いきものがかり
」の聖地、本厚木を探索するためなんですね。「そんなに好きなのか?」ってそうでもないんですけど。とにかく八番・「 星の谷観音
」という素敵なお寺を紹介させて頂きましょうか。このお寺に行って嬉しかったのは、「 九曜紋
」の紋所があったことですね。

これこれ、おわかりですか?この「 九曜紋
」があるということは、 平将門系坂東平氏
の分家という意味なのですよ。本家嫡流には「 月星紋
」と言いまして、千葉氏が嫡流なので「 千葉神社
」とか「 千葉寺
」以外では見られません。しかしこの九曜紋というのは分家の方が断然多いので、いろいろなところで見受けられます。相模国は、将門のおじさん「 平良文
」が統治していたこともあって、その子孫(五男系)が相模に広がったのが相模平氏ということが予想されます。 ほかに秩父流の平氏(三男系)もありますので、霊場10番でもこの九曜紋を発見しました。ご参考までに月星紋↓。
8番では電車で参詣されていた若い人がいらしたので、次の六番・ 飯山観音
に一緒に行くかと聞いたところ、もうそこは行きましたということで別行動になりました。このように坂東霊場では同志の巡礼者に出合うことが多かったりします。みんな順番はまちまちです。それで6番の長谷寺ですが、4番の長谷寺が有名なので、ここでは「 飯山観音
」と呼ぶことにいたしましょうか。 飯山温泉
があり、裏山が白山系のハイキングコースになっており、とても風光明媚で楽しいところでした。とりあえず写真を。



こういうところに永住して終の棲家にできたらしあわせですな・・・そんな感慨をもって遠くの景色」を見ていましたら、近くの石碑に大変なものを発見してしまいました。「ん?三十三番?」ということは、坂東霊場の一番から三十三番まで全部揃っておるのか?と気づき。写真を撮りながら全部逆打ちで巡らせて頂きました。

良かったですね、このお寺を7月27日に廻らなくて。ここは車で行ってもゆっくり石段と景色を楽しんで、三十三観音全部の恩恵に授かるという幸福感を味わう場所だったので、あらためて来て本当に良かったです。これで相模国が完結いたしました。そのいい気分をもちまして本厚木に降りたんですね。
で、海老名の帰りに横浜の友達と待ち合わせすることになります。そのことがのちの埼玉巡礼と繋がってゆくので、次は横浜に行ったことも1ページ使ってご紹介しましょうかね。海老名駅から相鉄急行で・・・
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