Ａ君のその後。＆ 画像：家の子は犬かっ！
前回の日記を書いた後に、
やっぱり思った通～～り、
クラスの父兄何人かが、先生にコンタクトを取ってきたようで、
何と緊急ミーティングが開かれたのでした。
私もこれは放って置けないと思っていたので、いそいそと行ってきましたよ～。
それでミーティングに参加してみて、その時に初めて分かったんだけど、
A君のお母さんは以前に、
「家の息子が他の子供達から虐められているので、どうにかしてくれ！」
という内容の苦情を、校長に何度も持ちかけていたそうなんです。
その時に校長がどのような対処をしたのかは分からないんだけど、
Ａ君のお母さんが息子からのＴＥＬで、いきなり切れたのではなくて、
それまでの怒りが積もり積もっての事だ、という事が分かったんです。
そこで、事の経過の真意を探ろうと、
A君のお母さんと先生と共に、話し合いになったのでした。
Ａ君のお母さんの様子はというと、
早々と席に着いていて、細くて長い足を組んでは、しきりに貧乏ゆすりをしていました。
「もう皆敵だ！」
といったような面持ちで、神経が張り詰めているのが見て取れました。
ところで、
このミーティングの前に、
各家庭で子供から話を聞いたり、
担任の先生が一人ずつ生徒を呼び出して、話を聞いたりもしました。
クラスメートの殆ど全員が、
「A君は些細な事で直ぐに泣いたり、母親に告げ口をするなどの
オーバーリアクト（大袈裟に反応する）をするから、
問題を起こしたくないので、次第に彼を避けるようになったのだ。」と訴えてました。
特に女の子達からは、 “女々しい”とのレッテルを貼られていて、
彼の評判は、それはもう酷いものでした。
それを聞いて私は、
人の子だけれども、その場で思わず頭を抱え込んでしまいそうになった。
それでは、どうしてこうなってしまったのか？
この事態を改善するには、Ａ君の家庭、学校、クラスメートの各家庭で、どうして行ったらいいのか？
等の話をする前に、
A君のお母さんは取り乱しながら、
「家の息子は絶対にそんな子（女々しい）ではない！」
「今まで、いつも明るく活発な子だったのに、
息子は何も悪くないのに、皆のせいでこんな事になってしまった！」
と泣き叫び、机にひれ伏してしまった。
隣に座っていた人に抱きかかえられると、
担任の教師に促されて興奮状態なので、取り合えず一時退席してもらった。
残った父兄と担任の教師と、
どうこの問題を解決して行ったら良いのかを話し合ったんだけど、
辛口の人が何人か居て、
「この母親が悪い！ 教育の仕方を間違えている。
彼女が子供の立場を悪くしているようなもので、それを彼女は気が付いていないし、
何を言っても聞く耳持たずと言った風だし、この先話し合ったって無理でしょう。」
という意見が出たりして、中々話し合いは前に進みませんでした。
そして、
今度は校長も交えて、５日後に話し合いをしようという事でその場はお開きになったんです。
すると、
Ａ君は翌日から、ずっと学校を欠席していました。
その間学校側と、一体どういう話し合いがなされたのか、詳しい事は分からないけど、
結局第２弾の話し合いの場を設ける事も、お流れになってしまい、
Ａ君は、あと１ヶ月半程で５年生の課程が終了するのを目前に、
“諸々の事情により、他の学校へ移動する。”
という名目で、退学してしまったんです。。。
学校が変わったって、何の解決もしないままでは又同じ事の繰り返し。。。
どうして彼女が耳をふさいで、背を向けて逃げてしまったのか、
とても残念でなりません。
何とも後味が悪い結果になっちゃって、
Ｎｉｃｏｌｅも、戸惑いが隠せない。。。と言った感じです。
＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊
話は変わって。。。。
去年の暮れに、Tiffany（キンダー）が学校から帰って来て、
思わずびっくり！
そして、
噴出しちゃった事があったんだけど、
先ずはこの画像をご覧下さい。。。。。
この画像を見て、何か気が付きましたか？
あのね、
Tiffanyの襟にね、
紙切れがホチキスで留められてるんですよ～～～。
何かと思って見てみると、学校からのお知らせ。。。。。
普段はクリアカラーのフォルダーにプリントや宿題を入れて、それを持って帰ってくるんだけど、
たまたまTiffany のフォルダーを、前日に学校へ持って行くのを忘れた為に、
自宅に置きっぱなしだったんですね。
それで先生のとった行動が、
これ。。。。。。。
幾ら失くされたら困るから。。。。。って言っても、
“犬のお使い”じゃないんだからさ～、
もうちょっと工夫してくれても良いと思いません？？？？（笑）
こんな事って、ちょっと日本じゃ考えられないよねー。
あ～笑っちゃう～～。
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