2011/07/20
カテゴリ： 感謝
「この一枚の絵に・・・」
台風６号の ものすごい勢力に
真夜中は どうなるんだろう
家中 ごとごと揺れて 眠れないかも～ と
かなり びびっていたけど
なんてことなく ぐっすり寝てて
朝 窓を開けて見たら 風もなく 雨もやんでて・・・ ほっ
１週間前 私をひと晩中 泣かせた 右足は
お蔭様で すっかり 良くなり
杖も 忘れて出るようになりました。
ありがとう～
引越し先を探すこと 家中片付けること 足が思うように動かないこと
一人で何もかも しなきゃいけない・・・
いろんなことをただただ 頭で 考えるばかりで
少しパニックになってました・・・ (^_^;)
友人から
「出展してるから 見に来て下さい。」 と
一枚の案内葉書を手渡され
思い切って・・・ 気分転換をしたくて 出かけました。
彼女は 10何年前には 私の教室に来ていたのですが、
ある日 突然
「すみません。ほかに習いたいことができたのでやめさせてください。」 と
以来 「マイク」 を 「絵筆」 に変え
勉強を重ね 経験を積み
めきめきそのセンスを発揮し
数々の審査にチャレンジして どんどん入賞を果たし
今では １号の大きさが １万円の値打ちがつくとか。。。。
絵が やっと10年経って ちょっと安心したので また 教室に入れて下さい と
今また 絵筆を持たないときには マイクを持っています。
そんな 彼女の絵を
美術館で見たとき
ほんとうに くぎづけになりました。
タイトルは 「生きる」 。。。。。。
人の目につかない 石の間で しっかり 生きている 「蜘蛛」が
嫌じゃない 存在感で 描かれていました。
「蜘蛛」は 好きじゃないし どっちかと言うと
実際 見たら 目をそむけるかも知れないのに
彼女の絵には 惹きつける何かがありました。
東北の震災のあと
元気出して欲しい という思いで描いたのよ～ って 笑って言いました。
私も、いままでにないくらいの 人生の節目
やらなきゃいけないこと いっぱい
まだまだ 老けこんじゃだめじゃーーー と 試練がやって来たんだ
私なんかより
しんどい思い つらい生活を強いられてる人々が いっぱい居られるんだもの
足を早く治して
ひねって体重を 変に 脚に かけないように
そうそう 体重も 必ず減らして
頑張らなくっちゃーーーー
ちなみに
彼女が言ってた一言ですが
「この蜘蛛の糸は 後から色づけしたんじゃなくて 白を残してあるんですよ～。」
ですって。。。。。
蜘蛛の巣の色を残しながら 周りに色を描いていく
それって
やっぱり
すごい。。。。 すごいんですよね。。。。
「蜘蛛」を 少し アップしてみました
どうですか・・・・・ ??
写真 撮っていい～?
ブログにも載せていい～ ??? そう聞くと
彼女は 笑いながら
「ええ、先生 もちろんっっ 良いですよ～ 」 (*^-^)
他の絵は 爽やかな風を感じるような 素敵な風景でした。
彼女の絵は どれもみな素敵でしたが
この 「 生きる 」 は 今の私の背中を叩いてくれました。
( ありがとう～ のりちゃん。 ふふ のりちゃん画伯かな～ )
お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
[感謝] カテゴリの最新記事
【毎日開催】
15記事にいいね！で1ポイント
PR
mimiチャコ
いつになれば言いたいことを伝えられるのだろう 「言葉」って、たくさん、たくさん、あるけれど 足りないよ…ね。
Comments
© Rakuten Group, Inc.
