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くう☆☆さんコメント新着
ひなたまさみ44歳。
今年の 健康診断 で、 生まれて初めて 「要観察」 という結果が戻ってきてしまいました
しかも 腎臓
そういえば、身内に腎臓を患った人が多かった...
気をつけないといけませんね。
さて、なかなかPCの前に座ることができない毎日ですが、
今日は息子 ヒデキ(中1)の柔道日記 を書きたいと思います。
ヒデキの通っている H中学 は、この地域では柔道が強い学校です。
そのため、公立中学でありながら学区外から通う生徒も多く、ヒデキもそのうちの一人です。
同じ地域で柔道をやってきた子たちなので、
柔道部の同級生たちの中には、ヒデキが小学生時代に試合で対戦した相手が何人もいます。
背負い投げ が得意な H君 とヒデキは 小4で初対戦 し、
H君の豪快な背負い投げに 一本負け
したヒデキは悔し泣きをしました
そのH君と再び対戦したのは、 小6の夏 。
お互いに 団体戦の大将 でした。
そこでは ヒデキが優勢勝ちでリベンジ を果たしました。
さて、 体重の割りに身長の低いヒデキ は、
最近顧問のS先生から
「ヒデキはこれから 自分より背の高いやつら と戦わなくちゃいけなくなるから、 担ぎ技 があった方がいいな。
打ち込み練習 のときには、毎回少しずつでも 担ぎ技 をやってごらん」
と言われ、 背負い投げの練習 をするようになっていました。
そんなヒデキは密かに
( Hを 背負い投げで倒す ことが、 本当のリベンジ だ)
と心に決めていたそうですが、先日の 乱取り稽古 でついにその H君と組むチャンスが!
負けず嫌いで積極的なH君 は、 自分の柔道を少しでも先生に見てもらいたいから、ヒデキを引っ張って、顧問のS先生の立っているそばまで行って乱取りを始めました。
先生の目の前でヒデキを思いっきり倒す つもりだったのです。
一方のヒデキも H君に背負い投げをしかけるチャンス を狙っていました。
そしてついに ヒデキの渾身の背負い投げ で、 H君が宙を舞いました。
バーーーーーン!!!!
思いがけない出来事に、S先生も思わずポカンとした表情。
「 投げた!
いっぽ~~~ん!!!」
ヒデキの背負い投げが初めて決まった瞬間に
S先生も立ち合ったというわけです。
「そっかぁ...
ヒデキ、もう担げるようになったんだ
」
S先生は、ヒデキがよっぽど器用な子だと驚かれたようですが、
実はヒデキは小4のときに通っていた道場のO先生、5年生のときにはN先生から背負い投げの特訓をしていただいたことがありました。
「6年生の一年間は背負い投げはやらなかったけど、
何となく身体が覚えていたんだよ」
とヒデキ。
大好きだった懐かしい先生たちのことを思い出しながら
嬉しそうに報告してくれました。
小4のときに投げられてから3年目。
H君へのリベンジを果たせたヒデキ。
悔しくて悔しくて涙が止まらないH君。
同じ道場で練習している仲間の中に、他にもヒデキがなかなか勝てない相手が何人もいます。
勝ったと思えば次には負けてしまったり、勝てなかった相手にようやく勝てたり...
「切磋琢磨」
まさにそんな環境の中で、ヒデキは少しずつ顔つきも身体つきも変わり始めています。

(私のメガネをかけてふざけているヒデキです)
ひなたまさみ