まっ裸が楽ﾁﾝ

最期のとき

ちょうど1週間前親戚の不幸があった。急遽２日程休みをもらってバタバタと葬儀へ向かった。アタシは普段、人の【死】に対する感覚が鈍ってるんじゃないか…って不安だった。年に何度も【死】を目の当たりにして特別な感情もなく業務をこなす。『人はいつか死ぬ』という諦めと慣れだ。だからアタシはいつか誰か身内が亡くなっても悲しいとか感情が湧かなくて涙も出なくて冷静な気持ちでただ手を合わせてるんじゃないか…って。そんな自分を想像すると怖かった。でもね…そんなｺﾄはなかったわ…悲しいとか淋しいとかそんな感情より先にとにかく涙がポロポロ流れてしかたなかった。ただね肉体はこの世から無くなりもう２度と会うｺﾄはできないｹﾄﾞ魂は無くなるｺﾄはないとアタシは信じてるしあの世で、兄弟や親と久しぶりに再会できるだろうと思ってる。それと…この世に自分の肉体がある限り後悔のないようにって今まで以上に感じた。もし明日親が死んだら…きっとアタシは、もの凄く後悔する。もっと親孝行してやればヨカッタと。心配ばかりかけて、甘えっぱなしで何１つ親孝行してやれなかったと後悔ばかりするのがわかる。もし明日…自分が死ぬとしたらそれもやっぱり後悔する。やり残したｺﾄいっぱいあるのに…あの人に伝えたいｺﾄいっぱいあるのに…きっとね今ある幸せって当たり前に感じてるｺﾄってたくさんある。家族がいるｺﾄ、仕事があるｺﾄたくさんの人との関わり合い…。『これで充分』なんて心底、思える人生なんてないかもしれない。生き急ぐわけではないｹﾄﾞ自分の【生き方】って大切だな…って教わった気がしたそんな出来事でした。『おじじ＾＾ありがとう。』