Shinanonokuniのブログ2

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2013年01月14日
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カテゴリ: 国内旅行
1月12日~13日の週末を利用して鹿島・潮来・佐原方面へ行って来た(その1)

12日朝、高速バスで松本を発つ。天気は快晴。雪を戴いた北アルプスもくっきりと見える。笹子トンネルの事故を受けて渋滞等による遅延が懸念されたが、バスは順調に進んで定刻に新宿へ着いた。

新宿から東京駅へ移動して高速バスに乗り継ぐ。高速道路網の拡充で房総方面は鉄道よりも高速バスが安くて速い。しかも線路とは無縁の場所にも停留所を自在に設置できるので利便性も高い。往路は鹿島神宮行きのバスに乗り込む。10~20分ヘッドの高密度運行がなされているので時刻表の心配もない。

バスは概ね順調に走り、おおよそ二時間で鹿島神宮の門前へ到着した。車窓の風景は、成田を過ぎてから沿道は見渡す限りの大穀倉地帯(水田)であった。佐原潮来付近から水郷地帯となって満々と水を湛える利根川を渡る。その後鹿島市内の製鉄所など工業地帯を遠回りして乗客を降ろして行く。煙突が何本も建ち並び、送電線の鉄塔も多い。内陸県たる信州では見られない大きな工場群であって物々しい。

丁度昼時なので参道にある蕎麦屋で昼食を摂る。この辺りは水稲をはじめとした農業が盛んであるほか、水郷地帯のため淡水魚も名産である。加えて太平洋にも近いので海の幸も豊かである。しかし、参道の名物は何故か日本ソバであった。

腹が朽ちたので鹿島神宮を参拝する。創建は紀元(皇紀)元年とされ、二千六百有余年の悠久の歴史を誇る。

鹿島神宮1.jpg

「鹿島神宮」との石柱のある門から参道を歩いて行く。新年詣での客も多く、露天商の店も賑やかである。

鹿島神宮2.jpg

鹿島神宮楼門.jpg

重文となっている楼門。寛永時代の造営なので既に370年前の建築である。

鹿島神宮3.jpg

参道は鎮守の森の言葉に相応しい鬱蒼とした森林の中を進んで行く。

鹿島神宮拝殿1.jpg

鹿島神宮拝殿2.jpg

思いのほか質素な造りであった拝殿。二礼二拍手一礼を以て家内安全を祈願する。

御手洗池.jpg

拝殿の左手、坂を下って行くと御手洗池に出る。かつては禊(みそぎ)が行われた場所であったらしい。

さざれ石.jpg

境内にあった「さざれ石」。国家君が代の歌詞にも登場する。

これで鹿島神宮の参拝は終了した。鹿島市は重工業都市であって、観光資源は少ない。JR鹿島線の鹿島神宮駅へ向かって歩いて行く。

鹿島サッカー.jpg

鹿島はサッカーの強豪チームを有しており、優勝を記念したサッカーボール型の石碑が建てられていた。

塚原ト伝.jpg

鹿島出身の有名人と言えば剣豪「塚原ト伝」との事。記念像が建てられていた。

鹿島神宮駅.jpg

これで鹿島観光は終了し、鹿島線で潮来駅まで移動する。この鹿島線は昭和45年開業と意外に新しく、ほとんどが高架橋であって眺めも良かったが運転本数がかなり少なく、今回の旅行でスケジュールを縛る要因となった。

(次回に続きます)





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最終更新日  2013年01月14日 11時31分10秒
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