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ヤクルト・宮本「感謝しながらやりたい」

巨人・滝鼻卓雄オーナー

「報告は聞いた。いずれにしろ、あさってのオーナー会議で全部言いますから」

巨人・内海哲也選手会長

「シーズンを通して、被災地への思いを胸にプレーしたい。開幕日がはっきり決まったので、しっかりとコンディションを整え、そこに向かっていく」

巨人・原辰徳監督

「今回の決定に至るまでに尽力いただいた方々に感謝する。開幕の日程が正式に決まり、目標も明確になった。ファンのみなさまを喜ばせるため、戦いに向かっていく」

中日・森野将彦選手会長

「オーナー会議で正式に決まってくれるといい。ことしは特別な１年。過密日程や移動の混乱などは、ある程度仕方ない。球団が妥協してくれたわけだから、選手も協力していかないと」

中日・西脇紀人球団代表

中日・和田一浩選手

「セ・パ両リーグで足並みをそろえようというのが球界の流れ。個人的には落ち着くところに落ち着いたと思う」

中日・谷繁元信選手

「最終的にこういう形になってよかった。あとは僕らが１年間しっかり戦えるように頑張るだけ」

中日・岩瀬仁紀選手

「ころころ日程が変わったという印象。日程的には一番きつい終盤が、さらにきつくなるという思いはある」

阪神・沼沢正二球団本部長

「１球団ずつ意見を出して、６球団の考えが一致した。５月以降の日程は１２球団が協議してやっていく。新井選手会長の意見も聞いている。協力しあいながら日程をつくっていこうということ」

阪神・真弓明信監督

「（開幕が４月１２日に決まったことに）そこに合わせてやる。（今後の調整については）開幕１試合で終わるわけじゃない。ほかの球団とも話して、練習試合をしていくんじゃないか」

ヤクルト・小川淳司監督

ヤクルト・石川雅規選手会長

「野球ができる感謝の気持ちを忘れないで、シーズンを戦っていきたい。１２球団あってのプロ野球。同時開幕できるのはうれしい」

ヤクルト・宮本慎也選手（前プロ野球選手会長）

「いろいろな経緯があったけれど、プロ野球界が一体となって頑張っていきたい。僕らはいいプレーを見せるだけ。野球をやらせていただけることに感謝しながらやりたい」

広島・鈴木清明球団本部長

広島・野村謙二郎監督

「体調を整えるのはとても難しい。決まったからにはそこに向かっていく。どこも一緒」

横浜・笹川博史取締役

「選手会の思いを聞き入れるなら（４月）１２日開幕しかありえず、大前提はセ、パ同時開幕だった。気になるのは夏場の電力事情。試合時間の変更がありうるということで、日程を組まないといけないだろう」

パ各球団は決断を評価　楽天は感謝の言葉

　二転三転の末に１２球団の足並みがそろい、パ・リーグからはセの決断を評価する声が上がった。

　パの理事長を務める楽天の井上オーナー代行は「（セが）英断を下され、１２球団一致して野球に取り組むことができる」と歓迎した。東日本大震災の被災地を本拠とするだけに「東北地方を元気づけるという意味で、いろんなことを配慮していただいた」と各球団への感謝を述べた。

　ソフトバンクの高田取締役は「野球界にとっていいこと」と話し、オリックスの村山球団本部長は「非常に重い決断をしてもらって、１２球団で日程調整ができる」。日程の組み替えなどまだクリアすべき問題は多いが、大きな山は越えた。（共同）

オリ・岡田監督、決断に「当然よ。常識よ」

ソフトバンク・川崎宗則選手会長

「ほっとしてます。１２球団一緒に野球ができるということで、モチベーションが上がります。セ・リーグの関係者の方もいい決断をしてくれたと思います」

ソフトバンク・王貞治球団会長

「選手たちも気持ちを整理して、４月１２日に向けて集中できるんじゃないか。プロ野球界が結束して、明るいニュースを出して日本が元気になるよう少しでも役立ってほしい」

ソフトバンク・秋山幸二監督

「交流戦もあるから（同じルールで）良かった。（開幕に）向かってやっていくしかない」

ソフトバンク・高田浩一郎取締役

「（同時開幕は）野球界にとっていいこと。（ヤフードームでの他球団の主催試合については）セ、パ含め柔軟に考えていく」

西武・渡辺久信監督

「良かった。選手会も求めていたし、選手もモチベーションを高く持ってプレーできる」

ロッテ・サブロー選手会長

「１２球団の足並みがそろったことは良かったし、うれしい。一致団結して、被災者の方に勇気を与え、そしてプロ野球ファンの方に喜んでもらえるようなプレー、行動をしていきたい」

ロッテ・石川晃球団運営本部長

「」（セ・リーグから球場使用の要請があった場合）協力し合う。私たちもどこでお世話になるか分からない

日本ハム・島田利正球団代表

「節電や電力の問題など１２球団でどうするのか、大きな問題も残っている。開幕が一緒になっただけでは解決になっていない」

日本ハム・梨田昌孝監督

「これからはできる限り足並みをそろえ、プロ野球全体が一つになってやっていければいい。一緒にやるべきだと思う」

日本ハム・大社啓二オーナー

「選手会に限らず、社会がプロ野球に期待していたので、そこに落ち着いて良かった。賢明な判断をされたと思う」

日本ハム・田中賢介選手会長

「１２球団の足並みがそろい、プロ野球全体として同時に開幕できることは素直にうれしく思う。選手やファンの思いが通じて良かった」

オリックス・村山良雄球団本部長

「セとしても悩まれたと思うが、非常に重い決断をしてもらった。１２球団で日程調整ができるので、いい試合をして野球の素晴らしさを見せたい」

オリックス・岡田彰布監督

「当然よ。常識よ。ボールも統一球になって審判も一緒になってセ・パが全部一緒になってんのに。開幕だけ違うっていうのはな。良かったんちゃう」

楽天・星野仙一監督

「何の違和感もない。選手会が一番、ほっとしたと思う。（選手会長の）新井も、楽にヒットが出るようになるやろ。（延長戦の試合方法がパと同じになり）ルールは同じ方がいい」

井上智治・パ・リーグ理事長（楽天オーナー代行）

「セ・リーグのみなさんは球場事情が厳しい中でも英断を下された。東北地方を元気づける意味でいろんなことを配慮していただいた。選手会にも感謝している」

文科相、セ開幕４月１２日に延期「評価」

　東日本大震災でプロ野球セ・リーグのシーズン開幕が４月１２日に延期になったことについて、高木義明文部科学相は２４日、「評価をする」と述べ、記者団に対して歓迎の意向を示した。

　ナイターは４月中、行われない見通しだが、ドームの試合はデーゲームでも空調や照明が必要となるため、高木文科相は「節電に十分配慮してほしい」と述べた。

　プロ野球は、震災を受けてパ・リーグが４月１２日に延期を決定したが、セ・リーグは当初、３月２５日の予定通り開催を方針を示したため、文科省側が延期を求めるなどしていた。

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