◆ラテン旦那と大和撫子妻◆

結婚生活15年目にして思う事



今の私、

ちょっと浮かれています。



だって。。。。



だって。。。。。。。






今年の冬に、日本に里帰りが出来そうなんですぅ~~~~!!!






未だ“予定は未定”の段階で、確定したわけではないので、
早まって手放しで喜ぶつもりはないんだけど、


どうしても自然と口角が上がってしまう今日この頃。。。



*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*




ところで、旦那に言われてふと我に返ると
私達結婚生活15年になっていた。 ガァ~~~~ン!

道理で最近シワが出始めて来たわけだ!
永遠の26歳はどこへ行ったのか!?




今日旦那が仕事に行く前に、私にこんな事を言って来た。




旦那:「君が買って来た女性誌をさっき読んだんだけど、 とっても良い事が書いてあったね。」

いつもトイレで、ほんの数分の間の、“なんちゃって読書”をする彼。
出掛けにトイレで読んだらしい。



私:「???? 何の事~?」(未だ読んでいなかったから、何の事か分からない。)



すると旦那は得々として、


旦那:「結婚生活15年のカップルが抱えている、一番多い共通の問題について書いてあったけど、
その中の問題点が、君が普段とっている行動そのものだったから、笑っちゃったよ。」


“ほう~。。。。私だけが問題で、自分は関係ないのかね?
はぁ~。。。いつもこうなのよね~。。。”


という言葉が頭の中を過ぎった。


こう言うときの旦那って、いつも自分の立場を弁明してくれている部分だけに触れがち。




あ~~。。。又夫婦喧嘩のゴングが聞こえて来たぞぉ~~!



夫婦間の問題なんてピンからキリまで色々あるんだろうけど、
今回は私達の喧嘩で一番多い事、たまたま雑誌にも書かれていたので、
(という事は、全体の中でも結構多いのでしょうね。)書いてみました。

ここに書いてある事は、断定しているのではないので
あくまでも、そういう傾向が多いという事なので、サラッと読んで下さいね。



女っていうのは、子供が出来ちゃったりすると特に、“母親”に専念してしまって“妻”の顔は二の次になってしまいがち。
いや、二の次というよりも忘れがち、と言った方が良いかな。(笑)


つまり、
今まで旦那は妻にとって1番の存在だったのに、子供にその座を奪われる。でもそれは仕方の無い事、と思うのだが、
今度は手のひらを返したかのように、殆ど相手にされなくなる。
そればかりではなく、

以前はいつも手を取り合っていたり、カウチでテレビを見ながらもカドリングしたりと、
熱々だった夫婦関係が次第に無くなり、ギクシャクして来る。


“相手にされない”と感じている方は(大抵は旦那だったりする)不満が募り、

それが段々不満から怒りに転じて、ちょっとした事でも怒りっぽくなったりするので、

妻側としては、最近些細な事でも怒りっぽくなった相手に対して不満になる。

そして、

子供相手に大人気も無く妙な対抗意識を燃やしていたり、
仲が悪くなっても、
“心と身体は別”とでも云うかのように、妻の身体に触れたがる旦那に対して、

彼は常にSEXのことばかりを考えている、SEXマニアックだと軽蔑し始める。

そしてお互いの立場を主張して、口論が耐えなくなる。
というパターン。


こういう時って、お互いに、
「相手は変わってしまった。。。。」と思う。


そして、
何で自分の立場を相手が分かってくれないのか!
理解しようとしてくれないのか!  

私は(僕は)こんなに毎日の生活を一生懸命に頑張っているというのに、なぜ!?

と考え始めて、理解の無い相方に対して益々腹が立つ。


毎日の生活って、それが仕事だったり、家事や子育てだったり。という事なんだろうけど。。。。
まずは自分の立場が中心な訳です。


そして、頭に血が昇っているから、相手の立場なんて考える余裕もない。
相手のポジティブな面を考える事よりも、
悪い所ばかりに目がいってしまって、

尊敬し、愛し合って一緒になった相手が、

いつしか、不愉快極まりない、


“この野郎”な存在になって行く。


それに男と女の脳の構造の違いからも更に不協和音が生じてしまう。



大体女っていうのは、(少なくとも私はね。)
疲れていたり眠かったら, とにかく寝たい んですよ!

戦争のような長い一日が終わって、夜になってやっと自分の時間がやって来る。

この時間って、とっても貴重で私にとっては好きな事が出来る至福の時。
大抵は疲れていて、例の “読書の儀式” を済ませて、
直ぐに眠りについてしまうのだけれど、


そんな時に、もう一人の世話をする元気なんて残っていない。


旦那相手にゴロゴロニャ~~~~ン。。。なんて、
彼には悪いけど私の性分としては、やってらんないのである。


そんな簡単に、“母の顔”から“愛らしい妻の顔”に、スイッチ出来ないというのもある。


そういう事で苦情を言われる度に、


「どうして彼は私が疲れているのに、“自分の相手をして欲しい”等と、
私に無理をさせようとするのか? 私に対する労わりの気持ちが無いのか?」

と思い、そんな自分勝手な彼に対して腹が立つし情けなくなる。




その点旦那は、

幾ら疲れていようが、眠かろうが、いつでもギラギラしているような、
密着を求めるスキンシップ派。


彼曰く、


“疲れているからこそ、家へ帰って来て妻に甘えて癒されたい。
それが自分の活力の源。
たとえ結婚生活が長くなろうが、


男として、夫として,妻から必要とされている。
という自信を常に持っていたい。
それが無くなったら、俺は枯れてしまう。”

