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2005年11月30日
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27年ほど前のことです。

京都の禅寺の和尚に頼まれて 老師の大切な書を ある高齢の柔道家のとこ

ろに お届けするお供を おおせつかった事があります。

なにもわからずに ついて行った私でした。

そこは 京都から2時間ほど 入った 農村でした。

非常に高名な武道家とお聞きして いったのですが 家の前の小さな畑で

野菜をたがやす彼にまず びっくりし そのお住まいが あまりにも

質素なものでしたので  それにまた びっくりしました。

そして 彼が開口一番私に 言った言葉は 「君は切腹することができるか



若き諸君のことを 思い出してしまう、、、私はその事件の後始末をしたの

です。」

覚えているのは この言葉だけです。

あの時 これも何かの縁と 私の名前と住所を 書くように 言われました。

おそらく何時間もお邪魔していたにもかかわらずその最初の言葉しか覚えて

いませんが いまでも はっきり覚えていることが そこのお家の

奥から 奥様が三度お茶を運んできてくださったことです。

毎回違うお茶でした。 


絶妙のタイミングで 絶妙なお茶を 持って来て下さるその方が

ただ者ではないと思いました。

おそらく 一言二言しか 会話をかわしていないと思いますが



強烈に 女性としての美しさを感じて その感動はいまでも 忘れる事が

できません。私が今まで出会った女性のなかで もっとも強烈に印象づけら

れた人でした。 

あとから その方は  日本連合艦隊司令官 山本五十六元帥の 実の妹

さんだったことを知りました。お年が離れていらっしゃるのでしょう。



番組をしていました。 真珠湾に突入するにいたる歴史を山本五十六元帥の

生涯を通してみたものでした。

アメリカと戦うことを命を途して反対し 日独伊同盟を阻止するも

最後は 戦争のまっただなかに 巻き込まれる彼の運命をみているうちに

会津藩や長岡藩の藩士の子孫として 時代の辛苦をなめ けれども高潔な

晴耕雨読のような生活をしていらっしゃった お二人のことを思い出して

特別な気分になりました。   


     生き方に 襟をたださねばと思います。









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最終更新日  2005年11月30日 23時29分37秒


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