ヘンリーの国際関係学

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July 26, 2004
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先日こんなメールをもらいました。

「プレゼンと言えば、私はプレゼンを結構行き当たりばったりでやるタイプ(つまりアドリブが多く、準備がたりない)なんですが、そのせいで内容がどうにもこうにも薄くなってしまいがちなのですが、ヘンリーさんはどうですか? ってかプレゼン必勝法なんかあれば教えてほしいです・・・。 」


ちなみに、僕はプレゼンにアドリブがききません。英語なんて・・・。
練習やスクリプト無しでは何もできないです。
なので、僕からしたら、この友人がうらやましいのですが・・・。

でもまぁ、プレゼンにはそこそこ定評がありますので(あくまで「そこそこ」ですよ)、
僕なりにプレゼン必勝法を書いてみようと思います。
但し、勝てる保証はありません、悪しからず。


・・・ってか「勝つ」ってなんだろうねぇ?( ´_ゝ`)




僕が思う大事なモノは「自信」「アイコンタクト」「間」です。
では、この3つについて簡単に説明します。

(1)「自信」:
人前でテンパってては、聞く側は「こいつの意見を聞いて大丈夫か?」と思って集中できません。
「聞くのだ!愚民ども!」位の勢いで(それは勢いあり過ぎ)臨んでみましょう。 
ただ、「自信」は準備に裏付けされているから、ちゃんと準備しとかないと難しいかもね。


(2)「アイコンタクト」:
「前を見る」と同義ではない事に注意を(たまに誤解している人がいます)。
きちんと聴衆の目を見ます。
できる限り端から端まで見渡しながら、「アナタに聞かせていますよ」と目で訴える!


(3)「間」:

ヒトラーは演説の巧さで定評がありますが、彼は聴衆が黙るまで何も話さず、沈黙が訪れてから話し始めたと言います。
これはしなくても好いけど、言葉と言葉の間に絶妙な間を入れると聞いてて心地がいい。
聴衆に考えさせる間を与えたり、自分の言った言葉を咀嚼する時間を与えるのです。

(例)「中国人はアホです」
(間)


この「間」で、人は「え?」と思うわけです。で、次の言葉を待つ。そして次の言葉でグイっと引き込まれる訳です。
ただ、僕は「中国人がアホです」なんて言ってプレゼンをした事が無いのでうまく行くかは保障しかねますけどね。
例は悪かったかもしれないけど、適度な「間」は重要。
「間」の最中は聴衆をしっかり見ないと、単に言葉を忘れたようにしか見えないので注意ね。



<プレゼン必勝法(2)鬱憤>
これは僕が近頃感じているプレゼンの鬱憤なんですが、
今のクラスのプレゼンは正直つまんないです。
内容が浅すぎて、「それ位、誰でも知ってるって」と思うだけなのです。
深くも無ければ面白くも無い(以降、自分を棚に上げて説明しますね)。

では、彼らに何が足りないのか。



<プレゼン必勝法(3)ブレインストーミング>
1つはBrainstormingが足りない事です。

それを説明する前に、Writingにも共通して言える鉄則について。

「『Topic』というのは、『Contents(内容)』でイコールであってはいけない」という事。


「インターネットの弊害」がTopicなら、「インターネットの弊害は3つあります。1つ目は・・・」じゃなくて、
「インターネットの弊害」の1つの側面に特化して展開するべきなのです。

「インターネットの弊害」の一般論は誰でも知っています。
「コミュニケーションがどうの」とか「モラルがどうの」とか。

じゃなくて、例えば「インターネットと勉強の関係」とかを取り上げてみたりするのです。

インターネットが勉強にどんな影響を与えたのか。
利点(調べ易さ等)と欠点(情報の信用度が低い等)を比較して、自分なりの結論を出す。
これなら比較もし易く、オリジナルの方法も言える事でしょう。

だけど「全般的なインターネットの弊害」なら「好いとこもあるし悪いところもありまっせ」で終了。
今更、誰が「じゃあインターネットを止めましょう」なんて言えるんでしょうか。
結論はせいぜい「政府が規制を」とか「各人が気をつける」とかでしょ?
比較はできない上に、オリジナルのアイデアとかほぼ出ません。

要するに、そのトピックに対して、しっかりBrainstormingしていない為に、ありきたりな事しか思い浮かばずに、ありきたりな事を言っているので面白くないんです。


ちなみにブレインストーミングの仕方は人それぞれ。
僕の場合、紙の真ん中に丸を書いて、その中に「Topic」を書く。
そこから想像したものを書いていく。そこから更に想像したものを…の連続です。
まず真ん中に書いた円の中にTopicを書きます(例―「大学生のアルバイトは是か非か」)。
で、思いつく限りのこと何十個でも良いので円の回りに書いていきます。(例―「アルバイトはよい経験である」)
更にそこから思いつくことを書いていきます(例―「アルバイトでの社会経験が就職活動で有利」)
更に更にそこから思いつくことを書いていきます(例-「日本での就職活動とアルバイト経験の関係性」)

