◆ラテン旦那と大和撫子妻◆

プエルトリコの無謀運転に喝!

先週の木曜日に子供達の春休みが18日までなので,

旦那は仕事が終わってからで、

私と子供達は先にパルゲラへ行く事になりました。


行くに当たってそれなりの覚悟が必要。

ここプエルトリコでの運転はまさにサバイバルの一言!

パルゲラまでの約2時間半の間、果たして生きて到着できるのだろうか???


まるで戦にでも出るかのよう!


意味が分からない人の為に、

私の以前の日記(2/20)でも少し触れていますが、

プエルトリコでは運転中何が起るか分からないんです。



運転のマナーは無し、秩序も?、ルールは無視、奇想天外の連続!


この件については、「モフォンゴさん」という、

プエルトリコの達人の方のHPで、

“プエルトリコでの運転に関するサバイバル・ガイド”という題名で紹介されています。

↓   ↓   ↓   ↓   ↓   ↓   ↓   

モフォンゴさんのHP



でもあ~だこ~だ言って、運転しない訳にも行きません。

荷物を車に積んで覚悟を決め、神に祈りを捧げてから(笑)



いざ、出発です。



ちょっと行くと直ぐにプエルトリコ名物その一、

“渋滞” に遭遇。



私:「こんな時間にこんな場所で渋滞は変だね~」


子供達:「マミー、きっと事故だよ事故。」

子供達の言う通り、ちょっと行くとcrushした車が2台、道路脇に転がっていました。



子供達:「ほらね~!やっぱり! ただの事故じゃん!」


そうよね、ここは無謀運転の多いプエルトリコ。

事故の一つや二つ、しょっちゅうあるもんね。



子供達のプエルトリコ在住9ヶ月での、早くもこの感覚麻痺振りに、

親としてちょっと笑えない。



後から騒がしくパトカーと救急車が真ん中を割って無理やり走行して来た。



私は身動きが上手く取れない中、頑張って車を右側に寄せた。

すると行き成り

パリ~~~ン!

と、


何かが破裂したような音がした。

一瞬何があったか分からなかったけど、

直ぐに右側のバックミラーが粉々に砕け散っているのを発見。



私:「やばい~!割っちゃったよ~!」



この前修理したばかりのバックミラーが、

ものの2,3ヶ月でまたこのザマです。



旦那の怒り顔が一瞬頭を過る。


車を脇に寄せる事に集中しちゃってて、ぶつけちゃったみたいだわー。



慌てて周りを見渡す。



ところが皆知らん顔。



???? 



おかしいな~??? 


どういう事~~?



もしかしてー、私がぶつけたんじゃなくって、

誰かがぶつけてミラーを壊しておいて、

その上しらっばっくれて、そのままバックレようって魂胆!?



もう一度周りを見るけど、事既に遅し。


泣き寝入りとなってしまいました。 とほほほ~~~~。



ライラしながら先を進んで行くと、

度は事故の為に車線が一本に絞られてしまって大混雑。



プエルトリコでの運転は、遠慮、躊躇はご法度です。


そんな事をしていたら乗り遅れるわ、

周りからブーブー鳴らされちゃうわなんで、ずーずーしく行かなくてはなりません。


隣り&周りの車に負けないように、

一本の車線に向かってジリジリと車の鼻を突っ込んで行きます。


この時にもし、嫌がらせをされたり罵声を浴びせられたとしても、

決して相手の顔を見たり、ましてや睨んで怒鳴り返そうなどとは考えてはいけません。


そんな事をしたら、下手をすると銃でズドン!なんて事になりかねません。(笑)


から前の日記にも書いたように、


何があっても完全に無視をし涼しい顔のまま、前を向いて



「相手に見えないように中指を立てる。」



これに限ります。(笑)



渋滞も開放され、やっと快適に走行.......と思いきや、



今度は名物第2弾、




“追い越し車線もただの走行車線” 、に遭遇。




要するに、


追い越し車線なのに堂々と、鼻くそをほじりながら、歌を歌いながら、

隣の車線の車と話をしながら、ぼ~~っとしながら、

のろのろと居座って走行している車が非常に多い、という事なんです。



その為にちょっとした渋滞をも引き起こしているというのに、

全くお構いなし! Going my way~!



