デジカメ選考委員会解散後の動向など


特に欲しいものはありましぇん。

デジカメ選考委員会は正しい選択でした。
もうめったな事ではキスデジの活躍の場がないほどです。
(実は汗かきなので夏場は一眼レフを首からぶら下げる気がしないだけ)

まあともかくケータイよりも小さい(わたしのいまのケータイがデカイので)
デジカメは、いつでもどこでも所有できて
久々に元をとった買い物です。

ということで欲しいデジカメはないんです。
物欲もなく、落ち着いて静かにしていました。

しかしながら世の中には、これはどうだ!(笑)と
紹介してくれる親切な友人が多く
今日も書くテーマがないなあ・・ブツログ
と思っていたら先頃、41万円の自転車フレームを発注した
わたしの物欲仲間(笑)では最上位に位置するがくさんが、
R-D1を・・・(まあ彼が欲しいのかもしれません)

ちなみにがくさんはハーレーの友人ではありますが、アルファロメオにも
乗っています。他にもいろいろ火付きがいいというか、物欲に関しては
炎上しやすい方です。

では本題に入りましょう。(笑)

わたしはこのカメラを発見したのは半年ほど前に銀座のレモン社の
ライカコーナーに立ち寄った時にエレベーターの横に予告広告で
貼ってありました。

たしかにはじめて見たときは「おお!」と思いました。
一番ライカユーザーの多くが反応する点は、
共通のレンズが使える!。
ということ。

彼らの脳裏には撮影旅行に出かけるバッグの中に
ライカボディ。そしてもう一台をこのR-D1を忍ばせておく・・・
というシーンを想像したでしょう。(まあ私も想像したのですが)

こんなカメラを構想だけでなく
実際に製品化してしまったエプソンの熱意の着眼点は
高く評価すべきだと思います。

実際にもそこそこ売れるのではないでしょうか。
とにかく素晴らしいと思います。

以上が第一印象。
および好印象な点。

では実際には私の物欲リストに掲載されもしない理由を
順にのべてゆきます。

【1】デザインがイマイチ。
やはりライカM型ボディのバランスやカタチ、そして仕上げや質感を知っている
ユーザーには、雲泥の差を感じてしまいます。これは戦う土俵が違いすぎるので
かわいそうではあるのですが。

【2】価格が高すぎる。わたしが普段愛用しているキャノンIXYデジタルLが、
楽天で24800円で買える時代に、いくらライカレンズを使えるからといっても
やはり高すぎる価格です。ライカボディやレンズをザクザクと所有して、
ノクチルックスを銀座のカメラ屋あたりで、おれのノクチがあな!と自慢話を
する金持ちじじいならなんともない価格でしょうけど、24800円のデジカメを
買うのですらあーとかこうとか吟味・検証・認可(笑)という長い道のりで購入する
貧乏サラリーマン(あ、あたしの事ですね)にはとても高すぎるのであります。

 1ヶ月ほど前にアルファロメオのオフ会でお会いしたライカ使いの某氏が
以前どこかで耳にした話との事ですが、
「男は、欲しくなると高くても買う。たとえば欲しいと思えば相場の価格よりも倍しても買い、
女は、欲しくなくても相場の半額なら買う。という特長がある。」
という話を彼から聞きました。

まあ男と女の特性はおいておいて、このカメラの場合も本来であれば価格はあまり
影響ないんです。たとえばライカM4のボディがそっくりそのままデジカメボディならば
この価格でも買ったかもしれません。背面に液晶があり、内部のCCDユニットがユニットとして
進化できる構造になっていればさらにゆうことなしです。書いていてまじでこんなのあれば
欲しくなってきました(笑)

【3】過渡期のデジカメとしての運命
初期のAF一眼レフがそうだったようにまだまだデジカメも進化の過渡期。
一方ですでに基本は完成しそのシンプルさ故に21世紀の今でもカメラとして存在価値の
あるM3などと比べるとその価格の割に買うに至らない。というか・・

まあ早い話が、貧乏人のわたしには、欲しくないこともないけれどこんだけの価格を
出してまでは欲しくないちゅいーか先にM3とかでしょ。
ということでやはりこのカメラはライカ系レンズを複数所有している人向きかもね。

【一番きになる点】
べつに買うわけじゃないんだからおおきなお世話なんだろうけど
どうしてシャッター巻き上げレバーがついているんだろうね。(笑)
カタログには撮影のリズムうんぬんが書いてあるけど持った瞬間からライカとは
違うだろうにね。バランスとか。
ライカってやっぱりファインダーとか全体の比重とかバランスとか実際に使ってみないと
到底わからないなにかが潜んでいるんで、どうなんだろうね。こういうの。

なんかいやなんだよね。水冷エンジンなのに空冷ぽいフィンがあるデザインとかが。
安心感とか記号性を持たせたとか、伝統継承だとかリズム感とか、
口が達者なデザイナーや企画マンはうまい
具合になんとでもプレゼするだろうけど、生理的にいや!ってかんじいい(笑)

あ!まあこのレバーに関してはそれほどいやなわけではないけどギモン。

アルファロメオの147も昔のアルファロメオのイメージを取り入れつつも
全く新しいカタチ。
どうせならこのR-D1も、オッ!と世界のライカユーザーに衝撃を与える
デザインを追求して欲しかったねえ。
と事情を知らないのんきなカメラ好きおじさんは(わたしですが)思うわけであります。

まあビジネス的にはこういうカタチで落ち着かざるを得なかったのかもね。




EPSON レンジファインダーデジタルカメラ R-D1


EPSON レンジファインダーデジタルカメラ R-D1






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