こうやって考えてからなら、きっと面白いプレゼンができるでしょう(もちろんWritingで応用可)。



<プレゼン必勝法(4)トランセンド>
2つ目はトランセンド(超越)が無い。
要するに「妥協」で終了している。

環境問題で例を挙げましょう。

まず「環境破壊が中国で起こっていて、非常に問題である」と言う。
そして「発展の為には、環境の犠牲は仕方がない」と言う。
結論は「中国政府は、規制をすべきだ。環境破壊はやがて経済的にもマイナスになるから」と。

双方痛み分けです。
環境を犠牲にはするけど最低限に。
企業は規制を受けるけど最低限に。

じゃなくて、「環境に好い経済はないのか」なんて事を提言して欲しい。
規制も犠牲も最低限なんて当たり前でしょう。子供でもわかる。
両者の要望を同時に満たすアイデアはないのか。
「1+1=1」じゃなくて
「1+1」が3にも4にもなるようなアイデアを出してくれないと面白くも何とも無い。
反論の使用もないからねぇ。



<プレゼン必勝法(5)「聞き手」の気持ちを意識する>
前のコースでは、各々が自分の国について話してくれてたから面白かったんだけど、
今のコースでは一般論ばかり。

恐らく「聞き手」を意識していないんでしょうね。
意識すればすぐわかる事ですから。
一般論なんて面白くないに決まっています。


「聞き手の気持ちを意識する」

これが一番大事でシンプルな必勝法なんでしょうね。



<プレゼン必勝法(6)誤解を防ぐために>
(5)の内容が、まるで僕が「クラスの人をバカ呼ばわりしている」とか「嫌いだ」とか誤解されかれない口調でしたので、補足しておきます。

今、行なっているプレゼンの目的は「人前でプレゼンをする練習」であり、「内容」は重視されていません。
体系的に話をまとめているか、Introductionはきちんとしているか、声の調子はどうだ…云々。

それに、Topicに関してもTutorから特に指定は無く、午後のクラスで書かされているWritingに沿って行なうのもので十分だ、という指示もありました。
更に、午後のWritingでは最初なので浅い内容で良い、と。
評価するのは中身の濃さではなく、体系的であること・英語力などの表面的な部分だからです。

そういう訳で、実力がありながら内容が大した事の無いプレゼンになるのは仕方がないことではあります。

ちなみに。
今のクラスメートは前のクラスメートに負けず劣らず素敵な人たちです。
異常に日本語を知ってて戸惑いますけど。
毎朝「Takaさん、お元気ですか?」ですし、
「今日は寒いですね」とか、「ほんとに?」とか、「がんばって」とか
もう、とにかくいっぱい日本語です。

そういう訳で、日本人の僕は常に話しかけられますので毎日楽しいです。
和気あいあいと和んでおります。



<プレゼン必勝法(7)タイトル選び>
僕が「日本人はなぜ宗教を信じないのか」というタイトルを選んだ理由。

僕のプレゼンの内容は、コラムでも取り上げた「ブラジルのAIDS対策に日本も追従すべきか」という内容でした。
「これでは聞く側はつまらんだろう」と思ったので、
需要がありそうという理由で選びました。

こっちに来てから、何度も「あなたの宗教は何ですか?」って聞かれましたから、
聞きたい人も多いんだろうと。
(日本のAIDS対策を聞かれた事はありません)


また、プレゼンという物は、僕にとって「やっつけ仕事」で終えるものではなく、
国籍の違うクラスメートに自分の意見、すなわち「日本人の意見」を訴える貴重な機会です。
国際交流のチャンスです。
どうせなら日本の事をもっとわかってもらえる内容にしたいと思いました。
結果、「日本人はなぜ宗教を信じないのか」に決定。



<プレゼン必勝法(8)目的があるから>
では、最後に総括します。前に言っていた事とちょっと違うかもしれませんがご了承下さい。

「言いたいことがある」からこそ「聞いてもらう為の努力」ができると僕は思います。
「ここを強調する為に、ゆっくり間を置いて話そう」
「視覚的に訴えた方が良いから、ハンドアウトを用意しよう」
「しっかり目を見て、訴えかけるようにしよう」
「いっぱい資料を集めて、準備をしっかりしておこう」
などなど。

プレゼンを巧くやるためにプレゼンをしようとするより、
「言いたい事をきちんと伝えたい気持ち」が、プレゼンを上手くさせるんだと思います。

さっき書いた「聞き手の気持ちを意識する」とはこういう事です。
自分の気持ちを、主張を、訴えたい事を、どうやったら聞き手に解って貰えるのか。


「目的があれば、それに向かう努力は苦でも無いし、楽しんでできる」
これは僕の人生哲学の1つですが、プレゼンも同様ではないでしょうか?





…自分を棚に上げまくって肩が凝りました。





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Last updated  July 29, 2004 07:00:57 PM
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