だから追い越したい場合、

面倒だけど追い越し車線や走行車線をいちいち縫うようにして、

車線変更を繰り返しながら行かないといけないんです。



そのうちに、追い越し車線と走行車線のスピードが同じで並んじゃっている為に、

私を含め後続車がイラ付きながら追い越しのチャンスを狙っている所に、



これまた名物第3弾、



“路肩,我がもの走行” に遭遇。

そうです。待ちきれないプエルトリカンの兵が、

路肩を猛スピードで走行し私達を追い越して行った。


次々にその後を右に倣えで付いて行く車。


私:「郷に入っては郷に従えね♪」


私も素直にそれに従う。


プエルトリコでの路肩では、危険が一杯。

何が起るか分かりません。



もはや、路肩は安全地帯ではないのです!




例えば誤って出口を通過してしまった車など、

路肩を堂々と逆走しております。(笑) こわ~~~~!



時々ランチタイムの為なのか,

車を止め椅子を出して来てピクニックのように、

何か食している人も居たりします。




今回のように追い越し車線として利用もされる。


路肩では何が起るか分からない。



人々がどのように路肩を利用しているのか観察するのもまた、

楽しいプエルトリコ・ライフを満喫出来る事、請け合いですね♪



時々、私が女一人の運転と勘違いする男達。



追越をかけながら隣にくっ付いて来て、

大きな目と、長いまつ毛をバタつかせて


何やらスペイン語で叫んでいる。




あ~~~あ~~、プエルトリコよ!



aggressiveで、passionateなプエルトリコ!




トホホホなのに、何故か憎めないんだよねぇ~。(苦笑)



結局そんなプエルトリコの虜!?(シャレじゃないよ!)

になってしまっているのかしら、私.....。



現に、とほほほーと言いながらも楽しんじゃってるもんね。




何だかんだ、ようやく無事に到着。



旦那は後から来て、ニヤニヤしている。



旦那:「一人での2時間ちょっとの運転どうだった?」



私:「あ~!こんなのちょろいわ~! おほほほぉー!」



旦那:「変な奴とかに絡まれなかったか?」



私:「ぜ~んぜん!  楽勝ですねー。」



旦那:「Ok,OK,よくヤッタ!」




旦那が去るのを確認してから背中に向かって、



私:「デモ、 ミラーガ ワレチャイマシタァー..... 」



余りの小声に旦那には聞こえなかったみたい。




でも私、ちゃんと正直に報告したもんねー♪



バレたの昨夜でした。(笑)



*****************



コンク貝ちゃんのぐるぐ目ん玉を、

ぜひ皆さんにお見せしたくって一生懸命に頑張ったんですが、

今までの中で最大級のコンク貝が採れたにもかかわらず、



このコンク貝君、身体に似合わずとってもシャイで、

姿を現してくれなかったの。



ここで、コンク貝にも性格があることを発見!!!



アグレッシブに身体をクネらせて暴れるのも居れば、



このコンクちゃんのように引っ込めたまま出て来てくれないのも居るんですねぇ~♪



とりあえずコンク貝の画像だけでもと思って載せてみました。



コンクちゃんの、ひょろろ~んなグルグル目ん玉、

激写出来次第皆さんに是非お見せしたいと思ってます♪


Conch1




プエルトリコのジェットスキーのお巡りさん♪

POLICIA



CAYEYという所の、パルゲラへ行く途中の山越えで見える、通称
「おっぱい山」。

これに昔、プエルトリコ大学の学生が巨大ブラジャーを作成して、

ヘリコプターでおっぱい山に、

被せようとして失敗したという実話があります。(前出、モフォンゴさんのHPで確認済み)。


この時に使用された巨大ブラジャーの行方は何処へ!?

おっぱい山





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