昔、お気に入りだった5客揃ったC&Sのカップの銀色の縁取りが
剥げてきて来客用に使えなくなった時、私は次のC&Sをどんな物で
揃えようかとずいぶん悩みました。海外の一流ブランドを少ずつ
集めるのか、国内ブランドで一気に揃えるのがいいかと。
さんざん考えた挙句、そもそもの陶磁器の歴史は日本の方がはるかに
長く、良い品がたくさんあり価格も海外の製品の数分の一です。日本に
ない物なら海外製品を買う意味があるけれど、わざわざ高い送料をかけ
余計な税金まで払うほどの値打ちはないという結論に達しました。
そして、その時は5客セットで売られている物が多かったけれど
これからは1客割れたら1客好きなデザインの物に買い替えても
不自然でないように、最初から全部バラバラに買い足していこう
ただし、全体のテイストだけは決めてその範囲内で買うという
おおまかな方針だけを決めました。それ以後はへそくりが溜まると
1客、また1客と買い集めてきました。
そして、時が経ち気が付くと私のC&Sのほとんどが流行遅れに
なりましたが、今更ニューデザインの物が欲しいとは思わず
案外少し昔の物の方が古い我が家のインテリアや家具にマッチすると
気が付いてからは、フリマや中古ショップで出会うC&Sの方が
魅力的に思えてきました。
それからはノリタケ、ナルミ、AT、などの確かなブランドに限定し
傷の有無を確かめ状態の良いものなら中古品やデッドストックでも
構わないというスタンスに立って買い物を楽しむことにしました。
実は中古ショップに持ち込まれる陶磁器は好みに合わない贈答品で
ある事が多く、まだ薄紙に包まれたまま箱に入った新品もたくさんあります。
つまり商品に対する知識があれば、デザインは少し古くても良い商品が
定価の50~90%オフで手に入るというわけです。
ただ問題は、出会いを楽しむ買い物ではその都度気に入った物を
買うだけなので集まった物は支離滅裂。そのせいで組み合わを
考えるのが一苦労で、二人暮らしの今は出来るだけ2客セットを
買うようにしたり、別の機会に手持ちの食器と同じシリーズの物を
見つけるとつい買ってしまいます。
そして、いい組み合わせを思い付いたら忘れないうちサッと携帯の
カメラで撮っておきます。ケイタイの写真でも記録としては十分で
これらをファイリングするのも楽しみの一つになりそうです。

今はそれを整理する時間がないけれど暇が出来たら絶対に作ろうと
楽しみにしています。
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