◆ラテン旦那と大和撫子妻◆

寄付&ボランティア精神






今日また子供達が持って来たプリントを見て、
子供達と一緒に学校に関わるようになって強く感じた事。


そして、是非日本の学校でも積極的に取り入れて欲しいと強く感じる、




ボランティアとドネーション(寄付)の精神。




子供達ののプリントには、又寄付を募る内容が書かれていました。


エレメンタリー(小学部)では、今回は文房具です。


JENの通う、ミドル・スクールでは,
大人の男の人への、服と靴の寄付を募っています。

サイズは問わないそう。



アメリカでは、学校への父兄のボランティアや寄付を募る事が非常に多い。



クラス・マザーなる物があったりして、学校からの緊急連絡やその他
クラスでの催し物があった時など、クラス・マザーを中心に
他ののボランティアの親と協力して、先生方のヘルプをする。



Field Trip(遠足)や、Field Day(運動会)の時もボランティアは欠かせない。


クリスマス時には、ボランティアを募って
ハンドクラフト(手作り)の工芸品などを手分けして作り,

それを学校で売って、そのお金を病院やシェルター(ホームレスの為の)へ寄付をしたりしました。


アメリカ人達はそんなの当たり前だと思っている様で、皆率先して運営に関わっている。



だから、働いてもいないのに学校へボランティアとして参加しないのは、いけない事なのか?



チビ達を連れて行って、ボランティアどころじゃないだろうし、かえって迷惑なんじゃないか?


などと悩んだ事がありました。




実際、ボランティアを志願して参加してみたら,
今までになかったクラスメートやその他のお母さん達との交流が図れて、
参加して本当に良かったって思ったんですね。


考えてみれば、彼らはきっと学校や子供達の為はもとより、


コミュニケーションを図る、絶好の場とも考えているのではないか?


と思えて来ました。


沢山のママさん達と知り合えれば、海外生活も又、楽しく実のあるものになる筈です。


先生方とも親しくなり、話す機会も増えるし、ちょっとした子供の事とか、
意思の疎通もし易くなる訳ですよね。



実際、私の親友ジューイッシュのアンドレア(ニューヨーク・ロングアイランド在住)は、
物凄く社交家で、アクティブで積極的な人。
PTAにも熱心で、勿論彼女の性格もありましたが


熱心にPTA活動をするその裏には、
彼女の3人の子供達の為でもある。
って、後で彼女から聞きました。


今は何とPTA会長にまで成り上がったらしく、
電話口で誇らしげにPTA活動の話を、長々とされました(笑)


彼女の事だから

きっと学校を牛耳っている事なのでしょう!(笑)




学校に限らず、アメリカのボランティア活動には目を見張る物があります。


人の不幸を聞きつけ、誰とも無く先頭に立って
近所やコミュニティーの人々に、ボランティアを募って助け合うのです。


こういう慈善の精神には、学ぶべき事が沢山あると思います。




Donation(寄付)に関しても同様で、


これもやはりプリスクールの時から何かの行事前、祝日の前に必ずプリントが配られて,

地域のシェルターや,病気の子供の為に皆で献金して寄付をする。



アメリカの子供達はこういった慈善事業に,小さい時から当たり前のように参加して来ているから、
大人になって、すんなりと自然に行動を起こせるんでしょうね。



感謝祭の時期には、食料品はもとより
ターキー等も先生方は寄付を募っていました。

学校の冷蔵庫にターキーを保管して、先生方も大変そうでした。



クリスマスの時には


学年別で年齢と生別を分けて,クリスマスプレゼントを施設の子供達にも届け,
皆で幸せを分かち合いましう!と寄付を募りました。



例えば、


G-1(一年生)女子は6歳の女の子用の、男子は6歳の男の子用のプレゼント、

っていう風に。



とにかく寄付寄付寄付。


ほとんど毎月学校からお知らせが来て、
何かしらの寄付はしています。


教会などでもそうですよね。



そういえば、911のテロの時も、
学校で献金を行い遺族の方達や、消防署へ寄付をしました。

子供達は、 自分達のおこずかいの中から寄付をするようにとの
学校からのお願いがあった事がとても印象的でした。

後から感謝状が贈られて来て、子供達はとても満足そうでした。


こういった精神は、アメリカの芸能人にも見受けられますよね。



911のテロの後、消防隊への食料を配るボランティアに、
沢山のミュージシャンや俳優達が混じっていました。

その中で、ミア・ファローが化粧気ひとつ無い顔で、
髪を振り乱して一心不乱にボランティア活動をしていたのには、感動すら覚えました。


日本の芸能人で、こういう人いるのかしら????


どっかの占い師ではないですけど、私服を肥やすことばかりで
情けないと私は思います。


全部の指に指輪をギラギラさせ、

「この指輪はウン千万円よ~。」なんて言っている彼女!
自宅に何億とかけて満足なんですね。



誰がこんな人格の人の言う事なんか信じますか?


少なくとも私は信じません。  眉に唾でもつけたくなります。(笑)


こんなもの、あの世に持ってけないでしょ。

僻みでもやっかみでもないです。


徳を積めとか、偉そうな事言っているけど


すごく矛盾を感じる。



ある大俳優は大金かけて、自分の記念館建てちゃったりさ。



そんな金あったら福祉に少しでも良いから回せなかったのか?


それとも日本ではそういう習慣がないから


頭が回らなかったのか????



中には地道に慈善活動をしている日本人芸能人は居るでしょう。
でも余りにも少な過ぎると思いませんか?



アメリカでTVを観ていれば、必ず寄付に関する番組を目にする。


アメリカナイズって言う言葉、よく聞くけど


変な事ばかりじゃなくて、


こういう事をどんどん真似して

良い意味でのアメリカナイズ をして貰いたいものだ。




動物愛護、福祉、慈善事業、

沢山真似すべきところはあるのよね。





NEXT












© Rakuten Group, Inc.
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: