◆ラテン旦那と大和撫子妻◆

ええかげんにせぇ~!!!

プエルトリコでの、

PIZZAのデリバリーでの面白!?体験です。

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普段腹が立っても滅多に後を引かないこの私が、珍しく怒ってます。  

それも思い出すと貧乏ゆすりが出る位に!



昨夜ディナーを早めに食べてしまった子供達は、

夜8時を回ってから案の定、

「I’m hungry~.」
と始まった。


もう8時を過ぎたし、

「シリアルでも食べれば良いじゃない。」って言ったんだけど、

どうしてもシリアルじゃ物足りないって言って聞きません。


私も夕食を摂っていなかったし、
育ち盛りだから仕方無いわね。って事で、Pizzaのデリバリーを頼みました。


Pizzaを頼む時、いつも私はアトキンスダイエット中(炭水化物と糖分を控える)なので、

いつもバッファロー・ウィングス(揚げた鶏の手羽肉をチリソースのような辛いソースに絡めた物)を注文するんですね。

そしてそのバッファロー・ウィングスには、その辛さを和らげるために、
ブルーチーズソースをつけて食べるんです。


それが又美味!



所が、過去何度もPizzaと一緒にそのチキンを注文したんだけど、

プエルトリコに越して来て、
未だかつて、まともに持ってきてくれたことが無いのです。


いつも、肝心のブルーチーズソースを持って来ないんです。


そうですね~、過去2,3回は電話でオーダーした時に、


「今回はちゃんとブルーチーズ・ソースを持って来てよ!」

って念を押しているにも拘らず、忘れて持って来なかったんです。




だから今回は今までのミスを踏まえて、わざわざ強調して、

「絶対に、絶対に!忘れないでよね!」

って、お願いすると、電話口の彼はうっとうしそうに、


“OK,OK"と言っていた。

おまけに彼は、「ブルーチーズ・ソースを何個欲しいの?」とまで聞いてきた。



「1個じゃ足りないから、2~3個持ってきて。」ってお願いをしました。




“ここまでやったんだから、もういい加減きちんと持ってくるだろうよ。”




********


一時間が経ち、もうすぐ一時間半という時に、

イライラしてぐずぐず文句を言い出した子供達を横目に、

私は怒りのTELを入れる。



「○○○だけど、Pizza どうなってんの?」


「あ~、もう配達に出てるから、もうちょっと待ってください」←よくある手。




そして待つ事2時間10分。


やっとPizzaの登場です。



Pizzaを受け取りながらチキンの箱を見ると、

いつもとチキンの箱のデザインが違う。



え!?と思い、恐る恐る蓋を開けると、



“なんじゃこれ?


バファロー・チキンじゃないじゃんか!”




ムッカー!!! 



「バッファロー・チキンだって注文したのに!
これはBBQチキンじゃないのぉー!」



「すいません、それじゃあ取りに帰ります。」



「当ったり前じゃー!!!」





腹が立って、何も手を付けずに待つ事30分。



「今度はちゃんと持って来たんだろうねー。。。」
と言って、デリバリーのお兄ちゃんの顔を覗き込む。




よしよし、と安堵の溜め息交じりにバッファロー・チキンの箱を受け取る。




「あれ!?」




「ブルーチーズ・ソースは???」



「あれ~?、箱の中に入ってませんかぁ~?」




血の気が頭に込み上げて来るのを感じながら、

ガサゴソと箱の中を探る。





「入ってないよ.......。」





ごぉおおおおおおおぉおおぉおぉぉぉぉおおおおおお~

             ↑
      怒りの炎が音を立てて燃え盛る様。



はっきり言って、呆れて言葉を失いました。

思いっ切り三白眼になり、

チビまるこちゃんのように額に縦の線が何本も入っていた事でしょう。





するとデリバリーの兄ちゃん、へらへらしながら


「お金は要らないです。。。。」




彼が言い終わる前に、


玄関のドアを思いっ切り叩きつけたのは


言うまでも無い。






頼むよほんと~。






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