と言うのです。


彼が私に対して数多く不満に思っている事の中の一つに、私が仕事中の彼に、


「今夜は早く帰って来てね。待ってるわ、ハニー。チュッ♪」
のTELをしない事にも、

「俺は居ても居なくても良い存在なのか!?」と、腹を立てている。



私にしてみれば、仕事中にTELをするといつもミーティングの最中だったりするので、
仕事の邪魔をしたくないから。という理由なだけのに。。。


確かに新婚当初はやった事かもしれないけど、
何か今更 ハニー、チュッ♪なんて、
日中忙しくて、考えもつかなかったりするのが現状。

でも彼にしてみれば、


TELをしない。 イコール  必要とされていない。いとおしい存在だと思われていない。


という、私の彼に対する本心なんだと解釈する。




確かに人によって癒しや癒され方は違う。


私は誰かから癒されると言うよりも、
どちらかというと何か好きな事をして、それで自分で自分を癒したい方。


でも旦那は正反対。
スキンシップで常に情を深めて癒されたいのである。


それは自分の子供達を見ていても、その違いはよく分かる。

旦那にそっくり同じなのが末っ子のティファニー。


旦那が帰って来ると、「ダディー!」と、一目散に駆け寄って
Kiss&Hugの嵐。

そして暫くの間2人は抱きしめ合い、お互いに肌と肌を密着させながら、
娘はコアラのようにギュ~~ッと、しがみ付いている。

彼らの周りには、情熱の炎が燃え盛っているのである。


そんな時の2人の顔は、
目をつぶって、とろけそうに幸せ一杯の顔をしている。


それを圧倒されながら脇で見ている私に向かって、
いつも旦那が真顔で私にこう言う。


「Learn from her.」



この2人を前にして、こう心の中で叫ぶ。

自分の主張はいいけど、私の立場はどうなっちゃうのよ!?
私にも言い分はあるのよ!
私は貴方達とは違うのよ!!



昔から“初心忘れるべからず。”というけれど、

年月と共に、私達はお互いを思いやる気持ちが薄れて来てしまっている。

いつの間にか、自分を主張することばかりに専念したりして、
相手を理解しようと言う気持ちも、新婚当時に比べたらその差は、無意識の内に広がっている。



今思い出したんだけど、昔私の結婚当初に叔母がこんな興味深い事を言っていた。


「夫婦って言うのはね、
夫婦の会話が無くなって、寝室が別になってしまったら、もうお仕舞いよ。
だからどんなに夫婦仲が険悪になっても、寝室だけは絶対別にするべきじゃないわよ。」


実際ここ何年かの間に私達夫婦は、喧嘩をする度にどちらかが別室で寝る。
と言うパターンが頻繁に繰り返されて来た。(自慢にならない!)


特に私達の結婚生活で一番危なかった時代、(結婚7,8年目)を振り返ってみると、

夫婦の会話は極端に少なく、いつもツンケンしていて、
極めつけは寝室が、まるっきり別になってしまっていた。
当時は自然にそうなってしまったんだけど、

今にして思えば、
離婚経験のある叔母からの、とても重みのあるアドバイスだった。と思う。

あれから私達は奇跡的にどうにか持ち応えて、今に至たっている訳なんだけど、
振り返ってみると、何て味気の無い結婚生活だったんだろうって思います。


なんだか締まりの無い文になってしまったんだけど、



やっぱりつい忘れがちになってしまう、“思いやり”って本当に大切。

Me,Me,Me,って主張をして、
相手に自分の気持ちを分かってもらう事も大事だけど、
引く事や理解してあげようと言う気持ちは、もっと大事。
そしてそれを実行するのは中々難しい事だよね。。。。(笑)



世の中、理想の、完璧な相性の夫婦なんて、まず有り得ないのだから、
日頃の相手に対する、なぁなぁな考えや自己中心的な考えを、
少しでも前に出さないようにしていかないと、
この先何十年とある結婚生活なんて、やってられないよなぁ。。。。などと思うのでした。




海外ではよく、手に手を取り合っている、
仲の良いお年寄りのカップルを目にする機会が多いと思いますが、

ああいうのって、見ていてとっても微笑ましいですよね。
二人とも人間的に丸みを帯びている。

そして長年お互いに癒し、癒されて来たからなのでしょうか。。。?
その姿を見る人を、何とも言えない幸せな気分にさせてくれるような、特別な癒しのパワーを持っている。

何しろちょっとやそっとでは真似の出来ない、
夫婦としての味が出ている。





私達も後何十年か後に、ああなっているのでしょうか。。。。!?

今の状態じゃまだ角があり過ぎちゃって、ああなるには時間がかなり掛かるでしょうね。




次の壁(目標)は5年後の20年。



どうなることやら。。。。。ですね。










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