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カテゴリ: 読書、本
 先日、魅力的な作家さんを発堅した。『梓澤要』さんです。『喜娘(きじょう)』
という作品で、第18回歴史文学賞を受賞された方です。近作では、『百枚の定家』
で、耳にしたことがありました。

 最初に読んだのは『喜娘(きじょう)』は、短編集です。歴史の中で、
少しだけ顔をのぞかせた女性を、遣唐使の視点から描いた表題作。おや?
おもしろいぞ!と思いました。

 平城京の聖武天皇の時代を、色々な立場(日陰の身から)から、描く作品を
描いていて、昨日読み終えたのは、『阿修羅』という作品。奈良麻呂の変を
描ききっています。聖武天皇の時代、神経の細い天皇に代わり、政治を司った

先頭に立ったのが、橘奈良麻呂だった・・・。やっぱ、女は強いのよ~。
光明皇后の母なんて、うだつの上がらぬ夫(橘諸兄・・奈良麻呂の父)を
捨てて、藤原不比等と再婚、生まれたのが光明皇后。光明皇后も、実の妹を
蹴落として、得た皇后の地位を守るために、藤原一族とタッグを組んだ。
おもしろかったよ~~。奈良麻呂、がんばれ!って読んでしまった。

 で、今読んでいるのが『女(おなご)にこそあれ次郎法師』という作品。
これは、井伊家の始祖、今川義元の力に汲々としている浜名湖近辺を治めて
いた井伊家再興の女傑『次郎法師』の物語。今川氏に屈することを拒否し、
わずか13歳で、尼となった次郎法師こと井伊祐(ゆう)。一人娘だが、
許婚が失踪せざるをえない状況の下、政略結婚、つまり人質としての結婚の
道を断ったのである。


その中で、女性がこんなに活躍したんだ、というのが驚きとともに、
おもしろくって読んでます。



 また、昨日、読み終えたのが『恋戦恋勝』。これは、江戸時代、戯作作家と
して名をはせた滝沢馬琴。大作『南総里見八犬伝』を執筆したのだが、
あまりに精力を傾けすぎ、晩年は視力をほとんど失った。その口述筆記を

癇の強かった夫・・・。そんな中で、滝沢家の嫁として、ふんばる路、
その周りの女性を描く連作小説。何とも、皆、がんばれ~!と応援したく
なる小説でした。



 いやあ、女性って・・・強い!!!連休も図書館で、チェックしないと!





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最終更新日  2007.05.03 11:56:36
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またまた新顔~☆  
初めて耳にする作家さんですっ(x_x)
なるべく書評などは目を通すようにしてるんですが、チェックが甘いな~、私って。
それにしてもkenkengさんてばアンテナ高し~☆
面白い作家さんを発堅する嗅覚バツグンでは?
おかげで私のブックライフ、最近充実してます^^
感謝感謝~!!
この作品も、さっそく予約をいれなくちゃ。
歴史小説って江戸モノは多いけど、平安あたりは穴場(?)かも?
日本史なんてスッカリ忘れてしまったけど、いつの世も「影で強い
のは女なり」、って感じ?(^m^)
やっぱ女性が活躍すると、爽快感がありますよね~。
さ、予約予約、とε=ε=ε=(ノ^∇^)ノ 
(2007.05.03 15:24:50)

Re:またまた新顔~☆(05/03)  
kenkeng  さん
ハーディ0117さん
 いやあ、めっけもん!って感じでした。作品に
よって、ちょっとバラつきがあるから、『恋戦恋勝』が
オススメかな~。平城京の聖武天皇シリーズがいくつも
出ている、って感じです。色々な資料を読んで、
これだけストーリーを紡ぎだす作家さん、って凄いです。

 江戸ものだけじゃ、物足りなくなったのかも?? (2007.05.03 20:20:46)

凄いな~  
この連休中にもしっかりとこうして読書を進めるだなんて感心しちゃいます。
私なんかではとてもできないです。

今回こうして紹介してあるものをみてみると短編集が取っ掛かりになって少しずつのめりこんでいったのですね。
初めがそうした作品だったので組みやすくてその後の展開に繋がっていったような気がします。

久しぶりに図書館へ行きたくなってきました。 (2007.05.04 07:11:56)

Re:凄いな~(05/03)  
kenkeng  さん
ジョン・クラークさん
 久々に自分で見つけたから、嬉しくて。ちょっと、
楽しく読んでいます。「次郎法師」は予想以上に
おもしろかったです。女領主って・・・戦国時代に
そんな女性がいた、って思うと、憧れます。 (2007.05.04 22:03:55)

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