とにかく主体が行動を起こして客体をとらえるのがGetだから、場所が客体それをつかまえれば「到着する」になり、金や物なら「得る、稼ぐ」 get the beatingなら、「殴られる」、get a ticket「買う」、get permission 「許可を貰う」get punk,「かぶれる」go and get some books「持ってくる」 get him on the phone「電話に出させる」 、get dinner「夕食を用意する」など色々ありますが、Getの持つ本質的意味は論理的に言えば、何の影響をも受けていません。
精神的用法で見ると、
get what you mean,get it ,get the hang(理解する) Takeの場合は自分の意思や思惑がどちらかと言えば分かったという分かり方なのに対して、Getは、もっと客観的な解り方です。 I make itの場合は努力してやっと理解した。であり、I seeの方は容易には理解するが、「なるほど」くらいの浅いわかり方です。 Makeは一旦分かれば分かり方は深いという理解の仕方です。他にもI catch itと言うのがあるけれど、これも安易な理解の仕方です。
逆に、客体が主体をとらえた場合
This problem gets me. He gets on my nerve. The exam really gets me. 日本語訳は、「悩める、苦しめる」になります。 何故だと思いますか???? 本来は主体であるこちらが客体をとらえるところが、その反対につかまえられてしまうからです。
Getには、主体が、ある状態になる。(例=I get rich. She gets sick. Bill got worse off.) と言う用法と、
客体を、ある状態にさせる (例=I get him to go. She got me down. get the clock turn back.) 形があります。 又その変形として「他に~してもらう」と言う意味も形成します。(例=I get may hair cut. I got my wallet storen.)