やっと秋らしくなってきましたね。そして秋は読書の秋です。
『パックス・ブリタニカ』とは英国の繁栄と言う意味で、これは歴史的に
パックス・ロマーナ、パックス・ブリタニカ、パックス・アメリカーナ
と続き、パックス・ジャボニカ、そして、これからはパックス・チャイニーナ?
となりそうな勢いですね
学生時代の私にとって日本史は漢字と年号を覚えるだけの退屈な科目
それに比べて世界史のダイナミックな動きには胸がワクワクしたものです。
とは言っても、所詮はテストのための勉強でしかなくて受験が終われば
泡と消える知識でしした。それが生きた知識となるのは社会に出てから。
そして、大人になってからの勉強ほど楽しいことはないのですね。
春の同窓会でも「卒業してからの勉強と比べたら、学生時代に今ぐらい
勉強していたら・・・」と言う人の何と多かった事か。
みんな口々に「学生時代にもっと勉強しておけばよかった」と。
私ももちろんその一人、いつもの図書館で新刊書の案内ページに
『帝国の崩壊』というタイトルを見つけ、ジャン・モリスという著者を知り
図書館にはこのほかにも彼の著作である『パックス・ブリタニカ』
『ヘブンズ・コマンド』も揃い、ビクトリア朝から始まる英国の興亡の歴史が
語られている事が分かりました。
そして、この6巻は各2200円から2400円という価格で、と言う事は
この価格帯なら私好みの分厚く読み応えのある本だと言う事です。
ジャン・モリスは欧米きっての歴史作家とのことで、私の頭の中で
ゴチャゴチャになっている世界史の脳内整理に期待できそうです。
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