研修会の資料の中に胸をうつ文があったので… 紹介します。。。
大学卒業を控えた学生が、有名な会社の就職試験を受けた。
多くの人が試験に臨んだが、最後はわずか7、8人しか残らなかった。その7、8人が集められ、「これから最後のテストを行います。社長が一対一で面接させていただきます。名前をよばれたら社長室に入ってください。」と告げられた。
その学生は控え室で順番を待ちながら、社長にどんなことを聞かれるのかを想像し、今まで勉強してきたことを頭の中で整理していた。しばらくして名前を呼ばれ、社長の前に用意された椅子に腰をおろした。
すると社長が「君ね、今日までに親の肩を叩いてあげたことがありますか。」と尋ねられたので「子どものころに小遣いほしさに、少し父の肩を叩いたことがあります。」と答えてほっとした。
そうすると社長がにこっと微笑んで、「それはよかったね。では尋ねるが、親の足を洗ったことがありますか。」と聞かれたので考えぬいた末に「残念ですけど、今日までに親の足を洗ったことは一度もありません。」と正直に答えた。
社長は最後に「あぁそうか、それならね、もう二日たって、一度でいいから親の足を洗ってから来てください。」と言われ、面接が終わった。
家に帰った学生は、社長に言われたとおり親の足を洗おうと思っても、気恥ずかしいくてなかなか洗うことができないまま、一日が過ぎてしまった。
二日目の夕方、外で畑仕事を終えた母親が重い足を引きずりながら帰って来た。その姿を見たとき覚悟を決めて、母親の後ろからそっと忍びより、声もかけずに無理矢理縁に座らせて、お母さんの足をつかんでみた。
その時この学生は、今日まで思ってみたこともない、考えたこともない思いが胸に込み上げ、目に涙があふれてきたのだそうです。翌日社長室に出かけた学生は、社長に深々と頭を下げ、「社長さん、誠にありがとうございました。私は親のおかげで大学まで出させてもらいました。しかし、今日までにこんな大事なことを教えてくださって方はひとりもありません。もし、社長さんに教えてもらえなかったら、生涯このことを知らずに私は過ごしていたかもしれません。
母の足は、ふくよかな豊かな足をしているかと思ったのに、つかんでみたその足は細く細くやせ細って、しわだらけの固い冷たい足になっていました。私がのうのうと学校へ通ったその間に、母の足をここまでにしてしまったかと思ったら、理屈や言葉などない、何とも言いしれぬ思いが胸にジーンと込み上げて、涙がこぼれてきました。母がどんな顔をしているかと、下からじっと見上げて見たら一言も言いませんでしたが、目にはいっぱい涙をためていました。」と報告したのです。
この学生は、その後この会社に就職し、立派な社会人として活躍しているそうです。
………☆☆☆
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