなりうんざりしてたんだ。

これからは個人が情報を発信する時代。
最近気づいたんだけど、情報収集はもうマスコミ要らないね。楽天日記やブログみたいな個人のウェブログで充分集められるんだよね。しかも大衆紙と違ってその日記製作者の個性が出ててとっても面白いんだ。
ウェブログが新たなメディアの形・情報発信の媒体として注目しています。
その分、サイト製作者の責任が今後一層問われるようになることも頭に入れて置かねばなりませんな。HAHA

例の事件の小六女子小学生が作っていたっていうホームページも、実はここの楽天日記だったんだよね。 (June 5, 2004 11:34:21 PM)

sorry  
哲人001号  さん
小六の作ったサイトはカフェスタですね。
楽天はまったく関係ないっす。
いい加減なコメントしてしまって申し訳ない。
(June 5, 2004 11:56:50 PM)

私論の展開  
ヘン国  さん
哲人001号さん
>タイトルに惹かれて来た(笑
やっぱタイトルって重要ですねぇ・・・(笑)
楽しんでいただけたようで光栄です!

>これからは個人が情報を発信する時代。
うん、僕もかなり楽しませてもらってます☆ただ、僕が怖いのは「事実」と「意見」が混在する危険って事です。WEBだと新聞やテレビ以上に主観が前面に出てくることが多くて、自分に「意見」に沿う都合のいい情報だけを抽出して「事実」として語る事ってあると思うからです。意識するしないを問わず。新聞と違いWEBは一過性が強いですから余計にそうなるんじゃないかと・・・。大抵仕事じゃないので、給料を貰ってませんしね(貰ったら貰ったでセンセーショナルなものだけを取り上げる質の低いものになる危険もあるしね)。

>ウェブログが新たなメディアの形・情報発信の媒体
これは避けられないと僕も思います。Internetがあれば、大抵の事ができてしまうので、依存度は上がる一方でしょう。ただ、僕は実際に人と会って話したり、本や新聞などの活字の方がWEBよりも好きだったりするんですが、外国だと日本語の情報がこれ以外に手に入らないので・・・・。

>その分、サイト製作者の責任が今後一層問われる
そうですよねー。僕も何とか・・・。

>例小六の作ったサイトはカフェスタですね。
そうなんですか!うーん、簡単にサイトが作れる事で僕も恩恵を受けているんですが、この事件は色々考えさせられますな!

「マスコミ不要の時代が来る」っていうタイトルに驚いたんですが、後で自分の日記を読み返してみて自分がそういう論調で書いてることに気付きました。私論ですが、僕はいくらWEBが浸透しても新聞など活字文化、そしてマスコミはなくならないと考えていたりします。字数の関係で詳しく述べられないのですが・・・。
とにかく書き込み多謝です!ほんとに参考になります☆ (June 6, 2004 10:56:21 PM)

紙のメディア  
まさやん さん
私も紙に書かれたものの方がなんかいいと思いますね。

webと新聞とかと何が違うかと考えてみると、やっぱり信頼性の違いかな?
どこの誰が書いてるか分からんものを信用できん、と思ってしまう。
でも今はしっかり個人認証も出来るしねぇ。

じゃあやっぱり個人より、新聞社が組織的に調査した新聞の方がいいということかな?
じゃぁ組織的に調査されたwebの情報なら・・・?

なんかそう考えるとメディアとしての紙は不要な気がしてくる。
なんていうかメディア、つまり媒体が違うだけであって重要なのは中身じゃないかと。

でもなぜかは分からないけど紙の方が好き。
きっとそんなこと言ってると「お父さん感覚古い~」とか言われそうな気もする。 (June 7, 2004 05:36:35 AM)

漫画もデジタルだし・・・  
ヘン国  さん
まさやんさん
>私も紙に書かれたものの方がなんかいいと思いますね。
同志!多分考えが古いんですよね(苦笑)。
漫画や文庫もデジタル化してきたし、最近の子供たちならもうデジタルの方が慣れっこなのかしら?

>信頼性
僕は基本的にWEB情報は参考情報としてしか考えておりません。大事な情報が無料で手に入るなんて、「タダより怖いものはない」って教わった世代には恐ろしいものです(やっぱ古いのか?)。

>でも今はしっかり個人認証も出来るしねぇ。
あ、そうなん?

>メディアとしての紙は不要な気がしてくる。
>なんていうかメディア、つまり媒体が違うだけであって重要なのは中身じゃないかと。
何事もそうなんやけどね。ある程度信頼のおけるWEBの情報を全く信用しないというのもまた弊害を引き起こすと思うし。

>でもなぜかは分からないけど紙の方が好き。
僕もそうなんだけど、なんでだろうね?
TOEFLもReadingがPCなのに参りました。

>きっとそんなこと言ってると「お父さん感覚古い~」とか言われそうな気もする。
それが愛娘なら何を言われても平気です!(まだ結婚の予定すらないけど)
でもそれで嫌われたらやだなぁ・・・(娘は居ませんってば)。 (June 7, 2004 09:48:49 AM)

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