昨日の病院への帰りに西武池袋駅から豊島園駅へ寄り道をして、ユナイテッドシネマとしまえんへ・・・・この映画館は今流行のシネコンで、スクリーンが9つ(だったかな?)もあるという大きなもので、たいがいの人気映画は上映されます。

チケット売り場も、まるでホテルのフロントのようです。そんな大きなとしまえん映画館で、昨日は十三人の刺客を観ました。役所広司主演で、共演が松方弘樹、市村正親、古田新太、伊原剛志、沢村一樹、伊勢谷友介、稲垣五郎、山田孝之・・さらに脇役陣として平幹二郎、松本幸四郎という大物俳優まで揃うという超豪華な俳優陣です。

まだ、ご覧になっていない方も多いでしょうから、あらすじと結末には触れませんが、役所広司や松方弘樹らの演技は期待通りでした。ほかの役者さんたちも迫力ある演技をしていましたが、なかでも特に僕が印象に残った役者は、伊勢谷友介と稲垣吾郎でした。
伊勢谷友介は、十三人の刺客側の登場人物で、武士ではなく山の民を演じています。彼は、今、放映中の大河ドラマ「龍馬伝」では、高杉晋作を演じていて、熱情がある反面クールで知的な感じも出していますよね。

その高杉晋作役とはうって変わって、粗野で荒っぽいが、なんとなく憎めない、天衣無縫な山の民を演じていて、役によってこうまで別の人物を演じるのか、というくらい別人を演じています。最初にこの山の民を見たときには、一瞬、伊勢谷友介とは気づかなかったくらいです。
そして、稲垣吾郎です。ご存知人気アイドルグループSMAPの一員ですが、稲垣吾郎は13人の刺客たちに命を狙われる松平のお殿様を演じています。この殿様ですが、冷酷で残忍な人物で、その残虐ぶりは映画をご覧になってお確かめください。

普通、アイドルはこのような残忍な役を引き受けたりはしないのでしょうが、稲垣吾郎は結構良いアジを出しています。ずいぶん前になりますが、テレビ版の「踊る大捜査線」でライフル銃を持って湾岸署を占拠する犯人役を演じたこともありますが、その時も良い役者ぶりでしたが、今回の残虐殿様役も良いと思います。ひょっとしたら、この稲垣吾郎という「役者」は、今後『悪役』として名を馳せるかもしれません。
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